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キュレム解体新書
やっほげー!よしお(@TTF_KOKI)と申します!
普段は宮崎でポケモンカードを嗜んでおります。
今回ポケカのノートを初めて執筆します。
拙い部分も多いかと思いますが全文無料ですので最後まで読んでいただけると喜びます。
今回解説に用いるレシピはポケカ仲間のせらちょむさん(@chom_pcg)に頂いたものです。直近の60人規模の3人チーム戦優勝や40人規模のタッグ戦を優勝に導いてくれた山です。
↓↓↓3人チーム戦↓↓↓
第1回 ポケカトリプルバトル
— カードショップ@ほ~む。鹿児島店(スタッフ募集中) (@AThome_kagosima) September 23, 2022
優勝 タルちょむよしおチーム
おめでとうございます!
本日はたくさんのご参加ありがとうございました
ちょむさん pic.twitter.com/ygtZ7jutaO
↓どうも、ボーマンダ舞元です🐍
#ヒワマキ杯
— サトヒノ@ポケカコレクター ガチ勢 (@satohino0155) October 9, 2022
タッグチーム戦
優勝
チームボーマンダ舞元
準優勝
チームサンチョムマン
3位
チームカエカエ
4位
チームティモ
でした!
お疲れ様でした!!
宜しければリツイートお願いします〜 pic.twitter.com/rYi1zeCaO7
非常に回しやすい構築となっておりますのでぜひ1度触ってみて下さい!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89007487/picture_pc_bfe5c389b3334affd3bcb86f695f6ba7.png?width=1200)
1.今キュレムが強いワケ
現環境でキュレムが結果を残せている理由は
・HP330の高耐久
並のポケモンにはワンパンされない超耐久。ギラティナのベルト付きロストインパクト310を耐えられるのが強い。
・水タイプのサポートが手厚い
たっぷりバケツ、カイ、メロン、パルキア、技を打てるゲッコウガと何でもござれの欲張り大明神、水タイプなのが強い。
・火力が青天井
高耐久のVスター、マントを着けたピンクの悪魔ハピナス、オドリドリで実質耐久330のバケモノミュウVMAX、全部ワンパン。強い。
・カスタム性が高く回しやすい
基盤がしっかりしてるので環境に合わせてメタカードの枚数が調整しやすい。偉い。
・エンペルトでロストを見れる
花を摘まない、摘めない、選ばせない。エンペル党は花選びを許しません。怖い。
などが挙げられます。
2.各カードの採用理由
ポケモン
キュレムV・2枚…メインアタッカー兼サポーター。3枚の構築も見るが僕は2枚でいい派。VMAXを2体並べたい人は3でもいいと思う。
キュレムVMAX・2枚…上に同じ。1体立てればエネは間に合う派。
☆キュレムの採用枚数について質問ありましたので掘り下げます。
まず前提としてキュレムはこのデッキのメインアタッカーなのでなるべくダメージを受けたくありません。理想はこっちがHP330を押しつけて相手ポケモンをワンパンするのに相手はワンパンできない状況。
やっとの思いでキュレムを倒してもまた新品のHP330が出て来てめんどくさい😓(実際はVMAXを倒されると3-3で負けるのでパルキアなんかを挟む)
これがキュレムVMAXの強みであるため、なるべく無傷でバトル場に出してあげたいのです。
そして、Vを2枚採用のメリット・デメリットについて
・メリット
上で述べたとおり新品でキュレムをバトル場に出したいので、初手でスタートしたくありません。自分が先行だと後1おとぼけスピット、後攻だと220点出されると倒される、若しくは生き残ってもダメージを受けたままVMAXにして居座るかか、ベンチに逃げる手間がかかります。
コレを極力回避するため自分は2枚にしてます。
あと、デッキが1枠空きます✨やったネ✨
・デメリット
スタートの回避率は上がりますが逆にサイド落ちの確率も上がります。自分はヒスイのヘビーボールでカバーしています。
続いて若干被る所もありますが3枚採用のメリット・デメリットについて
・メリット
初手で引ける確率が上がるためキュレム+他の種ポケモンと一緒に引けたときに、VIPパスやボールで持ってくるポケモンをキュレム以外に出来ます。
また、サイド落ちしにくいので安定してキュレムVMAXを2体立てるプランをとることが出来ます。
・デメリット
上で述べたようにスタートの確率が上がってしまいます。避けたい。
また、VMAX1体だけで足りる試合は完全に腐ってしまいます。
で、結局どっちが強いん?
