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2025年2月23日、今日の日記。衝撃に出会った人の瞬間に立ち会った

 今日はお昼から夜まで、マルチェと過ごした。気になっていた本屋さんに行って、カラオケで歌って、ご飯を食べた。
  本屋さんはかなり素敵な選書で、とっても好きな本屋さんだった。お互いが持っている本も置いてあって、これは今度貸すよとか言いながら。個人本屋さんでは必ず何かしら本を買ってしまう。積読は増える。でも今日の本たちは手に吸い付いてしまったから、仕方ない。本っていうのはそんなもん。

 夜ごはんの途中、マルチェが言葉を失ってしまった。

  目の前で友達が大きな衝撃を受けている様子をこんなに見ることってなかなかなくて。それも、あたしが彼女に投げかけた言葉がちょっとしたきっかけにもなったので、立ち会ってしまった、という感覚だった。あたしまでその衝撃と緊張が伝わってきた。
  ここであたしが何をどうこう言うことはもちろん無い。でもきっと今日の夜から、またマルチェはこのことを考えて向き合っていくことを思うと、これからのマルチェの未来はきっと明るくて、それがあたしは少し羨ましい。

 あたし達は学校の同級生でも、バイトの同僚でもなくて、少し不思議な縁で繋がっている。もし同じクラスだったら、バイト先の人だったら、今みたいに話していただろうか。やっぱり歩いてきた過去は似てるようで似てなくて、不思議な縁と、他の人とはちょっと違う距離感があって、この衝撃の日に立ち会えたこともなかなかなご縁だなと思う。ふふふ

 それにしても、お互いの好きな本を把握していたり、読み合ったり、交換し合えるのって嬉しい。本屋さんもカラオケも、お互いなんも気にせず過ごせるのもすごい。とっても豊かな1日だった。いつもありがとう。


 帰り道、「アジアの天使」という映画の台詞を思い出したので、それを残して終わります。


「気持ちを言葉になんて表せられないよ」
「何言ってんだ馬鹿、よく分からない感情は全て愛だ」

「アジアの天使」のワンシーン。
池松壮亮・オダギリジョーが演じる兄弟の台詞


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