大人の仕事の裏番組、子どもの1日をレポ!@のりくら自然保育木のこ
3月にゲストハウス雷鳥さんでファミリーワーケーションをしてきました!その様子は以下の記事にも書いたのですが、きょうは大人のワーケーションの大事な大事な裏番組、子どもたちの1日をレポします。今回は、3泊4日のワーケーション期間中の2日目を、自然保育木のこさんにお世話になりました。
のりくら自然保育木のこ とは?
小学校、保育園、幼稚園などの子どもとかかわる現場での経験を持ちながら、ゲストハウス雷鳥のスタッフとして活躍されていた相馬蕗子さんが立ち上げた乗鞍の保育サービス。乗鞍の自然を子どもがめいっぱい満喫できる過ごし方を提案してくださいます。
預ける前の不安・気になりごと
親と離れて過ごすことには比較的慣れているうちの子どもたち(4歳&2歳)ではありますが、結構人見知りもします。今回は初めてのお預け先でもあるので、こんな心配をしていました。
・朝、行くのを嫌がって泣くかな・・・?
・食事やお昼寝など、普段の生活リズムと同じように過ごせるかな?
・外遊びが主なので、危険なことがないかも心配・・・
結論、これらの心配はすべて杞憂に終わり、子どもたちはめいっぱい遊び笑顔で戻ってきました。親の不安をよそに、子どもたちがどんな時間を過ごしたのかレポしていきます!
木のこさんでの過ごし方 ~前日編~
木のこさんと子どもたちとのかかわりは、お預けの前日から始まりました。前日に、滞在しているゲストハウス雷鳥までスタッフの相馬さんが来てくださり、子どもたちと顔合わせ。
何して遊ぼうか?
お昼ごはんに何食べたい?
など、子どもと直接話して、子どもの好きな過ごし方、子どもの性格などを探りながら、当日のかかわり方を丁寧に確認してくださいました。
木のこさんでの過ごし方 ~当日編~
木のこさんのフィールドはゲストハウス雷鳥から車で5分ほど行った場所にあります。昔の洋館のような素敵な大きな建物をシェアハウスとして相馬さんが管理されていて(その住まい方もすごく素敵!)、その建物と、その周辺の森が木のこさんのフィールドになっていて子どもたちはここで過ごします。記事冒頭の写真が、朝子どもたちを送り届けて別れた時の様子。前日のかかわりもあって、子どもたちは少し緊張しながらも明るくバイバイしてくれました。
まだ雪が残る頃だったので、まずは雪遊び。
ずっと外遊びばかりも疲れるので、室内で休憩がてら折り紙をしたりも。この日はペーパークラフトが得意な別のスタッフさんもいらしていて、子どもたちにたくさん折り紙を教えてくださいました。(作ったものをいっぱい持って帰って来て見せてくれました)
昼食は、自分たちで持ち込んでもいいし子どもたちとピザなどをつくって食べることもできますと事前に伺っていたので、ピザづくりをお願いしてありました。生地をあらかじめ用意しておいてくださり、そこに子どもたちの好きな具材を自分たちでトッピングして食べさせてくださいました。
午後はしっかりお昼寝。そもそも午前中外でたっぷり遊んでくったくたになっているので、絵本を読んで、2人ともすんなり眠りにつけたようです。自然保育でありながら(というか外遊びで体は疲れるからこそ)こうしてお昼寝もさせていただけるのは本当にありがたい!
お昼寝から起きてまた外遊び。このとき、大人用の大きなシャベルを使って穴を掘ったり川を作ったりしたことが、うちの子どもたちは一番楽しかったようです。普段だったら大人用のシャベルなんて危ないと思って使わせないし、気軽に穴を掘れる場所なんてないし。経験豊富なスタッフさんだからこそ、子どもたちの安全にしっかりと配慮しながら、日常ではできない遊びを提供してくださいました。
子どもたちの感想と、これから
子どもたちはめいっぱい1日を楽しみ、大満足で戻ってきました!が、子どもなりに大変だったことも話してくれました。
おしっこをタイミングよく言い出せなくて、何度も失敗してしまったこと。(持参した着替えだけでは足りずに、木のこさんでお持ちのお洋服をお貸出しくださいました)
お昼寝から起きたらさみしい気持ちがして泣いてしまったこと。
そうだよね。普段とは違う初めての環境なんだから、いろんなことがある。
でも私は、いろんなことがあるからこそ、子どもたちを初めての環境にたくさん触れさせたいと思っています。子どもが大変だったよ~といっても、じゃあもうやめよっか、じゃなくて、そっか!また行こう!と明るく言っています。
少し大変でも、「あなたなら大丈夫」と言い続けてあげること、そして初めての環境のなかで自分なりに人とつながっていく経験が、もう少し大きくなった時にきっと財産になると思うのです。だから、可愛い子に旅をさせたいなって思います。
大人たちが仕事をしている間に、めいっぱいの遊びも、それから背伸び・成長もさせてくださった木のこさん。ありがとうございました。またよろしくお願いします!
文章:平井咲子
写真:当日木のこさんで撮影してくださりシェアしてくださったものを使用しました。写真をいただけるのもありがたいですね!