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A Stats in "Spring Season"

2024春シーズンに入って
すでに2ヶ月を越えようとしていますが
筆者もなかなか更新が進みません。
その間
大阪大学アメリカンフットボール部
TRIDENTSは春シーズン2度目の公式戦を終えています。今回も筆者はMKタクシーフィールドエキスポへ応援に行きました。

春シーズンDiv1初戦VS桃山学院大学

5/25(土)11:30Kick Off
大阪大学は昨年2023Div2秋シーズンにVS桃山学院大学6-3で惜敗し、その対戦で全勝を逃しました。詳しくはまた”Road to”シリーズでお伝えしたいと思います。

前年度接戦を演じたその立ち上がりは、
両チームともに幾分か緊張感が漂いましたが、第2クォーターに入り各々ロングゲインが出はじめ、まずは桃山学院大がFGで先制。 今度は大阪大学がTDパスで逆転し、更にハーフタイム直前にFGを加えて前半は大阪大学が10-3でリードします。
後半レシーブの大阪大学最初のシリーズ、堅実なランで着実にゲインを重ねさらにパスでTD。バランス良い攻撃で流れは大阪大学かと思われましたが、桃山学院大学はスピードを生かしたオフェンスでテンポ良く同点にすると、更にパスで3連続TD。攻撃の応酬の様相を呈したその後、大阪大学ディフェンス、インターセプトで再度流れを取り戻し、第4クォーターでは2TDランによって
ファイナルスコア31-24で勝利しました。

と、
このブログ、現在UPを怠っていても筆者があらかた試合を書き記すことができるのは
スタッツ※と呼ばれる、アメフトの記録を追ったことによります。
スタッツはDiv1では公式に記録され、関西学生アメフト公式サイトにもUPされます。
Div2リーグ戦では記録されないため
昨年度大阪大学のスタッツは見られませんでした。

スタッツで注目の、ある「差」。


今回はこのスタッツを追いたいと思います。

スタッツの項目は大きく分けると2項目、
詳しい部分では、それぞれ、2項目、
、また13項目はナンバリングされています。
ある項目に注目したいと思います。

今回のスタッツは
関西学生アメリカンフットボール連盟Facebookからご覧いただけます(右下のテキスト)です。
または下記のリンクで5/25の
VS桃山学院大学の青文字のスコアにタッチしてごらんください。

9番目の項目反則(回数・損失ヤード)をみたいと思います。

反則は、大阪大学が2回10ヤード損失
桃山学院大5回45ヤード損失となっています。損失の差は35ヤードです。
ファーストダウン更新の10ヤードを狙って
相手陣内へ進んで行くアメフトというスポーツで
やはりここでは35ヤードのについてさらに見てみます。

大阪大学は2回の5ヤードずつの損失
桃山学院大は5回で15ヤード損失が2回
5ヤード損失が3回です。
桃山学院大の15ヤード損失は
前半はオフェンス(パーソナルファウル)
後半はディフェンス(アンスポーツマンライクコンダクト)において起きています。
この2回は試合に何らかの影響を及ぼしたのではないでしょうか。
試合結果は31-24で1TD差で大阪大学が勝利し、獲得ヤードなどのスタッツを見ると
おおよそオフェンスの応酬戦を制したと言えるのではないかと思われます。
その上で
さらに反則が2回損失10ヤードと少ない点も勝利の要因として上げることができるのではないかと思われます。

今回の春シーズンの試合、昨シーズン惜敗を喫した対戦校に勝利されました。
おめでとうございます。

フェアプレイ精神とスポーツマンシップ

観戦後スタッツを読んだ場合と
筆者には観戦だけの場合とは
何かが違って感じられました。
この試合でも部員のみなさんは
何らかの手ごたえをさまざま
お感じなのではないでしょうか。
筆者はその手ごたえのうちの一つを
スタンド&スタッツからの視点として
TRIDENTSの部員のみなさんの

フェアプレイ精神
スポーツマンシップ

なのではないかと思いました。

数年前アメフトはその点で大変な厳しい状況に置かれたことは筆者の記憶にあります。

今回の試合で、TRIDENTSが
フェアプレイを貫きルールを遵守し
勝利されたことは
Div2とは景色が違うそのDiv1という舞台では
なんらかの大切な手ごたえだったのではないかと思われます。

春シーズンの勝利は
チームの課題を見いだすことも大変重要だと考えられます。
TRIDENTSの部員のみなさんは
もうすでに手ごたえと同時に
その課題もおひとりおひとり
それぞれ見出されているだろうと筆者には感じられます。

おひとりおひとりの目指すところ、そして
まずお身体を大切にして
日々楽しんで過ごされて
チームの目標に進まれることを
願ってやみません。

TRIDENTS応援しています。


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