小児整形外科で行う産婦人科サービスをデザインする
こんばんは!
今あるサービスの導入を検討しています。
それは『産婦人科オンライン』です。
なぜ?と言うのが初めの感想。だって内科なのに。。。
その問いかけが自分の中の鍵となる。次の瞬間から自分だったらどういう風に使っていくのか??と考えます。
まずは職員向けの福利厚生サービス。
医師なのに産婦人科的な内容を聞かれても答えられないし。それはちょいとカッコ悪いですやん。
いや、違うな。わからん。それだけではない。
ということで、代表の重見先生に聞いてみました。
産婦人科オンラインについて重見先生に聞いてみた
「内科などクリニックで産婦人科オンラインを導入するメリットって職員さんの福利厚生目的ですか?」
「なに!通院患者さんの産婦人科的な悩みが相談できる!?」
それは良いことを聞きました。なにせ、通ってくる人の半数以上はおそらく女性です。しかもお子さんを連れてくるママさんが沢山います。
実際、産婦人科診察は受けられないけど、相談は出来るとなるとそれは面白い。←
プラス小児科関係の悩みもオンラインで相談出来る。(産婦人科オンラインと小児科オンラインはセットで利用できます)
・・・。これはもしかしたら自分のクリニックにはかなり使えるのではないか??
もう少し詳しく話を聞いてみました。
それって自分と考えが同じ!!
ここはものすごく共感しました。
診療科は違えど、そういう風に考える人はもれなく仲間意識が働きます。ぜひ何かを一緒にやってみたいですね。
ということで、ファミリハつくばでの導入に向けて前向きに考えています。
せっかくファミリークリニックと名乗っているのだから、子育てまわりのトータルケアを考えていく上で、こうした連携は欠かせません。将来的にはできれば自院の中に産婦人科を入れたいですが、その前の取組として、オンラインを活用していきたいと思います。
こういう例を作って、その取組が当たり前になると、さらにその認知が進み、この分野はまずはオンライン相談してから受診を考えるって流れになることを期待しています。
もしそうなれたとしたら、産婦人科の先生も本業にコミット出来る環境が作れます。
最後にHPVワクチンについて
さて、さらに小児整形外科医ができること。それはHPVワクチンの啓蒙です。
通ってくる年代は幼児から学童、思春期など様々です。中高生はやはりターゲットとして見込んでいます。
この年代は、小児科や産婦人科への通院はそれほど行っていないはずなので、整形外科を通してその必要性が少しでも伝えられれば良いなと思います。
当クリニックではそういった健康教育、これまでの病院では行ってこなかった取組についてどんどん取り上げていきたいと思います。
中川将吾
小児整形外科専門ドクター