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【活動報告】日本家族カウンセリング協会にて医療者交流会を開催
日本家族カウンセリング協会にて、家族相談士有資格者の医療者オンライン交流会に私(宮本)と久保田医師で携わらせていただきました。
日本家族カウンセリング協会は、家族カウンセリングを積極的に広める団体で、特に日本で数少ない家族支援の専門家「家族相談士」を養成しています。私も、久保田医師も家族相談士の資格を取得しましたが、体系立てて家族カウンセリングについて学ぶことができるのでオススメです。
開催のきっかけ
私が家族相談士の資格を取得したのが、2021年のことです。家族システム論、家族心理学、家族療法等、大変学びになったのですが、その後、実戦でどのように活かしていくか日々模索していました。
そんな中、協会理事の森友先生に交流会を企画しないか?と提案をいただきました。家族相談士の勉強をした後、現場で一人模索しながら実践している医療者はきっと多いだろうと思い、そんな方々が対話できる場があればいいなと考え、交流会の企画が立ち上がりました。
医療者交流会としながら、家族カウンセリング協会にはいろんなバックグラウンドを持つ方々が在籍しています。せっかくなら医療に関心を持つ家族相談士であれば誰でも参加できるようにして、より幅広い人たちと関われるように工夫してみました。
開催の様子
当日は、看護師(訪問・精神科病院)、ソーシャルワーカー、精神保健福祉士、医療コーディネーター、行政関係者、家事調停員、ハローワーク関係者、医療ボランティアなど、多岐にわたる職種22名の方が参加くださいました。国を超えて、韓国からもご参加いただきました。
前半は自己紹介を通して、普段の仕事の紹介、家族相談士になった理由、現場でのモヤモヤなどシェアいたしました。多様な背景を持ちながらも、家族相談士という共通するものがあるためか、現場での課題感は自身の悩みと重なることが多くあり、心落ち着く自己紹介でした。
後半は竹中医師より「どのような医師が求められているのか?」について話題提供いただきました。大学入試の話題からユーモアあふれるお話しをしてくださり、まさに医学部塾さながらのわかりやすさ。
その後、グループディスカッションを行いました。多様なディスカッションがなされましたし、医師も複数名参加していたため、普段気になるけれど聞けないことを気軽に聞く貴重な場にもなりました。
また「どのような医師が求められているのか?」がいつしか「そんな医師をどのように支えるか?」に話題が変わっており、皆様の懐の深さとそれを通して職種感の役割の違いを実感しました。
感想
参加者の方の感想を一部シェアいたします。
・「家族相談と医療」を軸に、多くの職種の方々が集まっていることが、印象的でした。
・ディスカッションの中で医療連携について明日から活用できることを深めることができました。
・患者から見た医療の未来は明るいと思えた事。貴重な時間を割いて、患者と家族を考えてくださっている事に感動しました。患者力を高めたいと思います。
・日本で活動されている方々の具体的なお話がきけたこと。
・最近の医学部入試の方法のトピックスについては、知りませんでしたので印象に残りました。
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素晴らしい広報と司会をしてくださった久保田希先生、わかりやすくかつユーモアあふれる講義をしてくださった竹中裕昭先生、何よりも最初から最後まで手厚いサポートをしてくださった森友由美子先生、本当にありがとうございました。
今後も定期的に開催予定ですので、家族相談士の方は是非ご参加ください!
今後もファミラボでは様々なセミナー、勉強会を企画していきます。こんな勉強会して欲しい等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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執筆:宮本侑達(ひまわりクリニック)
編集:田中道徳(岡山家庭医療センター)