令和のタートルズプロジェクトとは?
令和のタートルズプロジェクトとは?
株式会社F・A・Mの投資事業部が行っている、天才トレーダー育成企画です。
そもそもタートルズとはなにか? というかたは、こちらのエピソードをご覧ください。
いつものようにたわいもない会話をしていたカリスマトレーダーの二人。リチャード・デニスとウィリアム・エックハート。
「トレーダーって育成できると思うかい?」
リチャード・デニスの問いに、首をかしげるウィリアム・エックハート。
「どうしたんだい? 急に」
「いや、ぼくたちはトレードで利益を上げることができているだろ?」
「そりゃそうだ。トレーダーなんだもの」
「じゃあさ、ぼくらはどうやってこのスキルを手に入れた? どこでこんな能力を手に入れたんだ? それを明らかにすることができれば、トレーダーを育成することは可能なんじゃないか? とまあ、そう思って」
リチャードがそういうと、ウィリアムは首を横に振る。
「無理だ。トレードスキルは才能だ」
「なんだって!? その根拠は?」
「根拠はちまたの人々だ。彼らはわたしたちと同じようにトレードを繰り返しているが、わたしたちのように利益を上げられていない。そういうことだよ」
「それはやりかたを知らないからじゃないかい?」
「ほほう。つまり、やり方さえ学ぶことができれば、誰でもトレーダーになれるっていうのかい?」
「そうだ」
「おもしろい。じゃあ、賭をしよう」
二人の賭のために、投資に関して全くのど素人が集められた。二人は彼らに教育を施すことにした。すると、参加者の80%が市場で利益を出せるようになったのだ。
タートルズの教育に用いられた手法。それはおよそ効果のあるものだったのでしょう。しかし、明確なエビデンスはありません。彼らが行っていた教育方法を、エビデンスの観点から見直し、エビデンスに裏打ちされた教育を施す。それが“令和のタートルズ”プロジェクトです。
トレードにおいて一番大切なのはメンタルを含むマインドです。徹底的にルールを守ること。これができれば誰でもお金を稼ぐことができます。しかし、誰でもルールを守れるというわけではありません。ただ、ルールを守りやすくする心理的なテクニックというものは研究によってどんどん明らかになっています。
とはいえ、人間の心理とは不合理な生き物です。やってはいけないとわかっていても、予測可能な失敗を繰り返してしまう生き物です。
では、いったいどういう状態のときに、予測可能な間違いは起こるのでしょうか? メンタルが不安定なときです。
株式会社F・A・Mでは、メンタルの状態を心拍数の測定やホルモンの観察などでモニタリングしながらトレーディングするという企画を、大学との協力のもとすすめています。
エビデンスや、市場の法則を統計的に解析したものに基づいたトレードを学ぶ。
それが“令和のタートルズ”プロジェクトです。