
CoMETIKのモチーフ=旧アケマス説
ソロライブ「我儘なまま」DAY2より、新ユニット「CoMETIK(コメティック)」が発表されました。
「斑鳩ルカを擁する」との触れ込みで、追加アイドルと合わせて計3人ユニットだそうです。初出PV・8/1リプパを参考にした、CoMETIKこじつけ予想記事を書きます。
斑鳩ルカのモチーフ=音無小鳥説
斑鳩ルカのモチーフですが、筐体でアイマスがプレイされていた時代まで遡ります。
育成アイドルが9人のみだった765プロダクションに、斑鳩ルカと共通する生い立ちのキャラクターがいました。元アイドルの母親・疎遠な父親ペアの事実婚夫婦をバックボーンに持つ一人娘、そんな設定が被るキャラクターが存在したのです。
旧アケマス公式HPのFAQページにて活躍した案内人、「音無小鳥」です。
現役時代社長がプロデュースしていたアイドル、から産まれた娘、という境遇のアイマスキャラは、音無小鳥と斑鳩ルカだけです(2023年8月現在)。これは偶然ではなく、シャニマス側が狙ったことと思われます。

筐体からスポイトカラーされた制服(ユニフォーム765)を着ている音無小鳥は、旧アケマスを象徴しているキャラクターです。彼女をモチーフにしたであろう斑鳩ルカを”擁する”ユニットであるならば、CoMETIKは「旧アケマスを元ネタにしたユニット」だろうと推測しました。
この推測を基に、郁田はるき・鈴木羽那と旧アケマスをこじつけて書いていきます。
アイマス系譜について
〇の系譜

(C)窪岡俊之 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
まず、アイマスコンテンツごとに「〇の系譜」と呼ばれる、色によるアイドル分類法があります。歴代信号機ユニットから、イメージカラーでアイドルを集めた際に現れる特徴をまとめたものです。
蒼の系譜で例えるならば、「歌唱力・世渡り下手・クール…etc」といった歴史を継いでいます。
オーディション名に元ネタが仕込まれているように、シャニマスもアイマス系譜のエッセンスを抽出しています。
キャラ造形でいえば、
亜美真美→双子キャラ枠は大崎姉妹・あだ名キャラは三峰結華
のように分解して組み立てることもあれば、
三浦あずさ「方向音痴なお姉さん」→桑山千雪「道案内が特技のお姉さん」
のようにズラし、系譜へアンチテーゼをぶつけることもあります。
天海春香の継承者=園田智代子
櫻木真乃は信号機ユニットの赤枠ですが、アンチテーゼ枠だと思っています。
初代赤の系譜こと、天海春香を継いでいるのは、園田智代子です。赤の系譜ワード「どこにでもいる普通の女の子」を負えるのは、「クラスに一人はいるごく普通の女の子」である園田智代子ではないでしょうか。
手習いの製菓技術を持ち、二つにまとめた茶髪をリボンで結ったJKアイドルは狙っていると思います。

通常攻撃連打で音符を飛ばし、技でパイ投げする遠距離攻撃キャラ
芸能界にてチョコアイドルを駆使する園田智代子と、天海春香にも共通点はあります。
TOPなりダンXにて、天海春香はパイ投げ攻撃をしていました。
「甘い魅力」という武器を、どちらも持っています。
郁田はるきのモチーフ=旧アケマス春香(のヮの)説

郁田はるきは、同じ4月生まれでおうし座の旧アケマス春香がモチーフだと思っています。旧アケマス春香を語る前に、ネーミング由来から説明していきます。
「郁田はるき」と「天海春香」のネーミング
三峰に「いくたん」呼びされそうな「郁田」姓から考察していきます。
「郁田」=「春香」
「天海春香」の「春香」は、「春の香り」と書きます。五感で季節を感じとるようなステキな名前です。「郁田はるき」の「郁」を辞書で引くと、「文化や香気が盛んなようす」を表している漢字だそうです。「馥郁たる香り」を例に挙げれば、イメージが掴めるでしょうか。
どちらも、嗅覚が喜びそうな漢字です。
「田」は、斑鳩ルカとの関係性を表していると思います。ユニットが擁する斑鳩ルカの「鳩=ハト」は、稲田にたかる害獣でもあります。
「はるき」=「春香」は言わずもがなです。
シルエット

脳深部刺激療法でパーキンソン病患者に電極を刺すポイント、頭部の視床あたりを目掛けて、リボンが位置しています。どちらも似たオシャレをしています。
SHS天海春香と、どことなくヘアースタイルも似ています。
旧アケマス春香とアニメ後春香

アニマスと劇場版では、どのアイドルも放置しないリーダーシップを見せつけました。全員をドームに引っ張るそれは、現・天海春香のアイデンティティにもなっています。
そんなアイデンティティは、アニメ化以前の天海春香にはありませんでした。

