メギド72 10章4節106

2023年1月14日 23:17

　10章4節106ステージの感想です。アジト襲撃に焦点を絞って書きます。

あらすじ

　ハルマたちがヴァイガルドのメギド72を捕らえて回っています。そこでシバの女王アミーラがメギド72をメギドラルに逃がそうと、アジトにメギドを集めていました。
　ソロモン不在のプレッシャーの中、メギド72はハルマの処刑から逃げて散り散りなっています。
　メギド72がアミーラの想定以上に暴れまわったため、ハルマによるメギド72アジト大虐殺の危機が迫ってしまいました。

　アジト勢と逃亡勢を戦艦メルクリウスに集めてメギドラルに逃がす計画を立てますが、段取り通り進みません。
　「全員が」が修羅場に合流することを危惧し、メギド72は非戦闘員組をアジトに残してしまったのです。アミーラの思惑が共有されていないため、作戦が裏目にでてしまいました。
　アジトに残った側は、このままではハルマに虐殺されてしまいます。

「言うことを聞かなそうな者」組

　アミーラの預かり知らぬところで、アジトに迫る危機を予知した占い師オリアス。
　共有されていない情報を、予言で抽象的ながらも察知します。未来予知はチート能力なので、味方でよかったです。

　アジトで起こる大虐殺からの絶望するソロモン王、というメギド72バッドエンドを視ます。しかし、非戦闘員のオリアスに戦況を動かす膂力はありません。処刑人メギドのフェニックスに予言を託し、協力者を増やすよう頼みました。そして「言うことを聞かなそうな者」が集まりました。

　平時では絶対に人助けをしないメギド達です。そんな彼らも、アジト大虐殺を防ぐために奔走することになります。

アジト大虐殺

　時間は進み、アジトが襲撃されました。ハルマによる大虐殺が始まろうとしています。

図書室組

　図書室で読書しているアンドロマリウスが闇討ちされます。ウコバクの声掛けで背後を躱します。志村けんコントばりの「後ろ！後ろ！」コールで回避できました。
　避けたアンドロマリウスが爆音で悲鳴をあげたので、ハルマが怯んで距離をとれました。ギャグ演出ですが、殺されかけたら普通は絶叫しますよね。

　図書室組の応戦開始です。司書のアンドロマリウスと煮炊きのウコバクで、ハルマと戦います。6章で襲撃されたアンドロマリウスは、図書室に落とし穴を仕掛けて備えていました。隠れたりトラップ仕掛けたり、アンドロマリウスは図書室でホームアローンな活躍をしますね。

サラ

　ハルマの凶刃がサラにも向けられました。ロビーで追いかけられているブエルとジズを庇って、ハルマに立ち塞がります。

サラ「ダメですよ～　小さい子を追いかけたら～」
ブエル「サラさん！？（そういえばサラさんも残ってたんだった…！）」
スナッフエル「個体名サラ、最大の不確定要素が介入した」
サラ「…え～っと？　どちら様でしたっけ？」
スナッフエル「対象がヴィータかメギドか、最終的な判断を下せないため　これまで殲滅が実行できなかった」
サラ「はぁ…」
（中略）
サラ「ぐ…っ！？」
スナッフエル「最終確認として軌道を塞ぎ意識を失わせたのち…」
スナッフエル「…解剖することよって検証する」
サラ「ぐ…　ぐ…！」

　信じられない光景を見ました。
　アナキスに寄生されただけでメギドではないので、サラ自体は無理やり戦争に巻き込まれている一般女性です。
　だからか、イベントシナリオで火事場が起きても、サラだけはギャグ時空で割と安全な立ち位置にいたキャラなんです。いつも不死者アスモデウスの隣でニコニコしている天然お姉さんのサラが、ハルマに締め上げられてノドを潰されようしているなんて予想できましたか。
　ここまで形になった暴力・殺意を向けられたのは、作中で初めてなのではないでしょうか。
　繰り返しになりますが、サラはメギドを強制された娘です。メギド72にも戦争にも本来無関係なので、106で戦争に巻き込まれていて胸がとても痛みました。

幼女組

　ブエルも捕まってしまいました。幼女組も6章で襲撃を受けています。前回は内臓レベルでリョナられていたので、不安です。
　ハルマはニワトリを絞めるノリでじわじわとノドを潰してきますね。息している状態ならどんな暴力でもふるうソシャゲなので、もう止めてほしいです。　
　「言うことを聞かなそうな者」組が間に合わなければ地獄絵図です。