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【エメラルド】無課金バトルフロンティア(エメラルド一本完全攻略×多重縛り) バトルファクトリー編

はじめに

この記事はPokémon Past Generation Advent Calendar 2023の281日目の記事です。

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 こんにちは、教育学部のレッドと申します。今回は、無課金バトルフロンティア第一の施設バトルファクトリーについて投稿します。通常通りのプレイであれば歴代最高難度とされるこちらの施設ですが、とある手法を使うことでその難易度はがくっと下がります。

バトルファクトリーとは

 バトルファクトリーとは、レンタルポケモンを使い戦う施設です。レンタルできるポケモンはランダムに抽出されるため、同じ戦法を取りにくく、ポケモンごとの性能を理解する知識を求められる施設とされています。

 この施設を最初に選んだ理由ですが、他施設で使用するポケモンの教え技、持たせるアイテムにBPが必要なため、自分で育てる必要のないこの施設が適当であると考えています。また、特殊な仕様で現時点でのバトルタワーの連勝数で相手ポケモンの個体値が増減する(連勝しているほど高くなる)ため、先にファクトリーを攻略しておく方がプレイヤーにとって都合が良いわけです。

攻略方法

 今回は乱数調整を用いて、強力なポケモンを召喚して攻略しました。これはよくRTAに用いられている手法であり、今回は各周ごとに選出できるポケモンの中で特に優れたポケモンをピックアップし、それを召喚する方法を紹介します。

乱数調整のやり方

乱数調整について

 端的に説明しますと、ポケットモンスターエメラルドは、ゲームを起動してから同一の時間でエンカウントをした際には全く同一のポケモンが出現するという仕様があり、これには再現性があります(いわゆるエメループ)。私たちは神様が解析してくださった、経過時間あたりに出現するポケモンのリストを見ながら、それを限りなく再現していくことで欲しいポケモンを捕まえている(乱数調整)、というわけですね。
 今回はこの手法を野生のポケモンではなく、バトルファクトリーで最初に選ぶ6匹を乱数調整を行うことで統制し、できるだけ強いポケモンを引き込んでいきます。

使用したツール

夜綱さんのFactory Tool

 起動してからの経過時間によってバトルファクトリーで選択できる最初の6匹のリストを見ることができます。

1/60秒単位で時間の測定ができるタイマー

 有名どころはぼんじりさんのCCtimer、mizdraさんのシンプルタイマーあたりでしょうか。スマホにブックマークして置いておくといつでもどこでも乱数調整ができますね。

乱数調整のやり方

 ゲームを起動します。起動してから暗転する前にstartボタンとselectボタンを同時押しすることでNintendoのロゴマークが消えるかと思います。この状態でスタンバイです。

 ボタンを押すとロゴマークが現れ、ポケモンのソフトが起動すると思います。この時のボタンの押下と同時にタイマーを計測してください。今回は2021Fに出現するレンタルポケモンを狙うため、試しに2021Fにタイマーを設定してみます。

 バトルファクトリーの受付員に話しかけます。レポートを書きおわり、「さあさあこちらにどうぞ!」のセリフが出たらタイマーが切れるまでスタンバイです。

 タイマーが切れると同時にボタンを押下し次のフロアへ移動します。

2147Fのレンタルポケモンが出現した。狙いの2021Fよりも126F遅い。

 この時初めに選択できる6匹を確認します。おそらく狙っていたポケモンとは異なるでしょう。出現した6匹を検索し、狙っていた6匹との差を測ります。今回は126F遅かったです。

 次はタイマーの計測時間を操作します。先ほど出現した6匹と目標の6匹との間にあったズレを修正していきます。126Fタイマーを早め、次回から1895Fで計測することでズレを修正してみます。

