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【学会参加記録】ウェル・ビーイング学会第1回学術大会
2023年3月5日 ウェル・ビーイング学会第1回学術大会に参加しました。
ウェル・ビーイング学会 ↓
僕はスタッフでもなんでもありません。
健康を支えるには、暮らしを支えねばならない・・ でも暮らしを支えるってどういうこと?漠然としているなと考えていた時に出会ったのが、福井県立大学の高野翔先生が福井新聞などで取り上げておられるWell-Beingです。
ネットで調べてみると、前野先生の本も有名ということで、読んでいたのでした。これを読んで、ウェル・ビーイングの凄さがなんとなく伝わってきました。同時に、また、扱う範囲が広く非常に抽象的な概念であることも感じています。
「暮らしを診る」ことを大事にしている自分にとって、その言語化に苦しんでいたときに、ウェル・ビーイングと出会い、「暮らしを診る」の言語化に成功しています。
今回オンラインで第1回学術大会があるということで、興味を惹かれて参加しました。
哲学的なところも大いにあり、頭を悩ませながらも聞いておりました。
とってもいろんな方が参加されていました。
理事の偉い人を除いても、教育、医療、福祉、有名企業の福利厚生担当、経営担当、政治学者などなどいろいろなジャンルの方が参加されていました。家庭医の先生や福井のDrも他にも参加されていました。
家庭医療・総合診療とウェル・ビーイングは似ている!?
印象に残ったのが、『Well-Beingであって、SDGsではない』ということです。ウェル・ビーイングは各要素に分けてはいけない。「幸せな状態を目指すもので役割分担ではない」「一種のBuzzwordになっているので、何をもk的として、期待するのかを考えながら使う概念だ」というようなことをおっしゃってました。
家庭医療・総合診療も結構抽象的な概念だと個人的には感じています。間違っていたらごめんなさい。体だけ、心だけ、暮らしだけ見るものではない、BPSの3要素は分けられないものである。ウェル・ビーイングの内容をSDGsの「SDG各要素」に細分化してはいけない、というのは理解できるものであり、また家庭医療・総合診療の目的とするところとも似ているのかなと感じました。
参加していた人にはウェル・ビーイングの研究をしている人も多そうだった
地域で研究するのは難しいと感じますが、自分なりに咀嚼して、偉い人に話を相談して、関わらせてもらっている地域に還元していきたい。
幸せっていう言葉は一見胡散くさい感じ受けるが、無理して目指すものではなくて、ありのままの良い状態と考えるとしっくりくる。
「暮らしを診る」こととは何かを追い求める 新しい取り組みを始めようと思います。
コミュニティの中で、ハッシュタグを使ってみる取り組みです。
うまくいくかどうかはわかりませんが楽しみながら取り組めそうです。
2023年3月7日