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今の自分 これからのじぶん
放送の世界に入って、まもなく30年を迎えようとしています。
そのほとんどが、地方局の報道現場で過ごしてきました。
「話す」「伝える」を第一に考え、放送局を渡り歩いてきましたが、
40代半ばからは、年齢の壁が立ちはだかりました。
会社の意向で「管理」する側にまわるようになりました。
それでも、しばらくは、プレイングマネージャー的な働き方ができた。
しかし、50代になったとき、会社からこう言われました。
「記者への配属はもう無理。管理者として働いてほしい」
会社という組織に属している以上、当然のことかも知れないが、
現場には立てなくなったのです。
デスクやプロデュース、労務管理の仕事でないとダメ。
会社の中で軟禁状態(笑)。しかも、東京の局ともなると機械の歯車みたいな動きに・・・。
自分で発信する側に立てない日々が、なんともつまらなくなりました。
生涯、一発信者・表現者としての想いは日に日に強くなるばかりのいまを過ごしています。
そこで、なんとか、少しでも現場的な仕事をしたいと思い立ち、SNSで、少しずつですが、記事を書くようになりました。
取材して、書くことが、なんて楽しいことか・・・。
まだまだ、現役でいたい。
これから、仕事をどう展開していこうか、今まさに模索中です。