ぶっちゃけ好み!と言いたい所さんですが、環境に合わせて変えるのが吉です。僕が勝てていた時の環境はロスト軸が流行っており非Vポケモンをワンパンするのにさほどエネを要求しませんでした。ならば加速も間に合うのでVMAXを立てるのは1体で足りるかなと。
もうね、ベンチ管理がムズいのよ。
キュレム2体立てるならヤレユータンも2体欲しい、となると場が4枠埋まってしまうわけです。
回収ネットを入れればヤレユータン使い回せますがあと2枠どこ削るのかで戦争が勃発します。
逆に今後ルギアやレジエレキなどのVポケモン主体の環境になった場合、当然エネ要求は上がります。環境に合わせてVを3枚、何ならVMAXを3枚入れることも全然あり得ます。
僕は回しやすさ重視で今のサポ多めの構築にしていますが正解はありません。
シティリーグなど動向をチェックしながら己好みにカスタマイズしちゃいましょう!結局好みかよ
では他のポケモンの解説に戻ります。
パルキアV・2枚…サブアタッカー兼エネ加速要員。対戦で1回ポータルを使えればいいので2枚。相手が鋼主体のデッキの場合は2枚フルで使う。
パルキアVstar・2枚…スターポータル、技、何もかんも強い。打点計算するときはベンチ7体で200点と覚えておくとらくらくさん。
エンペルトV・2枚…対ロスト最終兵器。一応ミルタンクも狩れる。
ネオラントV・1枚…後1でサポ持ってきて展開、セレナでVを狩る等、テクニカルな一枚。負け筋になるので出すタイミングに注意。
クロバットV・1枚…縦引きデッキなので強引にサポやボールに触りたい時に便利。負け筋マン。
かがやくゲッコウガ・1枚…縦引き強い、技強い、最強カード。雪道で止まる点に注意。
ヤレユータン・2枚…キュレムの相方。水エネ仕込み要員だが雪道マリィ対策でサポを仕込んだり、暇なときにVIP仕込んでトラッシュしたり便利なお猿さん。※この子でトップに固定したいカードは🐵のマーク付けます。
グッズ
クイックボール・3枚…4枚入れたいがVIP4で安定するため3枚。水エネ落とせるのも⭕️ 水ポケモンはカイで持ってこれるためヤレユータンやクロバット、初動でサポを使いたいときネオラントを持ってくる。
ハイパーボール・3枚…コストがきついポケモン何でもサーチ。水エネいっぱい落としたいときや、いらないカードを捨てて山圧縮出来るのもgood。
バトルVIPパス・4枚…初動が命なので4枚。山掘ってれば1枚は引ける。信じろ。引くことを諦めないで。
ヒスイのヘビーボール・1枚…主にロスト対面でエンペルトをサイドから引っ張る用。雑に初動で使ってサイド確認できるのも強い。
たっぷりバケツ・4枚…このデッキのこだわりポイント。強いカードは4投。
ウオッシュ水エネルギーと入れ替えるなら3にしていいかも。
ポケモン入れ替え・1枚…ボスで逃げエネ重いポケモン呼ばれた時用。雑に切れない1枚。
ふうせん・2枚…キュレム以外タダで逃げれるので使い勝手良好。ツツジで山増えるのが嫌なため、引いた時はすぐ付ける。※後述するがハピミルなどキュレムを逃がしたい対面は温存
こだわりベルト・1枚…HP280をワンパンするために1エネ軽くしてくれるカード。もう1枚ほしい。
ロストスイーパー🐵・1枚…カイで持ってこれる雪道割りカード。雪道以外にもお守りやジャマー剥がしたり便利だから2枚ほしい。ロスト対面以外で腐ったペンギンをロストにぶち込む瞬間が一番気持ちいい!!!!
エネルギー回収・1枚…雑に強い。終盤ツツジなどの返しにトップでバケツを引いても山札にエネが残っていない場合こちらの方がバリューが高くなる。トラッシュに水エネがある時、次の番相手がツツジを打ってきそうならバケツを優先して使おう。
サポート
カイ🐵・4枚…強いカードなので4枚。基本縦引きのこのデッキにおいて水ポケ・グッズ確定サーチが引くほど強い。序盤はバケツやボールで展開の補佐、終盤はロストスイーパーやベルトで盤面を詰める。
メロン🐵・4枚…強い。実際に回すと分かるが安心感がダンチ。レベチ。レオナルド・ダヴィンチ。状況によるが、技を打つことが至上命令なのでカイよりも優先して使いたい。好みで1枚キバナにしても良い。
マリィ🙊・2枚…ロスト対面で重宝する。ドロソとしてもgood。このデッキは終盤のまくり札がこの子くらいしかいない。トップ込み5枚で相手を事故らせろ!!
