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親しい人を失った哀しみの痛みを癒やす

家族等の親しい人を喪失した哀しみってとても大きいものですよね。
思い出深い場合はもちろん、いがみ合ってた関係でもそうだと思います。

最後の時間、しっかり話すことが出来れば
いくらかでも気持ちの準備出来たかもしれないけれど、
急だった場合、痛みは大きい。

この喪失の痛みは、人に限らずペットに対しても。

どういう気持ちだったか聞きたかった。
ありがとうと言いたかった。
そのことについて語りたかった。
もしかしたら、恨み言を言いたかったのかもしれない。

そんな心残り、そして哀しみの痛みを癒やす方法の一つとして、
ヒプノセラピー(催眠療法)には、悲嘆療法(グリーフセラピー)がある。

大切な存在を喪失した痛み。
大切な存在が居なくなった痛み。

それは、祖父母、両親、兄弟姉妹、子ども、孫等の家族でもあれば、
とても仲の良かった友人かもしれない。
もしかしたら、愛情を注いだペットの場合もある。

そんな大切な存在を喪失した痛みを癒やす。

悲嘆療法は、そういう心理的な施術です。

悲嘆療法について、もっと知りたい方はこちらの書籍がお勧め。

施術の流れ

施術は、カウンセリング、催眠セッション、ふり返りの流れで、
一回1時間半~2時間程度で実施します。

①カウンセリング

喪失した存在(人やペット)との関係性、
思い出の出来事、会って話したいこと。
その存在に対して想い等をお伺いします。

②催眠セッション

セラピストによる誘導により、催眠状態に入っていきます。
催眠の深さを確認しながら、その存在を対話する準備をしていきます。
準備が出来たら、記憶の中のその存在との対話の時間になります。

話をする存在は家族かもしれないし、友人かもしれない、ペットかもしれない。
催眠状態の中では、日常話すような相手と対して話す形にはならない。
セラピストの促しで話をしていく。

自分がその存在に、言いたかったこと、言えなかったことを伝えていく。
そして、その存在の気持ちや考えを自分で感じ、自分の口で言葉にする。

催眠セッションの中では、相手の気持ちや考えがありありと伝わってくる。
ペットは話すことは出来ない存在。でも自分自身として、ペットの気持ち、考えていることが伝わってくる。それを自分の口に出して話す。

そういう対話を、何度も繰り返していく。

そういう豊かな時間を、満足いくまで繰り返していく。

そして、催眠から目覚めていく。

③ふりかえり

催眠を解いた後、どのような時間だったか、簡単にふり返る時間。
その存在と対話して感じていること。気づいていること。
催眠から覚めた状態で改めて確認していく時間。

その大切な存在は居なくなったけど、いつでも一緒だということに気づいたかもしれない。
その存在が自分にとってどんな意味を持っていたのか教えてくれてるのかもしれない。

催眠セッションの中で、
その存在が教えてくれたメッセージ。
その存在が自分の元に現れた意味。
催眠セッションを通して自分に伝わってきたメッセージを、
顕在意識の中で心に留めていく、大切な時間。

④感想

後日、どのような体験だったか、どんな気づきがあったら、感想をいただけると幸いです。

ヒプノセラピーを受けるにあたって

 催眠状態は、自分の潜在意識とつながりやすい状態です。顕在意識(通常の意識状態)が無くなっている訳ではありませんので、自分の意志で催眠から目覚めることが可能です。
 催眠中、トイレに行きたくなる場合もあります。催眠を軽く解いて中断し、その後セッションを継続していきます。
 催眠セッション中に話した内容は、自分の記憶に残りますが、曖昧になる可能性もありますので、録音することをお勧めします。
 催眠中に話されたことについては、ヒプノセラピストとして、また、コーチとしての守秘義務の責を負っているので、他言することはありません。

 

お問い合わせ

滋賀県長浜市湖北町、『そらの家』にてセッションを実施しています。
また、近隣への出張も可能です。
お問い合わせは、以下のページからお願いします。


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