[イギリス・エディンバラ生活]ダサいプラスチックではトイレを救えていなかった。
以前ご紹介したこちらのダサいプラスチック。
結論を申し上げると、全くトイレを救えていませんでした。
流れが悪くなる→風圧を送る、をくり返す度にちょっとマシになったな、と思っていました。でもどんどん頻度が増してきて、このダサプラスチックじゃダメなんじゃないかと思い始めました。
トイレからボコボコボコボコ音がすることも増え、試しにトイレットペーパーを2切れくらい放り込んで流しても水位が上昇して流れにくいことがたびたびあり、もうこれはトイレとして使用するのが怖い(後のお片付けを想像するとね…)、というところまで来ました。
そんな時タイミング良く(?)来たのが家賃の値上げ通知。
雨漏りもちゃんと直してくれないし、この前はシャワーのドアが壊れてテープでぐるぐる巻きにして固定する状況が2週間以上続いた(直してくれたけどクォリティは低い)のに値上げをするとは何事か。
サインして送り返して〜しなくても21日後には同意したことになるけど〜、
という日本人としては信じ難い所業。
ここからやり取りすること数日(家賃の値上げに応じたんだから対価に見合う仕事して、私たちは衛生的で安全な家に住む権利がある、みたいな事を言わないと業者も寄越してくれないのよ…)、業者①が来ました。クラシアンとかすぐ来てくれるのって本当にすごいと思う
私は不在だったので夫が対応してくれました。
トイレを壁から外したり(!?)して詰まりを確認したが、何も変なものがつっかえてるのは確認されなかったそう。そりゃそうだ、モンスターズインクみたいにトイレで証拠隠滅しようなんてしてないもの。
その日は業者①がとりあえず不動産管理会社に報告する、と言って帰ったそうです。
そこからまた放置されます。
こちらの不動産契約(うちだけ?)では半年に1回かそれ以上のペースで不動産管理会社が内見に来ます。また今月行くからよろしく〜いなかったら勝手に入るけど〜、というメールが来ました。
うん、勝手に入らないでくれるかな(・∀・)
見にくる度に天井どうにかするって言うけど、何も進んでへんやん。何のための内見なのか本当に謎。
そしてトイレどうなったんよ。
なる早で業者を寄越してくれる、と不動産管理会社からメールが来ました。
しかし業者からの連絡は翌日まで無く、急に名乗りの無いSMSが来て業者②が来てくれました。
業者①が言うには詰まりではなく、バルブの問題ではないか、とのこと。
業者②はトイレをそんなに触らず、壁のパネルを外して中を確認し出しました。
こんな空間があるとは、と興味津々で私も見学します。
断熱材やパイプがいろいろ入ってるみたいでした。
トイレとリビングを隔てる壁をトイレ側からとリビング側からの両方から弄り、バルブを確認すると業者②はこの型のバルブね〜、その辺にお店あるの見つけたから買ってくる!待ってて〜、と去っていきました。
そして約30分後、新しいバルブというのを持って戻ってきてくれました。
取り外してあったパネルから新しいバルブを壁の中に戻そうとして…おじさん落としちゃった。
正直修理のために我が家にいた時間のうちほとんどがこの落とした新バルブを拾うことに割いていたおじさん。近くに置いてあった私のクイックルワイパーもどきを勝手に解体し、壁の中に突っ込んでガサガサやってました。
すごーーーく不完全燃焼な結論。
でも私たちに過失がある、みたいなことはなさそうで安心。
そして業者②は帰って行ったのですが、帰った後に夫に状況を説明すると(業者②がいる間はずっと日本と会議してた)
トイレ、壁から離れたままじゃない? と言われました。
え?うわーそうだったのか…業者①は②とか後の人のために外したままにしておいたらしいが、②はマイナスドライバー1本みたいな軽装だったのでトイレを再接着はできなかったと思う。
ということは不動産管理会社にまた連絡か…
不動産管理会社:様子見といてくれる?
いやいやいや、様子見るとか見ないとかじゃなくて、トイレがくっ付いてないの!グラグラしてるの!ネジも業者①が持って行っちゃったらしいの!様子見じゃなくて業者呼んでくれコノヤロー
話が通じないのはイギリスあるあるです。もう慣れました。不動産管理会社のホームページを見ると、この担当者はグラスゴー大学出身とのこと。名門ですやん。名門大卒でも話が通じないイギリス。
ちなみに交換してくれたバルブというのは air admittance valveというものらしく、日本語で何に該当するのか調べてみてもよくわかりませんでした。日本の住宅設備には無い類のものなのかもしれません。
そしてまた業者①を呼んでもらえることになりました。
だが、しかし、普通に来る訳ない。
だってイ(略
不動産管理会社が業者①を呼んでくれると連絡が来てから2日待っても音沙汰ないので、業者①から連絡ないよ??と不動産管理会社に連絡します。
これが無視されます。
家を空ける予定があったので催促もしなかったのですが、不動産管理会社が業者①を呼んでくれると言った日から数えて8日目。
突然ピンポンが鳴ります。業者①でした。
この音がサイレンみたいでこれまた嫌なんですよ。
というかリビング(普段いる場所)からインターホン(玄関)までの距離が長いんです。全速ダッシュでもピンポン押した人(宅配業者さんとか)が居なくなってしまうくらいの時間かかります。(我が家が広いと言いたいのでは無く、構造が謎だということを主張したい)
え?聞いてないよ?
何このドラマに出てくる迷惑な押しかけ姑みたいな発言。(うちのお姑さんにはすごくよくしてもらってます)
おじさん①は手ぶらで来て、状況を確認して2分で戻る、と去り(実際は10分後)、おじさん②を連れて来ますが、あれ?ボルト小さすぎて止まらない、と言ってまた車に戻り、おじさん二人で3回目の正直みたいに直してくれました。
おじさん②は正直何もやってない。
苦節24日。
やっとトイレが直ったようです。これで解決なのか不明なのですが。
長々と愚痴を書いてしまいましたが、ダサいプラスチックではその場しのぎにしかならないので!業者に頼りましょう!!!
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