セレナ・2枚…現環境ボスである必要がないので採用。ドロソとしても使えるが終盤キャッチャーとして使いたいときに困るので温存しておきたいカード。
スタジアム
トレーニングコート🐵・2枚…相手にも不正利用されるので雪道張り替える時や本当にエネがカツカツの時以外は温存。
エネルギー
基本水エネルギー・9枚…水でいてくれてありがとう。このデッキで一番強いカード。水なくしてキュレムなし。環境次第でウォッシュと入れ替え。
ウォッシュ水エネルギー・1枚…スターレクイエム、ロストマイン飛び交う現環境1枚はなめてるのでもう二枚くらい増やしたい。でもバケツとの兼ね合いで基本水エネ抜きたくない。そんなカード。
3.具体的な回し方
では基本的なキュレムの回し方について解説していきます。
まず理想的な初期盤面ですが
先行ならキュレム1、パルキア1、を優先して場に出すようにしてください。VIPパス+クイボ・ハイボが引けた場合はゲッコウガまで出しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1665773371777-jMivhGqchY.png?width=1200)
後攻ならば対面のデッキによりますがキュレムを2体出すようにしてください。サポートの優先度は盤面を並べたいならカイでポケモン+VIPパス、初手でポケモンが引けている場合はメロンでエネルギーを加速しましょう。ボスで片方が倒される場合を想定してキュレムにエネを1枚ずつ貼っておくのもアリです。
![](https://assets.st-note.com/img/1665773986941-p4mWdnhaEc.png?width=1200)
順番をおさらいすると
キュレムを出してエネを手貼りする
パルキアを出す
(後攻ならキュレムを出す)
かがやくゲッコウガを出す
ヤレユータンを出してデッキトップサポ等で固定する(無理して出さなくていい)
※クロバットやネオラント用にベンチを1枠は開けておきましょう。
となります。次ターン以降メロンやはくぎんせかいでエネ加速が出来るのでとにかくキュレムに手貼りを優先してください。
展開の途中でクイックボール・ハイパーボール・かくしふだで水エネをトラッシュに落とせると⭕️
さあ、次のターンがやってきました。
やるべき事は
カイやメロンでキュレム・パルキアを進化させる
さるぢえ→はくぎんせかいでエネ加速
かくしふだでドロー
キュレム・パルキアをバトル場に出すため入れ替えや風船を持ってくる
必要ならスターポータルを使う
上はどの順番で行っても構いませんが自分はかくしふだ、はくぎんせかい、サポートの順でやります。理由は4章の小ネタで解説します。
準備が整い、技を打てるようになったらキュレムをバトル場に出し相手のポケモンを倒していきましょう。
バトル場のポケモンを逃がすためにスターポータルを使う場合もあります。
この次の章で詳しく書きますが、ポケモンV主体のデッキ、俗に言う
非V(非エク)主体のデッキで立ち回りが違います。
理想的なサイドの押しつけは3-2-3か2-3-3です。
4.各対面の立ち回り
主に環境デッキと呼ばれるデッキとの付き合い方について解説します。
・ロスト軸
主にLTB(Lost Tool Box)と呼ばれるデッキです。
この対面では対ロスト最終兵器のエンペルトが大活躍します。エンペルトの特性「エンペラーアイ」はバトル場にいることで相手の種ポケモンの特性を止めます。はなえらびもさせないし、おとぼけスピットもタダでは打たせない。つまり生殺与奪の権を握れるワケです。そしてここがポイントなのですが、エンペルトは二体並べましょう。ロスト軸はキュワワーを豊富な入れ替え札や「あなぬけのひも」で使い回し、ロストゾーンを貯めてきます。しかし、エンペルトをバトル場からどかさないと「はなえらび」が使えず「あなぬけのひも」を使っても2体のエンペルトがループするため、ボスの指令でエンペルト以外をバトル場に引っ張ることでやっと花が選べる様になるのです。このロックで2ターン時間を稼げれば楽に勝つことが出来ます。
エンペルトでロックする場合は絶対に2体並べましょう!
