男が安心してニヤニヤし女が娯楽の対象となる文化

※『Yahoo!』で読んだ記事への感想です

 > 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。
 > 今回は、男のニヤニヤ文化について。

 > 連休中、旅先で出会った日本の男たちの話です。

 という書き出しで始まる内容で。
 この冒頭の一文で内容は推して知るべしなんだけど。

「私はそんな経験したことないです」
 という内容のコメントが結構な数書かれているんだけど。
 それだけでもう、これ書いた人は女性ではないんだな、とあからさまに分かるので。印象操作にもなってないです。残念ながら。
 素直に「これを書いた人は女性だ」と思う人もいる……とか妄想するのは自由だけど。
 女性から見たら、「あ、これは女ではない」と丸わかりです。と言うかむしろ「自分は女ではありません」と宣言しているようなものです。

 大抵の、普通の、女性というものは。
 群れて行動しているものなのです。
 一人が気付かなくても、一人が気付きます。
 気付いた方は気付いていない人に「あれ見て」と言います。
 それぞれ、別のコミュニティに行って「この間さー」と喋ります。別の誰かが「私もある」、また別の誰かが「私の友達も言ってたわー」、またまた別の誰かが「ムカつくけど無視してたら良いやん」などなど。
 自分自身は本当に経験したことがなくても、周囲の殆どはそういう経験をしているし。
 友達たちは。
「あなたが鈍感で気付かないだけで、そういう目で見られてるよ」
 と教えてくれます。
 何だったら、「何時、何処で、誰が、どのように」と具体的に教えてくれます。
 小学校、中学校、高校、大学、社会人になってから……ありとあらゆるコミュニティで、こういうことはついてまわります。
 女というのはとかく情報共有する生き物なのです。
 場合によっては仲が良いとか悪いとかお構いなしに情報共有をするのです。

 酒場で猥談のネタにされているのを気付かずに平気な顔をしている女性は。
 本当に気付いていないわけではないです。
 女性グループなら十中十、グループの全員が気付いているし(目聡いのが必ず一人はいる為)。
 単独行動をしている女性は目端が利くでしょうからまず間違いなく気付いてます。
 気付いていて仲間内や内心で馬鹿にしているだけです。

 もう一つ言うと。
 当事者でない女性/女性グループも、その様子を見て、後日仲間内に拡散しています。
 オバハンやオバハンのグループに何と思われても構わない、と思いますか?
 オバハンの中には、可愛い娘さんがいる方も、美しい姪御さんがいる方もいることでしょう。彼女らは必ず、「こういう男がいるから常に周囲には気を付けていなさい」と娘や姪に大いに注意しています。

「私はそんな経験したことないです」
 そんなことを言うリアル女はいないのです。

 所で。

 ファミ子はかつては薄い本を作っている人でした。
 今現在もまごうことなき腐女子です。
 いうなれば「女が安心してニヤニヤし男が娯楽の対象となる文化」の中で生きておりますので。
 お互い様ですのでお気遣いなく。
 因みに。
 私は「モテたい」などとはまっっったく思っていませんので。
 自由に妄想させて頂きます。
 ありがとう!

:20230720


いいなと思ったら応援しよう!