見出し画像

家族を創っているのは微生物なのかも

「同じ釜の飯を食った中」と言う言葉、
仲が良いというよりは、同じ志を持った仲という
力強さを感じる言葉。

なぜ一緒にご飯を食べることが
志や結束力の強い仲ということになるのかと考えていた。

ご飯を食べる時間というのは、リラックスした時間。
そのリラックスした時間の中で
様々な話をしたり、日常の社会生活のことを学んだり、
そういうことをする中で
関係性が創られていくのかと考えていた。

のだが…

微生物で意識を合わせる

先日、作家のさとうみつろう氏が
Youtubeで口噛酒のことを話されているのを見た。

村の会議で、決まらない話があったとき、
そのメンバーで米を噛み、吐き出し、口噛酒を造り、
後日飲むことで、メンバーの意識を合わせる。

それぞれの体内に存在する微生物。
米を噛み、吐き出して酒として醸すことで、
それぞれの微生物が合わされる。
それぞれが、その酒を飲むことにより、
意識の統一を図る。
ということと行っていた地域があるそうだ。

口噛酒を作るってことすらは、
さすがにやりたいとは思わないけど、
それぞれが持っている微生物を合わせるという話は
とても興味深かった。

https://youtu.be/djQKFylZP44?si=2FQCObdbVgxHXK2C&t=536
(8分56秒から)

微生物で家族にも関わっている

また、作家のさとうみつろう氏が話していた別の話。

夫婦の仲が悪くなったとき、
それぞれが生まれた土地の土を持ってきて
その土を合わせて野菜を作る。
その野菜を一緒に食べることで、
夫婦の仲は回復するという話。

それぞれの生まれた土地の微生物が含まれた土で作った野菜。
それで、関係性が変わるというのは、
これもとても興味深い話し。

これも土に含まれる微生物の話。
とても興味深い。

https://youtu.be/naj7S81cvZA?si=39vsC-_hjtjBd6Dy&t=347
(5分47秒から)

関係を作るのは微生物

あらためて「同じ釜の飯を食う」という慣用句。

同じご飯を食べる = 同じ微生物を体に取り込んでいる。
同じ微生物を取り込むことで、関係作りがされている。

微生物が関係を創っている。
というのも信じられないことだけど、
本当なんだろうか?

例えば、腸は第二の脳という言葉がある。
そうじゃなくて、腸が第一だろいう考えもあるようだ。

腸が必要なところにエネルギーを送っている。
なので、腸がまず人の行動をきめているとのこと。

微生物が人と人の関係性を創っている。
本当かわからないが、面白い考えだと思う。

微生物が家族の関係性を創る

微生物が人と人の関係性を創っているのかどうかは
わからないが、創っていると考えてみる。

家族は同じ物を食べている。
お昼は別々だとしても、朝、夕と同じ食べ物を食べている。

その食べているものには、微生物が含まれている。
同じ微生物を体に取り入れていることで
関係が創られていくと考える。

長年連れ添った夫婦は顔が似てくる。
そんな慣用句もある。

これも微生物の影響なんだろうか?

真偽は相変わらず不明だけど、
一緒に同じご飯を食べることは、家族を創ることに役立つと思う。

家族が一緒にご飯を食べること。
身土不二。身近な場所、季節の食べ物。
そういうものを頂くことも大事。

その土地に合った体が創られ、
また、家族の関係性にも表れてくる。

そんなことがあるのかもしれない。

いいなと思ったら応援しよう!