先行でも後攻でもエンペルトを並べることに全力を注ぎましょう。
・ロストギラティナ
同じロスト軸ですが、LTBとは立ち回りが全く変わります。
この対面は脳死でエンペルトを出してはいけません。何故ならギラティナVの「アビスシーク」でロストを溜められるからです。エンペルトの存在意義は、はなえらびを止める、つまりロストを溜めさせず相手の準備を遅らせることです。しかし、アクロマの研究+アビスシークで四枚、次のターンにはアクロマの研究+1枚でロストが7枚溜まり「ミラージュゲート」でギラティナが技を打ててしまいます。
長々とエンペルトについて書きましたが具体的な立ち回りを説明します。
先行の場合はキュレムに手張り、余裕があればパルキアを出しましょう。
次のターンにボスの指令でギラティナVを倒せれば理想的です。こちらが取りたいサイドプランは2-2-2です。
ギラティナ+ギラティナ+ネオラントorクロバットで倒す順番はネオラントが倒せるときは優先的に倒しましょう。
後攻の場合はキュレムを2体出すことを意識しましょう。
先行2ターン目でギラティナの「ロストインパクト」を打たれた場合どの
ポケモンでも倒されてしまうため相手のサイドが5か4になります。返しのターンでこちらはキュレムを進化させギラティナを倒します。ここでキュレムにウォッシュ水エネルギーを張っておくと「スターレクイエム」で気絶させられず、ヤミラミの「ロストマイン」でダメカンも乗せられなくなります。このキュレムを押しつけてサイドを四枚取り、後続のキュレムで戦うのが理想的です。
相手のサイドの取り方は1-2-3か1-3-2でこちらの理想は先行と同じ2-2-2です。
・アルセウス系統
この対面は基本有利です。
何故ならアルセウスがこちらをワンパンする手段が無く逆にこちらは出来るからです。こちらのポケモンVはHP220のラインが標準でダブルターボこだわりベルト付き「トリニティノヴァ」210点を耐えることが出来ます。ジグザグマ等がいない限りワンパンを耐えつつダメカンの乗っていないポケモンをベンチに下げ、キュレムでワンパンしていくのが理想的です。
この対面で気をつけるのは「頂きへの雪道」とサポート「マリィ」です。雪道はエネ加速のキュレム・パルキアの特性が止められ、ゲッコウガの縦引きも止まります。
マリィも手札を減らされるため次の動きが制限されてしまいます。「スターバース」で雪道+マリィされるとかなりきついです。
対策は、
・ヤレユータンでデッキトップをスタジアム、ロストスイーパーを持ってこれるカイを固定する。
・「スターポータル」を使えるタイミングで早めに使いキュレムが技を連発できるようにする。
です。いかに相手のVスターHP280をワンパンできるかが肝ですね。
・ミュウVMAX
この対面は一瞬先行ゲーに見えますが、、、
先行を取った場合、後1メロディアスエコーでサイドを先に取られるときついです。そのため、対戦前にミュウだと分かっている場合は先行ではサイド1枚で済むヤレユータンかゲッコウガをバトル場に出しましょう。もしポケモンVでスタートしてしまった場合は逃げか入れ替えで上記の二匹をバトル場に出しましょう。メロディアスエコーを耐えきった後は、1-3-2か1-2-3でサイドを取るのが理想的です。一応ワンパンできなくてもゲッコウガの手裏剣で後からまくることも可能ですが、エネのついたアタッカーを倒したい・サイコジャンプで逃げられる可能性を加味するとワンパンが望ましいです。
後攻の場合は先行2ターン目にほぼ相手にサイドを取られているため、キュレムーパルキアの3-2かキュレムーキュレムの3-3でサイドを押しつけましょう。相手のミュウVMAXをワンパンするためにエネルギーが沢山必要なため、パルキアをベンチに2体並べましょう。一通り展開が終わったらパワータブレットを引かれないことを祈りましょう。
・パルキア裏工作
この対面は不利です。サイドを進めた後の雪道+ツツジがきついためです。また、キュレムはベンチを展開するデッキのためパルキアの打点が伸びてしまうのも原因です。
先行の場合は、サイドを2-2で進めツツジ後に取るサイドを少なくする。パルキアで殴れるときはパルキアで殴る。盤面にエネを残しつつ、山札に当たりのカードを残しておく等です。
後攻の場合は2つのパターンがあります。
1.相手がベンチを展開出来ている。
2.相手がベンチを展開出来ていない。
の二つです。
