【ふぁみかるくん発案の舞台裏】
毎年10月が近づくと、
原点回帰というか、
このサービスを作りたいと思った、
当時の事を思い出します
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2010年から約3年間、
私たち家族は、子どもの病気の事で、
多くの時間を病院で過ごしていました
・こども病院
・千葉県がんセンター
・重粒子医科学センター病院
・筑波大 陽子線治療センター
・国立がん研究センター
・順天堂医院
・千葉大附属病院
それぞれの医療機関では、
医師のほか、多くのスタッフと関わり、
医療に対する尊敬や、
感謝の気持ちが生まれました
そして、満足感と納得感をもちつつ、
ひと段落しました
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しばらくして、私は自分の歯が痛くて、
街の歯医者さんへ行く事がありました
そこでは、
何とも言えない違和感がありました
それは、
「あれ、またレントゲン撮るの?」
「この前、別の歯医者で同じことしたよ?」
「画像ちょうだいよ。私の検査記録でしょ」
そう言えばこの違和感は、
体調が良くない時に受診した、
内科のクリニックでもありました
「最近飲んでる薬は何ですか?」
「健診では何か問題ありましたか?」
「家族で大きな病気をした人はいますか?」
「他の病院では、何と言われていますか?」
医師からの質問に、答えられなくて、
ちぐはぐなやり取りになりました
他にも、
妻の代わりに、子どもを受診させた時、
「今日はどうされましたか?」
「最近、何かで受診していますか?」
「そこではどんな診療結果でしたか?」
「いつからどんな様子だったんですか?」
やっぱり、うまく答えることが出来ず、
先生を困らせてしまいました
何よりこの時は、子どもに対して、
申し訳ない気持ちで、いっぱいでした
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特に3つめは、多くのお父さんに経験があり、
「まずい…」と思っている様です
一方、お母さんは、
「子どもの事は、母親(女性)が負担するもの」
という、諦めの気持ちがありました
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では、
医療の提供側は、どう思っているか
小児科だけではなく、
内科、眼科、救急など、診療科を問わず、
患者から聞く情報が、とても重要だということ
自宅での様子や経過、
使っている薬、それが効いているのかどうか、
他の医療機関での受診内容、基礎疾患など、
可能な限り、正確に把握する必要があります
ただ、
特に外来(入院では無くその日に帰るもの)では、
次の患者さんが待っているため、
適当なところで、話を切り上げる必要があります
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納得感がある医療と、
違和感がある医療との違いは何か?
それは、
医療を利用する側(患者)と、
医療を提供する側(病院)との間に、
・知りたいポイントの違い
・理解度の違い
というズレがあるかないかだと、
気づきました
電子カルテを標準化するという、
近ごろ話題のニュースとは、
視点が異なります
https://www.mhlw.go.jp/content/12600000/000685281.pdf
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このズレを無くし、
全ての人が安心して生活できる世界を、
「ふぁみかるくん」で実現したいと思っています