
シンガポールで美味しかった、現地でしか食べられないもの
初めてシンガポールに行き、とにかく第一印象は”きれい”
ごみが落ちていないというのも比喩ではなく、初めての東南アジア旅行にピッタリなのだと合点がいきました。
さて、今回の旅の最大の目的はJAL国際線ファーストクラスに乗ることでした。なのでシンガポール到着時点で目的はほぼ達成してしまっていたので、あとは町ブラし、ちょこちょこ食べ物をつまもうかなぁということくらいしか予定がありませんでした。
お金も節約したかったことから、無料のサービスを最大限活用しようと考え、まずはシンガポール到着(夕方)前に機内食でお腹いっぱいにして降機。そのまま夜の観光に行き、お腹がすいたのはカジノで遊んでいた深夜2時。時間がもったいないので無料のドリンクを飲みながら朝まで遊び、早朝マリーナベイサンズの近く24時間やっているというラウパサホーカーセンターへ行きました。

しかし早朝過ぎて、空いている店が少なく、ここかなと思って行った店は「朝だからこれしかないけどいい?」と言われて出ていたのがこれ。

これで500円くらいでした。お安いし、お腹いっぱい。
お昼過ぎにはチャンギ国際空港に行くつもりだったので、今回はこれが唯一の飲食と思っていましたが、チャイナタウンを歩いているとすごく長い行列が。

聞いてみるとここは有名な干肉(バクワ)屋の林志源さんとのこと。
通りかかったのが8:15ころで9:00の開店まで並んでみることに。


注文したのは「SIGNATURE SLICED PORK(招牌肉乾)」
立ち食いがダメなシンガポール。空港まで持って行って食べましたが、すごくおいしい!(写真を撮り忘れてしまいました。)
しかしこれは肉加工品。自分のつたない知識でも日本に持ち帰れないことがわかっていました。なので食べるしかありません。けどあまりにもおいしくて、あっという間に食べてしまいました。


空港内で同じような干し肉を売っていたのですが、試食させていただくと味の違いを感じ、長蛇の列ができていたことが理解できました。

銀座にも支店があるようです。
とにかく、シンガポールの皆さんが並んででも食べたいのがよくわかりました。返す返すも残念だったのは「日本国内に持って来れない」ことでした。
なので、一応羽田に着いてから荷物が出てくるまで時間を使い、検疫に行き、どんな工夫をすれば持ち帰れますか?係りの方にと聞いたらたった一言「無理」とのこと。
現地でお腹いっぱい食べてきたんですと言ったらそれが正解ですと力強く言われました。やっぱりね。
もしシンガポールまた行くことがあればもう一度並び、絶対に食べに行きたいと思いました。ネット注文でなんでも揃う時代かもしれませんが、こういう”そこでしか”があると旅をする価値を改めて感じました。