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冨士御室浅間神社

今回は『冨士御室浅間神社』へ参拝してきました。

冨士御室浅間神社は山梨県南都留郡富士河口湖町に鎮座されます神社です。

何度も訪れた事のある神社でしたが、今回は今までで1番しっかり参拝で来たと思います。お恥ずかしながら今までがルーズだったのだと思います。

ほとんどの参拝者がバス停『冨士室浅間神社』か専用の駐車場から鳥居をくぐるのだと思いますが『御室大社』の大きな鳥居は西鳥居なんだそうです。『武田信玄公祈願所』と大きく書かれています。

冨士御室浅間神社の本宮は富士山最古の社。699年に藤原義忠公が霊山富士2合目へ奉斉されたそうです。958年には村上天皇により利便のため河口湖の南岸に里宮が創建されました。そして1973年に本宮本殿が富士山2合目から里宮に移築されました。

御祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)で、別称は浅間大神(あさまのおおかみ)として富士山の御祭神ですね。

何度も訪れているにもかかわらず今回初めて『順路』に気付きました。西鳥居から入ってすぐ奥に本宮が見えるのですが、順路を辿って『里宮社』の鳥居をくぐります。

境内案内図を見て、ここ大鳥居からが表参道なんだと気持ちも新たに進みます。

青空も見え天気に恵まれたおかげで、表参道がとても綺麗で感激しました。

雲が多く富士山こそ見えませんでしたが、とても清々しく気持ちよく歩いていきます。

景色の素晴らしさに見惚れてそのまままっすぐ表参道を歩いてしまいましたが、境内案内図によると表参道の両側には『山神社1』『山神社2』『八坂神社』の記載が。

次回また参拝に訪れた時には、しっかりとご挨拶させていただこうと思います。

表参道をまっすぐ進むと随神門です。随神門をくぐると里宮社で、本宮本殿は随神門をくぐらず左側に鎮座されます。本宮本殿は里宮社とは逆向きなんですね。

里宮社の奥には河口湖があり里宮社へのお参りは北を向いています。そして本宮本殿は南を向いてお参りします。南には富士山が見えるはずなんですね。

随神門をくぐると立派な里宮社に感動しました。しかし参拝者に気を使い、いったん随神門を戻りました。

本宮本殿の左側に向かうと『神使の撫牛』がありました。

自身の身体の悪いところを撫でてから『神使の撫牛』の同じ所を撫でると、病を治してくれると言われているそうです。

『神使の撫牛』はみんな撫でているのでしょうね。ツヤツヤでした。

そして本宮本殿の右側には『神威八紘漲』と記された馬の像と『奉祈請馬頭観世音菩薩』と刻まれた石碑がありました。

馬頭観音は仏教の観音菩薩ですね。

そして本宮本殿へお参りしました。無事にここへ来れました事に感謝を伝えました。

本宮本殿の奥のその先には富士山があるのですね。

本宮本殿は1973年に富士山2合目から里宮に移築されましたが、富士山2合目の冨士御室浅間神社奥宮にもいつか参拝に訪れたいです。

そして改めて随神門をくぐって里宮社へ。

手水舎で手を清めます。

順番的には里宮社が先だったのかもしれませんね。

里宮社へお参りできました。無事にここへ来れました事の感謝を伝えました。

お参りが終わり随神門を出て社務所の方へ向かうと『百福の龍宝珠』がありました。

サイズも大きくて大迫力。縁起のいい見事な造形に強いパワーを得られそうな感じです。

冨士御室浅間神社のすぐ西側には『シッコゴ公園』があります。河口湖に面して芝がとても綺麗な公園でした。

湖畔をのんびり散歩する人や釣りをする人など、楽しみ方それぞれでとても気持ちのいい公園でした。このシッコゴ公園からも富士山が見えるそうですが今回は残念でした。

雲が暑く富士山こそ見れませんでしたが、とても気持ちよく参拝できました。過去に何度も訪れた事があったのですが、これまでとは全く違った趣を感じられました。

仕事や家庭で忙しくなって10年くらいは来れていませんでした。富士山の世界遺産登録前だったかも。

お恥ずかしいですが今回初めて『順路』の案内に気付けたおかげで表参道を歩く事ができました。

今度参拝に訪れる時は富士山が見れるといいな。また感謝の気持ちを伝える為にお礼に参ります。

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