華やかな中国正月を自宅で味わおう!
新年快楽! マレーシアやシンガポールの中華系の方の祝い方を紹介します!(今年は本日1/21が中国正月の大晦日で、明日1/22は元旦にあたります。)
1.まず音楽で雰囲気を盛り上げ!
2.縁起のよいものを用意
3.「福」の字を逆さにして出入り口に飾る
4.大晦日の夕食は家族集まって 餃子または魚料理
5.「しんねんかいらー、ごんしーふぁーちゃい」の挨拶
6.赤いものを身に着ける
7.こどもにお年玉(赤いポチ袋で)
では、それぞれ紹介していきます。
1.まず音楽で雰囲気を盛り上げ!
”Chinese new year song"で検索すると、それっぽいものがたくさんでてきますので、お好きなものをどうぞ!
BGMとして流しっぱなしには、これがおすすめ。
伝統的でありながら、Deep PurpleのSmoke on the Waterのギターっぽいのがあったり、CHA-CHA-CHAっぽいのもあったり、聞き飽きません。
2.縁起のよいものを用意
みかん
中国語では「桔」であることから「吉」を呼ぶということで、柑橘系のフルーツを。
金色のもの
お金がたくさんたまるようにということで、金色の包装のチョコレートなどを。
3.「福」の字を逆さにして出入り口に飾る
これは「福は内!」をあらわしています。
『福』が
出入り口に掲げる ⇒ 家のなかに
逆さにする ⇒ すでにやってきている
その代わりに、
下の写真をスマホの画面いっぱいに表示して
玄関のほうから持ってきて、バックやポケットに入れる
でも十分です。
4.大晦日の夕食は家族集まって 餃子か魚料理
仕事などで離れて暮らしていても、大みそかには家族皆集まり、夕食「 Reunion Dinner(リユニオン ディナー) 」を一緒に楽しみます。
祖先の出身地方によって食べるものが違う傾向があるようです。
北京などの中国北方: 餃子
上海などの中国南方: 魚料理
シンガポール/マレーシアは南方系のかたが多いため、魚料理が主です。
魚料理の場合、少し残して(余らせて)、それを翌日(新年1/22)に食べましょう。
これは
「魚」の中国語の発音が「ゆぃー」
⇒ これは「余」の発音と同じ
⇒「余る」
⇒「財が余っている」
⇒「お金持ちになる」
にかかっていることからきています。
5.「しんねんかいらー、ごんしーふぁーちゃい」と挨拶
「新年おめでとう 裕福になれますように」という意味。
漢字では「新年快楽、恭喜発財」。
発音は正確ではありませんが、勢いで明るく言い合うことが大事です!
正月明ける前から使ってOKです。
6.赤いものを身に着ける
中華系の方の間では、赤は「運を引き寄せる」色と言われています。
赤いTシャツでもいいですし、アクセサリーでもOKです。
7.こどもにお年玉(赤いポチ袋で)
日本でのお年玉と同じです。
6.の赤と同じ理由で、赤いポチ袋に入れて渡します。
こどもは以下のように言って大人にお年玉をねだりにいきましょう。
新年快楽 しんねんかいらー
恭喜発財 ごんしーふぁーちゃい
紅包掌来 ほんぱおなーらい (お年玉頂戴)
(なお、当地では1月1日の新年はそれほど祝わないため、お年玉を2度もらっているわけではありません。)
他にもいろいろありますが、代表的なものを紹介しました。
ひとつでも試して中国正月気分を楽しむことで 少しでも良い年になれば嬉しいです!