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Road to Div1. カウントダウンが終わるまで ④

観客席スタンドから見た
ゲームクロックが00:00を示すまで
プレーし続けたキセキとTRIDENTSのタタカイの様子は2023Div2公式戦より以前に
はじまっていました。
2023春シーズン
チームのみなさんのご記憶はいかがでしたでしょうか?


注目はまたしても。


Road  to ...③に記したように昇格のチャンス入替戦にあと一歩で届きそうになった翌年2023春シーズン、
部員のみなさんは
本当にやってやろうと気持ちを新たにされたのではないかと思われます。
応援する筆者としても否が応でも、熱が入ります。
筆者としては、Div2他7校について想定をします。前年度2022の試合のさまざまな瞬間を思い起こし、その印象から勝手な想像をします。

やはり注目したのが、
以前Another Story of...でご紹介した
大阪公立大のQB#8でした。

2年連続春シーズン公式戦での対戦です。
秋シーズンで接戦を演じ、同率2位抽選会から入替戦へコマを進めた立役者とも言えるスタープレイヤーをどう攻略するかは筆者の大きな関心でした。


VS大阪公立大学
ゲームクロック00:11


試合を振り返ってみます。
2022秋シーズン接戦を演じた両チーム立ち上がりでは固く見受けられ得点にはいたらず
1Qの終盤に大阪公立大学QB#8のTDパス。
そこからは両チーム、逆転また逆転のシーソーゲームとなりました、
春シーズンはやはり、両校とも手探りでなかなか、特長を出せず、ハーフタイムを挟んで後半は双方とも1TD。
第4Qをむかえ最終Q半ば大阪大学がミドルパスからのTDで3回目の逆転を果たし23-20、その直後の大阪公立大学のシリーズ、ゴール直前まで2連続パスで迫られ、あっさりと1分前後でTDラン、同じく3回目の逆転。
大阪大学リターンのシリーズは、残された時間を生かせず、
敵陣23ヤードの最終シリーズでゲームクロック00:11にインターセプトを喫し23-27で惜敗しました。


カウントダウンが終わるまで

スタンドで筆者は
春シーズンということもあり、その大阪公立大学#8のQBの上手さはやはり感じたものの、昨シーズンからあまり進化がないように感じられました。但し、QB単独の個人の能力はやはり高く、パスプロテクションが崩れた後、彼の演出による得点シーンが多かった印象がありました。

一方、大阪大学、
昨シーズンも春秋のシーズン中の加速した進化を見たせいもあってか、
リーグ戦で、VS大阪公立大学ではQBを攻略できれば、また、昨年のように可能性が見出せそうだと感じていました。

その後
トライデンツのプレイヤー陣と直接話す機会があり大阪公立大学戦について質問をしたことがありました、筆者はやはり大阪公立大学#8に関して率直に尋ねてみたところ
ディフェンスプレイヤーの幾人かから
秋のリーグ戦への手ごたえがありそうな言葉が戻ってきました。
たとえ相手がフィールドの3次元を巧みに活かすスターQB#8であっても
何か秘策がめばえはじめていたのかもしれません。
筆者の印象も確かめられたような気がしました。

また
筆者は今回振り返ってはじめて
すでにこの時点で大阪大学トライデンツの今後を左右するテーマが現れていたことを知りました。
試合が終盤に入って勝敗が決まってしまった時点のゲームクロックは00:11と表示されていました。
00:11表示から筆者が感じたことを申し上げますと

残された時間が秒単位であっても、
カウントダウンが終わるまで
可能性を見いだすことに集中していけるかどうかが大切なのではないかということです。

2023年度からはチームも新しい体制が始まり部員のみなさんと近い世代の監督が就かれました。
そうした変化に促されたようには見えず、変化をさきどりし、お一人お一人がおのずから
しなやかにひそかに変貌することが
実は大阪大学トライデンツの特長なのかもしれません。

TRIDENTS応援しています。

Road to Div1.          
カウントダウンが終わるまで ⑤に続く


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