ファミラボとは
ファミラボは医療現場で働く医師が家族支援について学び・深めているコミュニティです。
家族と健康に関わる情報やイベント・活動などをお届けしていきます。
私たちがどんな団体なのか、簡単に紹介したいと思いますのでよろしければお付き合いください。
ファミラボ設立の理由
医療現場ではたくさんの家族や家族問題と出会います。
病院・診療所では、外来・病棟・在宅といった状況問わずたくさんの家族と関わります。通院中の方のうち約30-45%が何かしらの家族問題を自覚しているとされます。
また、家族関係は個人の健康に大きな影響を与えています。
現場で支援が困難と感じる方には、家族内葛藤が強い場合や疎遠で孤立している場合がとても多いです。逆に関係性が良くてサポーティブな家族がいたら、それに勝るサポートはありません。
家族は医療現場で非常に重要な存在です。
一方、現場の医療者が家族支援を学び・深める場は少ないです。
特に、家族支援・家族志向ケア・家族療法の理論は様々な書籍やセミナーで知ることができても、実際の家族は個別性が強く、対象に合わせて支援を工夫する必要がありますが、実践的な学びの場が少ないのが現状です。
そこで、私たちは2019年にプライマリ・ケア医と家族療法専門家と共同で家族支援について学ぶコミュニティーを立ち上げました。
ファミラボの活動
ファミラボでは日々、事例検討や家族療法・家族志向ケアの視点から医療現場でできる家族支援を深めています。また、啓発活動も取り組んでいます。
医師向けオンライン・グループの運営
facebookグループページを利用した医師限定オンライン学習グループの運営を行なっています。(会員131名2022年8月時点)
参加希望者は こちら より申し込みを記入ください。(医師限定)
・ファミカン:オンライン・ケースカンファレンス(月1-2回)
家族療法・家族支援の専門家とともに行う事例検討会です。現場で悩んだホットな事例の相談する場であり、知識を実症例に落とし込む場です。
・ファミレク:オンライン・レクチャー (2月に1回)
家族志向ケア・家族療法の理論の基本を学ぶレクチャーシリーズ です。
その他、グループ内で気軽な交流の場やメール相談などを行なっています。
講演・ワークショップ・執筆活動
医学関連の学会・大学・病院でワークショップ・講演会の実施や、学会誌・商業誌・書籍に寄稿しています。
詳細はこちらです。
ファミラボ運営メンバー紹介
ファミラボは家庭医療/総合診療専門医・心療内科専門医が中心となって運営しております。
さいごに 私たちの思い
家族は大切な「資源」であり、大切な「将来」です。
関係性が良くてサポーティブな家族がいたら、それに勝るサポートはありません。また、生まれ育った家庭環境や現在の家庭環境は、自身の存在や価値観に大きく影響し、人生に強く影響します。
ファミラボでは医療現場からできる家族支援について学びを深め、持続可能な個人・家族・地域の幸せに貢献できるように精進して参ります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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文責:宮本侑達(ひまわりクリニック)