1つめの場合はこちらはベンチを最小限にとどめましょう。パルキアの打点がベンチに7体いると200点+こだわりベルト230点でこちらのポケモンVをワンパンしてきます。その後の展開がきついですがグッとこらえてベンチを絞りましょう。パルキア・キュレムが1体ずつ出せて手張りが出来れば一段落です。
2つめの場合は逆にベンチを並べましょう。僕自身がパルキア裏工作を握っていた経験からすると先行の初手でベンチにメッソンを並べられないとその後の展開がきつく、相手のポケモンVをワンパンする要求値が高くなります。そのためキュレム側はベンチを並べてもワンパンされない余裕があるためアタッカーを複数用意できます。だからといって初手で並べる必要の無いゲッコウガやヤレユータンを安易に出さないようにしましょう。
この対面は上手く言語化できてない箇所もあるため、後日図を追記します。
___10/21日追記___
・アルセウスジュラルドン
10/21日発売の新弾、パラダイムダイムトリガーからルギアVstarの特性で出せるアーケオスが特殊エネを加速するデッキが増えると思われます。
そこで特殊エネに強く出れるのがアルジュラで、相対的にシェアも上がると読んでいます。
アルジュラはデッキに入れるポケモンをアルセウスVとジュラルドンに絞ることで、サイドを2-3-2か2-3-3で押しつけてきます。
これはキュレムにとって嬉しいことであり、前に出てくるポケモンを倒し続けるだけで勝てます。先行でも後攻でもやることは同じでひたすら前のポケモンをワンパンしてやりましょう。
気をつける点は
・ジュラルドンVMAXを倒すときはウオッシュ水エネルギーを貼らない
・非Vをバトル場に出さず相手に簡単にサイドを取らせない(ボスの指令を使わせる)
・鋼タイプのジュラルドンVに鋼エネルギーが4枚付いた場合キュレムがワンパンされるので優先して倒す
・こちらのアタッカーがいなくなるとキョダイフンサイ220を連打されてサイドを取られるためキュレムVMAXを2体育てる
・カリンの信念でキュレムVMAXがワンパンされる可能性があるのでバトル場で技を打つキュレムに過剰にエネを貼りすぎない
です。後は大きなお守りやVガードエネルギー等で実質耐久を上げてくるため常にワンパン出来るかを計算しましょう。
・ハピナスミルタンク
大会でちょくちょく見かけるハピナスミルタンク。従来のキュレムでは対処しずらかったミルタンクも、エンペルトが入っていることで特性を貫通できます。
それよりも厄介なのが頂きへの雪道の存在です。
雪道の脅威は散々語ってきたので割愛しますが、ハピナス側はデメリットが薄いので4枚投入していることが多いです。
この対面はサイドの取り方が非常に大切です。理想はハピナスVを3体倒して2-2-2ですが熟練のハピミル使いは易々とサイドを取らせてくれず、実際は2-2-1-1のようにミルタンクなどの非Vを押しつけてきます。
先行、後攻で立ち回りはさほど代わりませんが雪道マリィを決められると立て直すのがきついため、早めに展開することを心がけましょう。
気をつける点は
雪道が貼られている場合
・エンペでミルタンクを倒せるタイミングで張り替えやロストスイーパーを使う
・ヤレユータンでトップをサポや雪道を割れるカードに固定しておく
雪道がない場合
・ハピナスはVガードやお守りで耐久を上げてくるためワンパンのエネ要求が高くなりがち。キュレムを2体立てエネを加速できるときに沢山しておく
・お守りなどをスイーパーで割りたくなるが、ワンパンに必要なエネが足りてるときは雪道のために温存する
・ハピナスをワンパンした後はミルタンクを押しつけられるので、キュレムを逃がすorベンチのハピナスを引っ張って倒す準備をする
・スターポータルは3枚フルで使う
です。雪道を割るカードが最重要なのでサイド落ちはしっかり確認しておきましょう。
・レジ系
レジはね、、、、、はっきり言うとめちゃくちゃキツイです。パルキアは雷、キュレムはレジギガスのベルト付きギガトンブレイクでお亡くなりになります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89449480/picture_pc_611005ae0c8fddd2087ec3f8f19e5ff2.png?width=1200)
スイマセンサンショクエネルギーギュウドンノギガトンブレイクベルトツキ330テンキゼツデオネガイシマス。。。
それでも!負けへん!ウチへこたれへん!