 出現した6匹を確認します。1回目よりズレが縮んでいるかと思われます。これを繰り返し行い、ズレを修正していくことで狙ったポケモンを召喚していきましょう。

成功!2021Fのレンタルポケモンでした。

事前調査

 1周目に出現するポケモンについては失敗してもリセットしてもう一度挑戦することが容易ですが、2周目以降はぶっつけ本番で乱数調整をすることとなります。失敗のリスクを軽減するため事前調査を行っておくことを推奨します。

 1周目に出現するポケモンを用いて、2周目以降で狙っているポケモンを出現させることのできる待機時間を事前に把握しておきます。
 例えば、2周目で2042Fのポケモンを出現させたい場合、事前に1周目で2042Fに出現するポケモンの待機時間を探しておけば、その待機時間を2周目で用いることができますね。この方法で2周目~6周目の呼び出したいポケモンの待機時間を、事前に1周目に出現するポケモンで調査しておいてからバトルファクトリーに挑戦すると良いでしょう。

1周目で2000Fに出現したポケモン。待機時間を流用すれば、2周目でも同じく2000Fのペリッパー・ポニータ・コドラが出現すると予想される。

乱数調整で呼び出したいポケモン

 呼び出したいポケモンの出現する待機時間と私が実際に計測した時間を括弧書きで載せております。計測時間の参考にしてください。使用したハードはGBASP。

1周目

ゴローン+くさ(ジュプトル、ベイリーフ)+ほのお(リザード、デルビル、ブビィ)

2019〜2024F(1892F)

 ゴローンが広範囲のじめんといわ技を持っており扱いやすいので、弱点をカバーするくさタイプ+ほのおタイプを狙いたいです。ベイビィポケモンでありながらブビィは種族値がそこそこ高いです。他にもどくどく、やどりぎのタネが使えるポケモンや無効タイプの多いゴースト、ヤミラミあたりは優秀そうに感じます。
 相手したくないのはトドグラー。賢くないトレーナーでもアイスボールを一度使われると外すまでアイスボールを使い続けるので早めに仕留め切らないと被害が大きくなります。

1周目なので失敗したらリセットが効くので気楽にやってください。

2周目

サワムラー(エビワラー)+アーボック(モルフォン)+サメハダー(アリゲイツ)

2037〜2047F(1913F)

 強力なタイプ一致かわらわりを持ったサワムラーを呼び出せると安定しそうです。ゴースト、エスパータイプに強いサメハダーを引けると尚良いですね。
 相手したくないのはゴルバット。あやしいひかりで撹乱し、エアカッターの急所率がピントレンズも含め高く、主力のかくとう技を1/4に抑えてくるためかなり厄介。他にもがむしゃら+でんこうせっかで1.9匹取りに来るオオスバメ辺りは注意。もし当たった場合は味方に引き込むのも一つの手ですね。

3周目


ブーピッグ+ザングース+ハブネーク

2064〜2068F(1937F)

 顔ぶれは2周目と変わらずですが強力な技などに変化しております。ブーピッグは攻撃範囲が広くラムのみで状態異常対策まで取れるため是非狙いたい。ザングースとハブネークもステータス、攻撃範囲共に申し分ない。こだわりハチマキアブソル、やどりぎワタッコ、ちきゅうなげラッキーなど他にも使いやすいポケモンもいるため、見かけたら入れ替え候補。
 この周回からいちげきひっさつやこらえる+きしかいせいなど、決まるとパーティが半壊する危険分子が現れ始めます。カイロスはこらえる+じたばたに加えハサミギロチンまで持っているため絶対に当たりたくない。

 この周の7人目に銀ダツラと戦います。同じくレンタルポケモンを使うため戦うまで使ってくるポケモンはわかりません。個体値はAll15。

4周目(オープン1周目)

ヘラクロス+メタグロス+ラグラージ

16628〜16630F(16565F)

 メタグロスが攻撃、防御共に優秀であるため、積極的に狙いたい。苦手なじめん、ほのおタイプはヘラクロス、ラグラージでの対応も効きます。
 個人的に1番苦手な周で、かげぶんしんカビゴン、ハピナス、ブラッキーは蕁麻疹が出るレベル。メロメロキングドラやいばるケンタロスも怖い相手です。こっちは42回勝たなければいけないのに相手は運ゲーで1回だけ勝てばいいのおかしくないですか? 

