見出し画像

きっかけ①

この前久しぶりに体を動そうと思ってランニングしたところ、なんでもない段差に躓きこけそうになりました。
なんとか転ぶことは回避しましたが、その後の歩きながら何事もなかったように乗り切ろうとする状況は、電車にギリギリ乗れなかったあの瞬間と似ているものがありますね。

今回は、私が前向きに過ごすことができるようになったきっかけの一つを書いていこうと思います。

きっかけ、というと自分から気付いた!みたいに少しカッコよく聞こえてしまうかもしれませんが、私の場合ある人からのアドバイスや発言により気付かされたことがほとんどです。

そのある人というのは、詳細は伏せますが私よりも人生経験が豊富で、私の尊敬する大切な人の一人です。出会ってからかれこれ約8年経ちました。
そして、初投稿の時に書いたある出来事とはまさに、この方に出会えたこと。

仮にAさん…だとなんだか無機質な感じなので、これからはサンさん、と呼ぶことにします。


さて、きっかけの一つに戻りますが
自分の人生がかつての理想と掛け離れていることに拗ねていた私は
「あの頃に戻れたらなあ」とか、「あの時別の選択をしておけば…」といったネガティブなことをサンさんに何回か愚痴ってしまっていました。

普段はこういうネガティブなことは外には言わずに内に抱えてモヤモヤしているタイプなのですが、サンさんとは出会ってから数年経っており、心の内を吐露できる数少ない一人と認識していました。
今思うと少し依存していたのかもしれません。

すると、ある日サンさんが一言

でも今のあなたの人生って自分が選んだ結果でしょ?

グサーーっときました。
(それはそうだけど…サンさんは人生上手くいってるから分からないんだよ、俺だって好きで選んだわけじゃない…しかも容姿とか自分では選べないものだってあるじゃないか。)
めちゃくちゃ落ち込みました笑

しかし、その後にもう一言

その一つ一つの選択はきっと全力だっただろうから、戻ることに意味はないと思うよ

この言葉に、私はハッとさせられました。
思えば、勇気が出ずに諦めたこと、やりたいけど周りを気にして出来なかったこと、自分の主張より周りを優先したこと…。
結果としてその選択を後悔したとしても、その瞬間の自分はとても悩みながら行動していたはず。

もちろん選べないものもあるだろうけど、枝のように分かれた人生の選択肢を自分なりに一生懸命選んで今があるのかなと、意外と頑張ってきたのかなと、少し自分を認めることができた時間でした。

このようなきっかけの一つ一つは、今の私にとってとても大切な要素です。

少しずつ、これから書き残せていければいいなと思います。

長文になってしまいましたが、ご覧いただきありがとうございました。
(もう、この文章スタイルでいきます。)

⭐︎今回のきっかけ
自分の人生を選んできたのは自分
・その選択の瞬間は全力を尽くしてたはず、頑張った過去を嘆く必要はない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?