緋田美琴　未実装キャラソン予想　【シャニマス我儘なnote連作】

シャニマス我儘なnote連作　記事まとめ｜ベンプ｜note

　【シャニマス我儘なnote連作】に参加せていただきました。企画主旨は発案者様のnoteをご確認ください。
　外部参加です。よろしくお願いたします。

緋田美琴の未実装キャラソンを予想します。 　

緋田美琴の「過去」と「現在」

　美琴は寡黙な女で、自己紹介でも多く語りません。ですが、14歳で北海道から上京してきた10年間の過去は、生き様を饒舌に語っています。 　
　キャラソンに盛りこめれる要素は10年分の「過去」と、そして、283プロ所属から今日に至るまでの「現在」です。
　美琴を語る上で、斑鳩ルカとの下積み時代・シャニPとの出会いは外せません。
　今はSHHisの美琴ではありますが、キャラソンならば、研修生時代を拾うことも禁じ手ではないと思います。そして、アイドル緋田美琴を見つけてもらえるのは、283プロでなければ叶いませんでした。

　記事では、「過去」と「現在」に分けてから、美琴を季節に紐づけて掘り下げます。それらの要素がどうキャラソンに落とし込まれるか、考えます。

実装コミュから見る、四季と美琴

　四季を通じてSHHisの実装コミュを見ると、夏コミュはにちか・冬コミュは美琴、に多く実装されている印象です。（もちろん例外コミュもあります）

　夏コミュは美琴にもありますが、雨季であったり、かき氷であったり、涼し気です。にちかのような暑苦しさは少ないです。

　10年かけて機械化していく美琴を、四季を借りて表すならどれが合うでしょうか。かじかむ冬の冷たさが、マヒしていく美琴に沿うと思います。
　SHHisにおいて、美琴の過去を象徴する季節は冬だと思います。

冬と「美琴の過去」

蛍火（TOL）

　美琴の過去の雰囲気あう、冬の楽曲を引用します。

あれからどのくらい 時が経ったのだろう
今はもう地下鉄の 新しい駅が出来て
あの頃は 夜の９時になると 音を立て工事をしていたね
それが待ち合わせの いつもの合図のように
二人息を切らし 走っていたね

　テイルズオブレジェンディアの主題歌「蛍火」です。街の開発描写で、上京した研修生時代を表しています。
　コミュの【CHILLY】も【SEASON】も、冬の街中を切り取っています。大自然の冬というより、凍結したコンクリートジャングルのほうが、過去の情景に似合っています。

白く光る淡雪さえ 溶けない程に寒い
そんな夜に出会った かじかむこの手握り
寒い？と笑った君は 今はもうここにいない
鮮やかに咲き 消えてしまう 蛍火

　冬コミュで印象深いのは、斑鳩ルカとの回想です。研修生時代にカフェラテで暖を取るコミュで、ルカと信頼関係が築けていた時代です。
　その温もりとの離別も、キャラソンに盛り込まれるかもしれません。失われた温もりを強調することで、美琴の孤独が強く伝わるからです。

夏と「美琴の現在」

　我儘なままの物販で、アイドルのステッカーが販売されました。
　抽象的に解釈されたアイデンティティをモチーフにして、ピクトグラムで再構築されたものです。ステッカーはアイドルを象徴しているアイテムで、美琴は「ひこうき雲」がモチーフでした。
　素直に読みとると、【CONTRAIL】コミュを拾った内容です。
　その線が濃厚なので、現在の283プロ美琴を推しだしたキャラソンが来ると予想されます。
　ステッカーを手掛かりに、夏の楽曲と絡めて考えていきます。

鳥の詩

　「消えるひこうき雲」というフレーズが繰り返されるので、【CONTRAIL】の雰囲気を狙って挙げました。

あの鳥はまだうまく飛べないけど
いつかは風を切って知る
届かない場所がまだ遠くにある
願いだけ秘めて見つめてる

　現在の美琴にとって一番の成長は、少しだけ将来に目を向けれるようになったことです。
　行く末も分からずレッスン室に籠る美琴に、シャニPが声をかけて、水を与えました。冬の10年間でマヒしていた美琴は、シャニＰと過ごすうちに目指す場所がハッキリしてきました。
　鳥かごで羽をはたたかせていた鳥に、シャニＰが青空を見せたような感じです。
　この成長過程を「ひこうき雲」に託してキャラソンを出すなら、夏空が浮かぶ曲調がピッタリだと思います。

いのちの名前

青空に線を引く
ひこうき雲の白さは
ずっとどこまでも　ずっと続いてく 明日を知ってたみたい

胸で浅く息をしてた 熱い頬
さました風も　おぼえてる

　Keyヒロインではなく、ジブリヒロインの素質を美琴は持っていると思います。 宮崎駿が浮かべる少女像を、そのまま成人させれば美琴になるのではないでしょうか。
　意味不明なことを言っていますが、考えてもみてください。
　仮に、宮崎駿にシャニマスデビューさせたら、緋田美琴を推すと思いませんか？　
　放クラ果穂・ノクチル小糸は一周回って守備範囲外だと思います。中二のあさひがギリギリアウトでしょうか。

　ジブリヒロインのような神性を歪ませず、そのまま24歳になった魅力が美琴にあります。
　木村弓の伸びやかな童謡感が、美琴のパフォーマンスに活かせる気がします。
　「ひこうき雲」をキャラソンに落とし込むなら、映画的な世界観で来てもおもしろそうと思いました。

まとめ

　ステッカーグッズを見るに、283プロ時代を主としたキャラソンで来ると思われます。
　レッスン室の壁がモチーフに出てはないので、研修生時代は拾われる線は薄いです。
　冬コミュのかじかむ寒さは出てこず、曲調も夏の清涼感を感じさせるものだと思います。

　【CONTRAIL】とかの「ひこうき雲」をメインに持ってくるなら、表情に注目してほしいです。 どこかのタイミングできっと笑顔を見せてくれると期待しています。
　ただ、SHHisといえばキレのあるダンスが売りのユニットです。キャラソンにKPOP要素を引っ提げてくる可能性も大です。山根綺さんはペンシルターンできるので、パフォーマンス路線で攻めてくるかもしれません。

　締めは微笑んでくれるんじゃないかと思います。顔をキリっとクールに決めていたらすみません。