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人生の指針、3つ。

私には、人生において指針とする価値観が3つあります。
皆さんも何か座右の銘みたいなものってあると思うのですが、一番大切にしている基準みたいなものって何ですか?
私の場合は、この指針を自分自身の軸を持つ意味で生きていく上での基準にしています。

やりちらかし店主としては、四方八方に伸びていく触手的な中途半端さをどうやって店にもプラスに変えていくか。
そこから見つけ出した軸かもしれません…。

■自由

自由というと人によって捉え方は様々。
「好き勝手に自由奔放に生きる」という考えもあるし、「誰にも縛られずに開放されて生きる」というような感覚もあるかもしれません。
私の場合の自由とは、「限られた世界・与えられた環境の中で責任と共にある自由を生きる」と捉えています。
人間社会や資本主義の中で、親兄弟・友人・お客さまなどの関わる人たちとどう行動し、どう接していくか。
一個人がこうして情報を自由に発信できるからこそ、自分自身の責任はしっかり持たないといけないなぁと思います。
そして、差別をなくそうという動きが随分大きくなってきた今、自由な発想や自由な生き方も認められてきているので、すごく良いことだとも思います。

学生の時のことです。
・自由度の高い学校は、制服は自由で校則も緩い。
 自由さの中で各自が学習し、好成績で発想も豊かであり選択肢が多い、ということ。
 それゆえにしっかりとした自己責任が求められる、ということ。

・自由度の低い学校は、制服があり校則は厳しい。
 自由を制限された中で各自が学習し、成績よりも社会性が豊かであってもなかなか認めてもらえない、ということ。
それゆえに反発してしまってもしっかりとした自己責任が求められる、ということ。
(※これは、30年も前のことなので、今は当てはまらないと思います。)
当時、対照的な学校を見てもどちらも「自由と責任はセット」なんだなぁ~と感じていました。

■ニュートラル

少し飛びますが…
私はこの自然界を作っている素粒子がプラスマイナスの電極を持っていることから、全てのことにも両極があると勝手に思っています。
(専門的な説明は無理です、ごめんなさい)
光と闇・天と地・右と左・前と後・白と黒・表と裏…といったように、必ず対するものがあります。
単語にも殆どが対義語がありますし、自分の性格にも長所と短所があります。
なので、表裏一体や両極内在といったことをいつも感じます。

ですので、ものごとも全て、どちらか一方にだけ偏った考え方をせずに反対側も考えてみて、できるだけ中立な位置で考えるようにしています。
こうすることで、自分の考えだけではなく他者の考え、お客さまの立場に立った考えが出来るようになるからです。
また、両極を考えることをすると感情的にならずに割りと穏やかに居れる気がしますし、気分の振り幅が少なくストレスも少なくなります。
対人やプランにおいては、両極どちらでもない場合もあれば、両極どちらも取り入れる場合もあり、柔軟に対応するようにしています。

とは言っても自分の考えは一つですから、どうしても偏ります。
偏った時はその偏った考えも認めた上で、私のこの考えはこの地球上の70億分の1の考えだと、ちっぽけなものだと思うようにしています。
これは、消極的になるのではなく、自分が傲慢にならない為の方法です。
そうすると、他者の許容範囲のお陰で自分が在ると思えますし、感謝できるからです。

■中途半端力!

私の短所は、とにかく中途半端!いろいろアンテナに引っかかったらとにかくやってみたくなる。これが良いのか悪いのか、あちこちに触手が伸びてやりちらかすという現象が起こります。しかし、これが楽しくてやめられない。というか、楽しいことはどんどんやらなきゃ♪ってことで、収拾がつかなくなる訳ですが…。

しかし、様々なことを手当たり次第にやってみたので、広く浅く何でもそつなくこなすようになりました。
お陰で、お客さまに楽しんでいただけるサービスや、提供出来るお困り解決が増えて、いろんな方々のお役に立てるようになりました。
一店舗の中で多角経営みたいな感じです。
私の場合は地域密着型店ですので、よろず屋的な存在は大きいと思います。
衣料雑貨店でありながら、カフェ・レンタルスペース・陶芸教室・シルクスクリーンプリント・DIYワークショップ・街の図書箱・携帯端末の操作補助・ネット購買代理・話し相手・外注仲介など、お客さまのご要望に応える店として扱うアイテムは多岐に亘ります。

こうして文章にしてみると一体何屋なんだ!いろいろすぎてコンセプトがブレブレじゃないか!と思ってしまいますが、このやり散かしの成果としていつも明るく元気に楽しんでいるので、この自由奔放な店主にお客さまの方が合わせてくださっていると思います。
あくまでも軸は服屋ですのでね。

これも全て、やってみて自分に合わなかったものはどんどん止めて、飽きたら止めて、たまに思い出したように再開したり、ずーっと続けてみたり、新たなことを始めてみたりした中途半端の賜物だと思います。
ですので、中途半端力を活かせば、短所も長所に変わるのです。

私が今まで生きてきた中で、この『自由・ニュートラル・中途半端力』がいつもよく感じられて、これだけ向こうから(いや内在からか)サインをくれるのだから、私は価値観となるこの3つを指針としています。
自分で見つけようと思っても以外に自分自身のことって分からないもんです。しかし、五感と第六感が教えてくれるものなのかもしれません。

あなたは大切にしている価値観はありますか?
その価値観は何ですか?
お気軽にコメントしてください。
最後までお読みくださって有難うございます。

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