10年前の天海春香コミュ動画を見返していただければ分かると思うのですが、別人です。
元々はドジでお調子者で、ひょうきんな女の子だった気がします。(のヮの)
アニメ化にともなって、脚本の都合上なのか聖人君子アイドルにスライドしていました。この、手術レベルのアイデンティティ改造に、天海春香Pたちは合意したのだと思っています。
このように神格化されていった天海春香のアンチテーゼとして、シャニマスの郁田はるきは旧アケマス春香をモチーフに産まれたのだと思います。
郁田はるきが「I want」のカバーをしてくれることを、期待しています。
鈴木羽那のモチーフ=「蒼い鳥」説

誕生日がアケマス稼働開始日の楽曲「蒼い鳥」が、鈴木羽那のモチーフだと思っています。飛躍しているので、順を追って説明します。
鈴木羽那のネーミング=アルストロメリアの作詞家説
鈴木羽那から連想するものといえば、アルストロメリア作詞担当の鈴木静那さんです。
「花ざかり、私達の幸福論」をキャッチコピーに掲げたユニットの歌詞を書かれています。幸福論を謳う、どこか哲学的な楽曲に花を添えておられます。
そして、ハッピーな曲調でありつつも、ギョッとするワードぶつけてくるのがアルスト、ひいては鈴木静那さんの魅力です。
ニヒリズムも ペシミズムも
退屈がテンプレ
まっ赤なりんごは落ちてこない 木の上のまま
ギュ ギュ ギュ 悲劇的 最高
ジャッジメントがくだらない
アルストロメリアの葉は
まわる まわる Cipher
「退屈がテンプレ」「ジャッジメントがくだらない」など、幸せを皮肉るような視点です。
花畑に紛れて、毒を孕んだ美しい花が咲いてるような世界観を描かれています。
もし、鈴木羽那のキャラがそのようなら、
「”夢”って…。それ、死語ですよ?」
ぐらい、Pコミュで言いそうです。
(西城さんのファン、母親ヅラがキツいな…。)
ぐらい、越境イベで思ってそうです。
大崎姉妹とシルエットが似ていますし、アルストロメリアのミームを汲んでいる気がします。幽谷霧子・市川雛菜に続く、幸福論デュエリストになるのではないでしょうか。
「幸せ」の旧アケマス楽曲と、令和版「蒼い鳥」
こじつけるために、「幸せ」をキーワードに旧アケマスと繋げていきます。歌詞に「幸せ」を載せている楽曲を、旧アケマスから探しました。
蒼い鳥 もし幸せ 近くにあっても
あの空へ 私は飛ぶ 未来を信じて
如月千早の持ち歌「蒼い鳥」が、鈴木羽那のモチーフだと思いました。
寒色系統のヘアースタイルですし、カバーしても違和感は少ないと思います。
「幸せの青い鳥」のネタを、鈴木羽那も拾っている気はします。
そして、心を殺して生き永らえようとする姿を写す楽曲は、「神様は死んだ、って」と世界感が通じてみえます。
あぁ、嫌い
綺麗事の刃で 流れた血の黒さも知らずに
イバラの中に落とされた体
絡まって 痛くて 泣いて 裂けて 傷だらけ
いっそ死んでしまいたいな、って
抉り出された劣等感が
ズキズキ ズキズキ 毎日うるさいの
厭
群れを離れた鳥のように
明日の行き先などしらない
だけど傷ついて 血を流したって
いつも心のまま ただ羽ばたくよ
両楽曲とも、傷だらけの孤独を表現しています。令和版「蒼い鳥」=「神様は死んだ、って」な気もしてきました。
CoMETIK性能予想
現在のグレフェス環境に、8組目ユニットがどのように参入するか予想してみました。
浮気デュエット
他3人ユニットの外付けパーツです。
ライブスキル発動で、スキル履歴にCoMETIK以外のアイドルも追加されます。例えるなら、こんな感じです。
鈴木羽那ライブスキル発動→スキル履歴に鈴木羽那・大崎甘奈が追加
もちろん、CoMETIK編成でリンクアピールできますが、浮気デュエットでスキル履歴が繋がりずらいです。
3人ユニットなのに足並み揃いにくいリンクアピール仕様で、ユニットのギスギスした空気を表してみました。
まとめ
6周年からは追加アイドルはナシで、コラボアイドルでかさ増ししていくと思っていました。その試金石が推しの子コラボで、星野ルビー・有馬かな実装でテストされているつもりでした。
斑鳩ルカで打ち止めかと思いきや、普通に追加されたのでビックリしました。
アケマスモチーフのユニットだと思っているので、アイドルマスター TOURS(新アケマス)に優先的に実装される枠だと予想しています。
高山裕介Pが企てているシャニソンコンテンツは、新アケマスに備えているものだと思います。
事前登録やβテストを募集したり、マメに進捗報告したり、新ユニットを発表したりするのも、すべては新アケマス(2024年稼働予定)に間に合わせるためなのです。
シャニソンの妙な開発スピードにも合点がいきます。
CoMETIKが新アケマスに実装された暁には、郁田はるきは「I want」、鈴木羽那は「蒼い鳥」、斑鳩ルカは「オーバーマスター」をカバーしてほしいです。
よろしくお願いいたします。