抗ってみようではありませんか!
「ゆけ、エンペルト」
「ぺん」
はい、解説です。
またまたエンペルト君活躍回です。彼の特性エンペラー愛は愛の力でバトル場にいる時、相手の種ポケモンの特性を止めます。愛だね♥️
ですがレジにはあのカードが入っています。
勘のいい皆さんならオカワリでしょう。
そう、雪道です😊
いかに雪道をすり抜けながらエンペを押し付けるかのゲームになります。幸いペン君は130の火力を出せるのでギガス以外はワンパン出来ます。
マリィで相手に雪道を引かれないことを祈りましょう🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏
レジが流行ればコオリッポの採用も考えております。その時エンペルト君はお払い箱でしょう😭
愛、愛ですよナナチ。
ーーーー10/23追記ーーーー
・ルギアVstar
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89572254/picture_pc_df52966d712d9a12801350206ce3a70a.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89572266/picture_pc_610f06f98cc957453a75420fda25390a.png?width=1200)
アベンジャーズ!assenburu!
はい、という訳でルギアVstarの解説です。
SAが高騰してる?んな事どうでもええんじゃ!
書いてることバグってるやろがい!!
ルギアは特性でトラッシュから無色ポケモン(非ルール)をベンチに2体釣り上げます。大体というかほぼアーケオスです。
このコンボのヤバさは重々承知だと思いますので
早速立ち回りをば。
サイドレースの進め方は感覚的には対ロストギラティナに似ています。ルギアVを2体、非Vを2体で2-2-1-1が理想的なサイドプランです。
ギラティナと似ている点・違う点は、
・アーケオスのエネ加速がミラージュゲートと違って毎ターン使える。(ミラゲは引けないと使えない)
・サブアタッカーのウッウとアーケオスが似ているがアーケオスの方が打点が出る。
ルギアにも言えるがパワフル無色で打点を上げてくるので注意。
・輝くサーナイトを採用しているため打点計算が若干狂う、Vガードも基本的に採用されている。
・オーロラエネルギーでアメイジングライコウが起動できるため、サイドを一気に取られる可能性がある。
じゃあ結局どうすんのって話。
★じっくり耐えてエネを枯らそう★
シティの優勝レシピや知り合いのルギア使いに聞いたところ、エネルギーの採用枚数は14枚前後がテンプレっぽいです。
型にもよりますがパワフル4枚、オーロラ4枚はほぼ確定、残りはダブルターボやVガードが採用されています。
昨日対戦したルギアのデータからどのポケモンにエネルギーをどう付けるかを割り出すと、
ルギアVstar
①パワフル無色4枚+こだわりベルトでキュレムワンパン(かなり上振れ)
②ダブルターボ2枚
③ダブルターボ1+Vガード1+パワフル1
などで大体2~3枚付けてきます
ライコウ
オーロラ3枚、分かりやすいね
オーロラ以外にも草・雷・鋼で技を打ってきます。
アロマ草、スピード雷、コーティング鋼が見えたら気を付けよう
アーケオス
①ダブルターボ1+パワフル1
②ダブルターボ+Vガード1
などダブタ+1で動いてくることが多いです。
2枚消費してくれる
これを元にフルで使ったとすると14-8で山に残っているエネは6枚、しかしこれは理想論で実際は博士で切ったり、サイド落ち、手札に引いてしまってプライマルターボが使えないなど相手も苦しい状況があります。
そこでこちらの勝ち筋は
相手のアタッカーをしっかり倒しつつ高HPを押し付けること
これに尽きます。余程事故らない限り相手は毎ターンしっかり加速してきます。こっちも最大値をぶつけてジリ貧に持ち込みましょう。
相手がプライマルターボを渋ってきたら手札にエネを抱えている可能性もあります。マリィの打つタイミングには細心の注意を払いましょう。
あとは相手のサイド落ち、エネ引きを祈って神社に通いましょう。
以上!皆さんの幸運を祈ります!
あなたが選んだ60枚は最強です。僕が保証します。最強のキュレムで優勝したってや!
