見出し画像

あと9日 恩師の言葉

どーも!年休を沢山とってて、久しぶりに勤務をする時の朝なんか緊張してお腹が痛かったせいしろうです!


今日の登場人物はサッカー界では大物です。


先日、高校時代の集まりがありました。
その時に恩師の言葉を食い入るように聞いたので話します。

私は佐賀県立佐賀東高等学校サッカー部卒で、
高校時代は副キャプテンとして、100人の部員と全国制覇に向けて奔走しておりました。
#今は部員150人だって


そんな中で、私にサッカーを教えてくれたのが
かも蒲原昌昭先生です。

この先生は、2019.2020年には高校日本代表の監督も務められている先生でまぁ一言でいうと、サッカー界でむちゃくちゃ有名な先生です。


この集まりはある部員を元気つける会という名目で開催されましたが、その部員と先生との会話を盗み聞きしていた私はその言葉に感銘を受けました。

ある部員というのは、先日のブログでも一度話に出てきたことがある選手で、私の高校時代の親友です。

その彼とは、小学校時代からの友達で一緒の高校になってからはすっかり親友になりました。


その子の人生を変えたのが我々が25歳のとき。


後ろから大型トラックに追突され、意識不明の重体。

数日後に意識が戻りましたが、
今でもずっと車椅子生活を続けています。


そんな彼の身にはまだまだ不運がありました。
内容はここには書けませんがとても辛い経験です。

そして、そんな彼を元気つけるために部員の1人が声をあげて、沢山の部員が集まり彼を囲むことになりました。


そして、乾杯後昔話や近況を話しているときに、先生は彼の現在の境遇を知ることになりました。


私はどんな反応をするのかとても興味深かったです。


それを聞いた先生は、顔色ひとつ変えずに、決して悲観的になったり、事象の詳細を聞こうとせずに、未来を見ていました。


『そうか、起きてしまったことは変えられない。お前がこの出来事をどうしていくかが重要や。高校生は社会にでる一歩前で気をつけないといけないことが沢山ある。お前が高校生達に与えれる物があれば作ってから俺のところに持ってこい。』


私はこのスタンスにとても勇気を貰いました。

佐賀東サッカー部は全国クラスの部で今回の選手権(野球でいう甲子園)では佐賀県勢初の全国ベスト8に入りました。
#県立高校では佐賀東だけ
#ちなみにせいしろうはインターハイベスト8
#すごいやろ

あと少しのところで、ベスト4入りを逃しましたが、本当に本当に悔しかったと思います。


毎年毎年がチャレンジの年。
先生にプライベートなんてありません。

人生の全てをサッカーに捧げて、佐賀県サッカーのために尽力されています。


そんな先生に質問しました。


『選手権どうでしたか?』

すると先生は、

あれをこうすれば良かった。
とか
あーすれば勝てた。
とか

そう言った類の言葉ではなく、

『中1日で大会が進行していく中で分析をするのに多くの時間を割いた。分析をして膨大な情報の中でどの情報を選手に伝えるかを取捨選択するのが大事だった。』

と、今回の課題や今後につながるような発言をされていました。


先生の雰囲気、発言、オーラは全て、ベスト4を逃した監督ではなく、人間として指導者として、尊敬できる監督でした。


私が先生から感じたこと。

それは、起きてしまったことをいつまでも悔やんでもしょうがない。
その事象をどう生かすか、どう解決していくか。

これです。


日本の消防にはたくさんの課題があります。
しかし、今の問題を嘆いた所で何の意味もない。
居酒屋や喫煙所で愚痴ることなんていくらでもできる。
ただそれをして何になる。

私ができることは、僅かでもいい、誰も聞いてなくてもいい。

私ができることを私なりに発信して行動を続けることだと思います。


恩師の言葉で更にやる気が増し増しになりました。

っという自分の人生を再考するきっかけになりました。


やっぱり、凄い人の話はすごいな。
蒲原先生ありがとうございました。


私も高校生達に話せる内容を作ってプレゼンしにきます。


このブログがいつか、
『あのときにいってたヤツやん』
と過去の話になって、
高校生達に行動するキッカケになったらいいなと思ってます。


今日は


『恩師の言葉』

というテーマでお話ししました!


今度とも
せいしろうと
佐賀東サッカー部を
よろしくお願いします😉笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?