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家族の悪口を言ってるのは自分をいじめて喜んでるって話

家族の悪口は言わない方が良いか、良いか?
どう思いますか?

悪口は、相手に直接的に話すことは無いでしょうが、
家族に限らず悪口は言わない方が良いと思っています。

人と人に関わるという点で、
人の関係を壊す4つの毒素のことを
人と人の関係性を扱う、関係性システムコーチとして話しますが、
今回はそれとは異なる視点の話。

関係性を壊す4つの毒素

「非難」、「侮辱」、「自己弁護」、「逃避」を
人間関係を壊す4つの毒素と言っています。

「非難」は、期待に背いた行動や失敗した行動(=不満)に対する、相手の性格、人格、能力に対する批判や攻撃。
「侮辱」は、相手に対しての嫌み、皮肉、冷やかし、敵意あるユーモア、冷笑、挑発の投げかけ。
「自己弁護」は、自分は悪くないという弁解や言い訳。
「逃避」は、コミュニケーションの打ち切り、無視、拒絶、引きこもりで相手との対話を避けること。

これらの毒素は、知らず知らず、気軽に使っていって、
相手との関係性を壊していく。

吐いている方は毒素だと思っていないので、
相手が急に怒ったように思うかもしれないけれど、
無意識的に使っていて、徐々に、もしくは一気に壊してしまう。

四毒素についての詳細は、
書籍『結婚生活を成功させる七つの原則』をご覧にいただくと良いかと。
この書籍には使われた場合の対処方法も書いているので、
使う側が気をつけることも大事だけど、
使われたときにどう対応すると良いか、
覚えておくと良いと思います。

悪口を言うことはストレス発散?

悪口ってなんで話すんでしょうね?

その人を共通悪にするため?
相手に対する嫉妬や恨みを晴らす?
自分の劣等感を隠すため?
ストレス解消?

悪口を話すと「ドーパミン」が放出されて
楽しい気分になるということもあるみたいですね。

悪口を話すことでスッキリした気持ちになっている。
でも、それは、思考的(理性的)にスッキリしている気がしているだけかも。
その裏で、感情(感性)はスッキリしてないかもしれないとしたら…

気持ちはスッキリしてないので、
悪口を言うことを何度も繰り返えしているかもしれませんね。

悪口は自分に返ってくる

脳は、話していることを誰のことかを理解していないと言います。

悪口として話していることは、自分でも聞いている。

自分で自分の話を聞くこと、オートクラインと言う。
コーチングでもこの効果を使っていて、自分で話したことを、自分で聞くことで、自分で気づきを得るという効果。

悪口も一緒で、自分で話したことを自分で聞いてる。

自分で話したことを自分で聞くというのは、
自分の脳は誰について話しているかを認識しないので、
自分で話したそのコトだけを認識する。

悪口として話したこと、相手のコト(振る舞い)について話していること。
それは相手のコトだけではなく、自分のコトかもしれない。
ほんの少しかもしれないかもしれないけれど自分のことも含まれているとすると…。

人のやっている振る舞いを見て、嫌だと思っていることは、
実は自分でもその振る舞いをしていて、嫌だと思ってる。
強く思っていないかもしれないし、ほんの2%位かもしれない。

でも。自分が嫌だと思っている振る舞いを
相手が振る舞うことで、嫌悪感を持ったりする。

自分のコトなんだけど、相手のコトとして。

それに対して悪口を言う。

その悪口を自分で聞いて、
無意識かもしれないけれど自分のコトを意識し、
それを聞いた自分がストレスを感じている。

その感じたストレスを発散するためにまた悪口を話して、
また自分にストレスをためての繰り返し。

解消のつもりで、また自分にストレスをかけている。

もし、悪口を言っている時に子ども等の家族が聞いていたら、
その家族もストレスをためることになる。
そうなると、一人から二人、三人とストレスが広がっていく…。

癒やされないストレスが繰り返されていく…。

悪口を言わないとすると

「あげまん」と言う言葉がある。
もうこの言葉は死語なのかもしれないので、あったの方が正しいのかも。

パートナーの運気を上げる人という意味で使われた言葉ということだけど、
そういう人はパートナーをおだてて、やる気を引き出すことに長けているという。励ましたり、応援したりをいう、パートナーに力を与えるということを自然にやっている。

パートナーのミスや失敗を責めるよりも、
次にどうしていくかを応援する。

励ます、褒めるというよりも、
やっていることをそのまま言葉として口に出して、
パートナーに届けるだけでも良いのでしょう。
それにポジティブな言葉も付加してみる。

ただそれだけでも相手は嬉しくなるかもしれない。

そんなポジティブな言葉は、自分もその言葉を聞くことで、
自分も嬉しくなる。

悪い言葉は、自分も悪い言葉を聞いて、自分もストレスをためるけど、
良い言葉は、自分も良い言葉を聞いて、自分も嬉しくなる。

相手も嬉しくなって、自分も嬉しくなるなら、
良いループが続いていく、いい流れじゃないでしょうか。

そういうことを繰り返すと、予想以上の力を発揮することにつながる。

そこまで意識しなくても、自分が嬉しい気持ちを味わうために、
相手にも良い言葉を返す。
いいサイクルにつながる気がします。

でも、相手に対しての気持ちが収まらない場合はどうするか?

ホ・オポノポノしましょ。
「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」
この4つの言葉を、気が落ち着くまで繰り返して口に出して話す。
10回、20回と繰り返していると、自然と気持ちが落ち着いてくる。
それでも収まらなかったら、もっと繰り返す。

悪口を言うと、それを聞いている自分が傷つく。
自分を認めて愛すことで、
自分を癒やし、相手とポジティブに関われるようになる。

そういうことが、良い関係を築けることにつながる一つだと思っています。


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