白銀の世界

朝 寒くて ふと目が覚めた。
震えながら 窓の外を見ると
そこには辺り一面 白銀〈はくぎん〉の世界。
ハァーと吐く息が今にも凍りそう。
外を歩く音がギュ、ギュっと鳴く。
まるで 今の自分の心が泣いてるみたい‥
キラキラ輝く君という太陽は眩しく
とても 温かい。
もっと 触れてたい‥
けれど‥私のこの気持ちは
ひっそりと 白銀の世界に
隠して‥おきたい‥

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