5周目(オープン2周目)

メタグロス+プテラ+カビゴン

9217〜9220F(9123F)

 ステータス、技共に優秀なポケモンたちで固まっているためそこまで苦戦はしないと思われますが…。攻撃範囲の広いポケモンが多く、当たり外れは少なくなっていきます。
 そろそろひかりのこな、せんせいのツメの洗礼を受ける頃です。つのドリルサイドン先生はこの周からスタンバっております。こらえる+きしかいせいチャーレムはこらえるを合わせられるとほぼ負けます。

6周目(オープン3周目)

ヘラクロス+スターミー+メタグロス

9268〜9272F(9172F)

 テンプレートみたいな技構成でとても扱いやすいので、余程のことがなければ負けないと思います。
 いちげきひっさつを覚えたポケモン、せんせいのツメ+大技を持ったポケモンが多い印象です。プレイヤーからはお祈りしかできないので、どうにもならない相手は割り切って戦うしかありません。カウンター、ミラーコートを覚えているポケモンには注意しましょう。手痛い反撃を貰わないように、敢えていまひとつの技を使ってみるのも手です。

 7人目はいよいよ金ダツラです。個体値はAll31。参考にはならないかと思いますが、戦った時の動画です。

7周目(おまけ)

メタグロス ゲンガー ハピナス ラグラージ

7683〜7689F(7578F)

 みちづれゲンガーと両刀メタグロス、めいそうハピナス、両刀ラグラージと使いやすそうなポケモンが固まっているフレームを狙ってみました。

 敗因はブラッキー。ゲンガーでみちづれを狙ったがあやしいひかりの混乱自傷が続き、控えのポケモンで有効打を与えられず敗北。搦手を持ったポケモンが少ない周のため、全体的にブラッキーに勝ちやすいポケモンは少ない気がします。意識するのではあればヘラクロスを引けるフレームを探してみるのも良いかもしれません。

参考にした資料

Daysさんの3世代バトルファクトリー攻略

 周毎のレンタルポケモン一覧が掲載されており、相手の技構成やもちものを特定しやすいです。これを見ながら攻略すると勝率がぐーんと上がるでしょう。

ろぜみあさんのバトルファクトリー金シンボル獲得時使用ポケモン&攻略法

 RTA走者を参考に乱数調整を用いて金シンボルを獲得されています。周ごとの待機時間と使用するポケモンを掲載されているためわかりやすい。過去に一度、こちらの記事をまるまるパクって金シンボルを獲得したことがあります!もし詰まったらこちらも参考にしてください。

奈都さんの乱数調整と自動化を駆使したバトルファクトリーの攻略

 こちらも乱数調整を用いた攻略法を載せられています。RTAとは異なり待機時間を延ばすことでより安定して勝てそうなポケモンを探しているため、4〜6周目で出現するポケモンについてはこちらを参考にしています。

おわりに

 いかがでしたでしょうか。本来は自分の使用できるポケモンがランダムであり、最初の6匹次第で難易度が大きく変わる施設(乱数調整なしで挑んだ6周目にヌオーとスリーパーを選ばざるを得ず絶望した過去あり)ですが、自分で使いたいポケモンをピックアップできるのであればかなり楽になります。ぜひ乱数調整を会得していってください!
 無課金ファクトリーと言いつつやっている事は普段のファクトリーと変わらず(タイトル詐欺)であり、ほぼ先駆者のパクリです…。次施設から無課金要素のある攻略を見せていきたいと思っております。

ここの茶番毎回やってるのかと思うとクスッとなってしまう。ちょっと不憫。

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