山梨大学工学部応用化学科三年次編入学試験不合格体験記
どうもこんにちは。私は今年行われた山梨大学工学部応用化学科の3年次編入学試験に不合格となりましたのでその体験を綴ります。反面教師にしたい方、編入に興味がある方の参考になれば幸いです。ぜひ供養してください。
1. 山梨大学を選んだ理由
単純に化学が学べるということと知っている先輩が一人通っていること、さらには試験日が比較的早く、科目が口頭試問含む面接のみ、合格発表も試験1週間後と速いので練習になるから選びました。完全に併願を意識した志望動機になっていますね、こういうことやっているから落ちたのでしょう。
それはさておき、本当に山梨大学のおかげで編入の面接がどんなものか知ることができ、結果的によい方向へ転がってくれてよかったです。
2. 試験当日
試験会場が山梨と県外のため前入りしました。前日に東横INN甲府駅南口を利用し、夕方少し下見に大学へ行ったという具合です。甲府駅から山梨大学へは20分くらいですが緩い上り坂のためきつめです。バスも出ているのでそちらの利用も検討してもよいかもしれません。
試験当日は8時前にホテルを出てスーツを着て歩いて向かいました。坂を革靴で上るのはなかなか苦行でした。大学に着くと待合室に案内され、そこにはすでに何人かがいました。試験時間前は参考書を読んだり、仮眠をしたり。私事ですが、試験前日の夜は遅刻を恐れすぎて30分ごとに目が覚めるような地獄を味わっていて非常に眠かったので寝てました。
当日は9時試験開始で、受験番号順に面接室に呼ばれて試験を受けるといった段取りでした。受験者はおよそ10人前後でそのまんなかくらいだったので1時間ほど待って面接に臨んだ記憶があります。
試験内容はまず面接からで、二人試験官の先生がいて志望動機、山梨大学に入ってしたいこと、将来の目標、自己PRなどを体感5分くらいで聞かれました。
次に口頭試問。はじめから自分の座る椅子の横にラミネートされたカードが伏せられていて、それが口頭試問の問題でした。一枚ずつめくるように指示され、都度書かれている問題に答えつつ先生に詳しいところを詰められる、そんな感じです。この年は吸光度の説明やNaOHaqのpH、化合物を水に溶かした時の溶解熱について、加えて化学用語を英語で書かせる問題など化学の分野から広く浅めに出題がありました。(問題についてあまり覚えてないです、ごめんなさい)私は初めての編入試験ということもあり全然話せず、問題も微妙に忘れているところから出たりと真っ白になり不完全燃焼のままに終わりました。CELEO甲府4階のタリーズで泣きながら飲んだコーヒーの味を私は一生忘れないでしょう(笑)。
3. 結果とその後
結果は題名の通り不合格でした。そりゃそうだとあまり落ち込むことはなかったです。結果的にこのことがあってのちの試験はすべて合格することができているのでまあ、±0といったところでしょう。
4. 終わりに
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。いかがでしたでしょうか。なるべく詳しく、鮮明に再現できるように心がけましたので参考にして反面教師にしていただければ幸いです。
特に理系学部への編入試験はマイナー故、時期柄ゆえ、きついことも多いですが貴重な経験になると思います。私は編入に挑戦するすべての皆様を応援しております。