私が現役予備校なしで医学部に一般正規合格した勉強法(コスパ最強) ①
こんにちわ
昨今の医学部人気は本当にすさまじいですね。
医師の年収は1000万は普通に働けば全然いくし、社会的なステータスも高いし、良いことづくめです。
医師免許という資格があればどこでもいつでも職を見つけることができるし、一生食いっぱぐれることのない正に魔法の資格です。
ただ、医師免許を取るには大学の医学部を卒業することが不可欠であり、その過程でもっとも過酷と言われているのが医学部受験です。
基本的に倍率二桁は当たり前で、30倍、40倍、50倍も珍しくありません。
医学部合格には最低でも偏差値60(医学部の中で最も簡単といわれている川崎医科大学が偏差値60)が必要であり、最低でも早慶に受かるレベルが求められます。
このため何としても子供を医学部に入らせたい親は、大手予備校の医学部コースだったり、医学部専門予備校に高い授業料を払って子供を勉強させます。
医学部受験はお金がかかる?
ただ、皆さん知ってましたか?
この授業料本当に馬鹿みたいに高いんです。
とても一般家庭が払える額ではないです。
大手予備校の医学部コースが年間100万から、医学部専門予備校だと年間500万程かかります。
私の家は貧乏というわけではなかったですが、予備校に大金をつぎ込まなくても自分は医学部に受かることができるという自身があったので、このような道は選びませんでした。
というのも高校の先輩で医学部に受かった人のほとんどが、このような医学部コースや医学部専門予備校に入っておらず、自分で勉強計画を立てていたからです。そして彼らの多くが基本的な問題、知識の大切さを強調していました。
基本的な問題、知識の重要性
医学部受験とはいえ、所詮大学受験で出題されるのは高校までに履修した範囲です。大学によって出題形式や傾向はもちろん異なりますが、これは医学部受験に限らず多くの大学入試に通じるものだと思います。
医学部の中に限った話だと、特に医系の単科大学でこの傾向が強いと私は思います。なぜかというと、単科大学内には医学に関する人が多くを占め、数学者や物理学者、生物学者が少ないため、応用的な問題、複雑な問題を作る能力や時間が限られています。そのため必然的に受験生に問われるのは基本的なことが中心になり、これをきちんと理解していることが合格の一番の近道ということになります。
つまり、医学部合格には何が求められるかというとそれは「基本的なことをきちんと理解する」ということになります。
取り組む問題集をしぼってその一冊を完璧に理解しよう!
この「基本的なことを理解する」のに一番おすすめなのが、「一冊(もしくは数冊)の問題集を完璧にする」です。
よく問題集を買って一周解いただけで別の問題集に手を出している受験生を見かけますが、これは非常に効率の悪い勉強法だと私は思います。
問題集は一度問題が解けたらそれで終わりではないです。
1周解き終わっても2周、3周と反復します。
そうすることで脳内に解法、知識を叩き込み定着させ、これが「基本的な知識の理解」につながります。これをきちんと理解することができれば、問われ方が変わったり、ひねられたとしても解答にたどり着けることができます。
以下に私が使用した問題集、参考書を科目別に紹介します。
数学
私が使用した参考書は数学だと青チャート(1A,2B,3)、やさしい理系数学です。この二つの問題集は受験直前まで解き、ボロボロになるまで使い込みました。
青チャートは基本事項の定着には最強だと個人的に思います。
私は高校2年のときに青チャートをやりまくり、ある程度土台ができた3年からやさしい理系数学をやり始めました。やさしいと書いてありますが、全然やさしくないです。青チャートよりもレベルが高いものも一冊欲しかったのでこれも青チャートと並行してやり始めました。
英語
英語は高校2年までは英検中心に行っており、高校三年になってから大学受験対策を意識しました。
文法問題集は頻出英文法語法1000、英文法ファイナル問題集など、単語帳はシステム英単語を使っていました。英文法は特殊で数学と違ってとにかく量をこなすことが大事だとおもっていたので、上記以外にも様々な参考書問題集に取り組みました。単語帳はシス単しか使いませんでした。
長文やリスニング対策としてはCNNから販売されている月刊雑誌を毎月購入し、それをひたすら読んで聴いていました。CNNはアメリカの新聞みたいなもので、これを通して国際情勢も理解することができ、個人的にすごく興味深くおもしろかったです。
化学、生物については次回の記事で述べたいと思います。