映画バビロン
最近、上映時間が3時間超えの映画が多い。
冬場は外気温と映画館の室温格差や早々と暖を取るために購入したホットコーヒーの利尿作用も加味されて(おしっこの話に味を入れると昔、一世を風靡した飲尿療法の事が頭をよぎる)
常に膀胱との話し合い、せめぎ合い、兼ね合いで「絶対に負けられない戦い」が続く。
「ブラックパンサー ワカンダフォーエバー」も「アバター ウェイオブウォーター」も3時間超えていたし「RRR」もほぼ3時間だった。
こうなるとインド映画名物のエンドロールのダンスシーンも楽しかったけど内心は、スマホでサブスク観る時みたいに1.25倍速とかにして欲しいなあと思ったりもした。
この「バビロン」もゴリゴリの3時間コース。
舞台は1920年代のハリウッド。サイレントからトーキーへと映画の歴史が大きく動いた黎明期を描いた作品。
「ラ・ラ・ランド」で大成功をおさめたデイミアン・チャゼル監督が構想から15年の歳月をかけて作られた壮大なスケールで描かれる、
ゴージャスでクレイジーでアンビリバボーだけど史実に基づいているエンターテインメント
主演はブラッドピットとマーゴットロビー。
ブラピは1960年代のハリウッドを描いた「ワンスアポンアタイムインハリウッド」でも好演していた。もうブラピこそが「Mr.ハリウッド」ハリウッドの生き字引みたいな事なのかな?それぐらい今作でもサイレント映画時代の大物俳優ジャックを威厳たっぷりに演じていた。
ハリウッドドリームを掴むために奔放に振る舞いスター街道をばく進するマニー役がマーゴットロビー。
ツインテールでバット振り回して暴れまくったスーサイドスクワット以来、本当にいろんな映画で見るけど今作も彼女のキャラにピッタリでビックリ。
お馴染みの最高の音楽も随所にあってこれぞチャゼル監督という作品
アカデミー賞にも作曲、衣装デザイン、美術の各賞にノミネートされている
映画「バビロン」は現在絶賛公開中。
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