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心に残るしこり、なぜ人と関わることが怖いのか

こんにちは。皆さんは過去にあった出来事でいつまでも心にしこりとして残っているモヤモヤはありますか?

私には一つ社会に出るにあたって致命的とも言えるしこりが今もまだ心に残っています。それは「自分は人に好かれる人間ではない」という思い込みです。正直、現在仲良くしてくれている友達もいますし、自分を知る人に印象を聞いてみるとそこまでひどいことは言われないので事実とは違うのかもしれません。

ただ、小学生高学年の頃にクラスの女の子たちが自分の悪口を言っていたのを聞いてからは、ずっと心に「自分は人に好かれることはないんだ」という根拠のないネガティブな思いが残っています。悪口を言っていた女の子たちはどんな思い出それを口にしていたのかはわかりませんが、言葉というものはここまで人に影響を与えるのかと今でも驚いています。

私は漠然と、「人と関わることは怖いことだ」と思って成長してしまいましたが、根底に何があったか考えてみるとこの体験をいつも思い出します。私は昔から一人遊びが好きで、友達と積極的にグループになって遊んでいるというタイプではありませんでしたが、はぶられているわけでもなくそれなりに良好な関係であったと思っていました。そのため、自分への悪口が聞こえた時はとてもショックを受けました。

ですが、最近「嫌われる勇気」などを読み、人に嫌われることがあるのは当然のことであり、万人に好かれることは困難であるということがやっと実感できてきたように思います。あれはたまたま自分とは気が合わない人たちだったんだと思えるようになり、自分を嫌いだと思う感情もいくらか薄らいできたように思います。

自分が受けたショックを覚えているので、最近は意識して人を悪く言うことよりも人を褒めることを口に出そうと努力しています。万人に好かれなくてもせめて自分だけでも自分のことを好きになり、そしてたとえ自分に見返りはなくとも人に優しく接することができる人になりたいと思う今日この頃です。

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