熊野那智大社へ
8月24日朝6時起床。
前日から雨の予報であったが朝から日が差しており雨が降る気配はなかった。雨が降らないのなら潮岬まで早起きしていけばよかったと思いながら熊野那智大社へのルートを確認していると女将さんから朝食の用意ができたと連絡があったので食堂へ移動し朝食を摂った。朝食もボリューム満点で食べ応えもあり美味しかった。
朝から満腹で幸福感に浸りながら出発の準備を整える。
7:30頃チェックアウト、荷物の積込を終え7:50宿を出発した。
熊野那智大社までは10㎞程度、時間にして15分程度で到着。道中は市街地から那智川沿いに山道を登っていくと迷うことなく進むことが出来た。道中熊野古道の大門坂入口を通り更に上っていくと右手に那智の大滝が見えてくる。滝から大量の水が落ちる音はバイクのヘルメット越しでも聞こえるくらいに大きく、また山間から覗く巨大な滝はとても迫力があって胸が躍った。
那智山観光センターに無料の駐車場がありそこへバイクを駐車し表参道を熊野那智大社を目指し昇る。鳥居を二つ潜りお社に辿り着く。道中は結構な階段で大門坂から表参道を昇りお社へ向かう場合はおそらく汗だくになるだろうなと思った。
那智大社ではお清めの護摩木があり、せっかくなので一つ購入し焚き上げた。その後お社で参拝後、御守を購入。近くにあったおみくじもついでに引いてみた。引いた後に気付いたのだがここには「日本一のジャンボおみくじ」があり引くならこっちにすればよかった・・・と後悔したがここでは一般的なおみくじを引くに留めた。
その後は那智山青岸渡寺、三重塔と周り飛瀧神社へと向かった。三重塔では、いろんな旅雑誌で見かける那智の滝と三重塔が並んだ構図を写真ではなく生で見れたのがとても感動的であった。
飛瀧神社は大きな鳥居の先に那智の滝を望む形になっており、本殿はなく那智の滝自体がご神体となっているらしい。バイクで昇っていく道中で見た巨大な滝を間近に見ることになるのだが、これがまたとてつもなく大きな滝で下から見上げると凄まじい落差で凄まじい水量の水が落下してくる様を見呆気にとられていた。しばらく眺めた後ここにも「日本一のおみくじ」が置いてあった。ちなみに滝の長さ133mにかけておみくじの長さは133㎝あるらしい。ここは引いておくべきだと思い担いで振って引いてみた。持ってみるとずっしりと重く振り応えがあり楽しかった。
那智の滝は飛瀧神社の奥へつながる道を有料で進むことができる。せっかく来たならもっと間近で見たいと思い宮司さんに料金を支払い奥へと進む。進んだ先に延命長寿の水を杯を購入して飲めるようになっていたがここは通り過ぎて先の展望台まで直行する。鳥居の前でも巨大と思えた滝がさらに大きく見え、水飛沫が涼しくとても気持ちがいい場所であった。しばらく写真を撮ったり景観を楽しんだあとその場を後にし那智山観光センターへ戻る。道中売店で「那智黒」と記載された黒飴が販売されており、以前お土産には那智の黒飴がいいと聞いたこともあったのでここで一つ実家へのお土産に購入した。
合計1時間程度滞在し次の目的地、那智速玉大社を目指す。