COMING SOON……
レジエレキ、雪道入りミュウVMAX
↑10/21以降、対戦出来次第追記します。
5.小ネタ・お役立ちテク
ここでは普段僕が気をつけているプレイングや打点計算などの情報をつらつらと並べていきます。
・カードを使う順番
サーチをする時は弱いサーチから使えって古事記にも書いてます。このデッキでの優先順位は、
かくしふだ>さるじえはくぎん>カイなどのサポートの順で行います。
理由はかくしふだやさるじえで欲しかったカードが引けた場合、カイで持ってくるカードを別の欲しいカードに替えることが出来るからです。
ドローの仕方で周りに差をつけちゃいましょう!ぶっちゃけ好み
・かくしふだに頼りすぎるな!
皆さん、最近ふだ、隠してますか?エネルギーを捨てて2ドロー。このデッキではむしろご褒美です。だからこそ僕は言いたい。
スゥーッ
「手貼りの重み、なめてません?」
手札にエネルギーが1枚の時、ついつい引きたくなる気持ちは分かります。たっぷりバケツが引けたらエネルギー問題は解決、地球温暖化は収まり、たちまちみんなハッピーです。
でも引けなかったら、、、あと1エネルギー付いてたらワンパン出来てたのに、、、よほどきつい盤面で無い限りかくしふだを使うのは止めましょう。
とりあえず手貼りさえしとけば技は打てるんだからさっ♪
・運命の出会い
白銀世界の問題児キュレムと森の賢者ヤレユータンが電撃結婚を発表!?
で、おれが生まれたってワケ。
そんなデッキです。息をするようにトップに水エネを仕込み白銀の世界へと連れ去る、そんなコンボが成立した奇跡のデッキ。
でもたまには浮気もいんじゃね?ーー夜冷ゆう子ーー
エネルギーが盤面に満ち足りた時、彼女は思った。水エネ以外を仕込んでもいいのではないのかと…………………………
はい、真面目に解説します。ちょこちょこ触れてきたように盤面にエネが足りている時はさるじえで別のカードを仕込むことが許されます。今日は水エネ以外食ってもいいのか!?
くどい。相手が頂きへの雪道やマリィを採用しているデッキの場合セットで使われるとまぁきついです。ハゲます。そのためにトレコだったり、ロストスイーパー、スイーパーに触れるカイを仕込んだりするんですな。
大体アルセウス系統や、最近増えてきてる雪道入りのロストに有効です。
雪道さえ割れば後はゲッコウガがなんとしてくれます。愛は地球を救う。
あ、ウォッシュ水は水であって水エネルギーではありません。
さるじえはくぎんしてもつけられないので気いつけてや!
・お役立ちキュレム算
最後に本質情報を。キュレム君は素点120の水エネルギー1枚トラッシュ毎に50ずつ打点が上がります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89014227/picture_pc_53ab83be2e5877e1050f5a2fff291255.png?width=1200)
数値を見ると
1エネトラッシュ 170 非V、ネオラントVワンパン
2エネトラッシュ 220 アルセウスV、ギラティナV、パルキアV
3エネトラッシュ 270 ゾロアークV☆、何も付いてないハピナスV
4エネトラッシュ 320 アルセ・パルキア・ギラティナV☆、オドリドリなしミュウVMAX、ミュウツーVunion(この辺のラインが多い)
5エネトラッシュ 370 ムゲンダイナVMAX、ダイオウドウVMAX、ウーラオスVMAX、キュレムVMAX
とりあえず5エネまで覚えとけば大丈夫です。ベルトを巻くと素点150と考えると楽です。
ざっと並べてみましたが実際はVガードやらサーナイトやらで打点が狂います。ダメージのマイナスよりも相手の実質HPがいくらなのかで計算するとワンパンがはかどります!
ででんっ♪突然ですがここで問題です!
相手のバトル場にはVガードエネルギーが付いた無傷のアルセウスVstar、ベンチには輝くサーナイトがおり頂きへの雪道が貼られています。
こちらのバトル場のキュレムにはこだわりベルトが付いています。
さて、アルセウスVstarをワンパンするにはキュレムは何エネ必要でしょうか? 答えはちょっと下にスクロールしたとこ↓
正解は4エネでした!分かったかな?
アルセウスVstarにVガードが付いているので実質HP310、サーナイトは雪道で特性が消えるため無視、キュレムはベルトが付いて素点150、4エネトラッシュで350でワンパン。でした!
コレで君もキュレムマスターだ!
6.終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!
拙い記事でしたが楽しんで頂けたなら幸いです!今後もぼちぼち加筆するのでTwitterで見守っててください😊
ではまた!
SpecialThanks・Serachomu