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表参道で個展中です

すっかりnoteがご無沙汰になってしまってますが。。。
みなさんこんにちは。イラストレーターの高橋ユウです。
ただいま表参道のギャラリー「ドゥー・ディマンシュ」さんにて個展を絶賛開催中です。


展示風景

今回は「ヨーロッパ」をテーマに展示しております。2年前に「ドイツ」をテーマにした展示では人々の生活をリアルに描いていましたが、今回はどちらかというと「イメージ」が強いです。ヨーロッパ原産の犬達と挨拶を絡めてイラストにしてみたり。

そして雑貨も色々と作りました。メモ帳やポストカード、そしてコーヒー屋さんやお花屋さんとコラボした作品もずらりと並んでいます。

そして、「ヨーロッパ」ということで、なるべく使い捨てプラスチックを使わないようにしてみました。例えば、ドリップパックセットは綺麗なプラスチックケースをやめて紙の箱にしてもらったり、ポストカードは販売時にナイロン袋に入れなかったり。。。。

コーヒードリップパック
ポストカードもそのまま販売


とはいえ、プラスチックを使わざるを得ないものもあるので、多少は使っています。なので偉そうなことは全く言えないのですが。

ただ、日本に住んでいると使い捨てプラスチックの量は異常に感じます。買ってすぐに捨てるのが私自身あまり好きでないので、自分が気持ち悪いな〜っということだけはなるべく排除してみました。こうして素直に自分の気持ちに向き合うこともアーティストの仕事なのかな、と勝手ながら感じています。

そして、今回グッズを作った際に思うことが多かったのが100均の存在。消費者としてはとても便利な存在ですが、クリエイター泣かせな存在なのです。今回、業者さんに頼んでメモ帳を作ってみましたが、「このクオリティは100円で買えるのかもしれない。。。」と思うと値段を高くつけられない。ちなみに友人に見せたところ、「一つのメモ帳でも何種類か絵のバージョンがあるといいよね。飽きないし。」とのこと。
わかる。。。私もしたいよ。でもそれやると確実に赤字になるんだよな〜。。。涙

メモ帳です。こればかりはナイロンに入れました。

そうなんです。。。日本のお客さんってすんごく目が肥えてるんです。
海外では「なかなかないわね」と言ってもらえるのですが、安くて便利で可愛いものが驚くほど簡単に手に入る日本では、消費者の希望にあったものを低予算で作らなければ売れない。消費者に寄り添いすぎて、職人やクリエイターの首を絞めている気がします。

とはいえ、今回、展示のための小箱やカードホルダーなどのために100均を結構使ってしまいました。なるべく使わないと決めていたのですが。。。
消費者サイドに立てば、最高にありがたい存在です。だから100均ってあんなに混んでいるんですよね。。。改めて世の中って難しい。

というわけで、10月6日まで開催しています。
なるべく在廊するようにしますのでお会いできれば嬉しいです!

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