Mr.Dark🎩 & Victor Fox💘: Jonathan Pryce as a Disney villain and a British Superstar
⬇️の投稿後も、ジョナサン・プライスおじいちゃんの出演作を色々と見ているのですが、最近見たこの2作がかなり良かったので、紹介します。(すでにあちこちに書いているのですが。。。)
★「何かが道をやってくる」(Something Wicked This Way Comes / 1983)
レイ・ブラッドベリの作品をベースにした、ディズニー制作のホラー映画。古き良き時代のSFX技術が使われていて、1980年代生まれには懐かしいです☺️ 若き日のジョナサンおじいちゃんは、真夜中に機関車に乗ってやってくる怪しげなカーニバル団の団長、Mr.Darkを演じています。↑に載せたYouTube映像の通り、お洒落で邪悪でかっこいいです。なりきり度が凄い!
監督は「華麗なるギャツビー」のジャック・クレイトンで、ドリーミーな、靄のかかったような映像や、奇妙で幻想的な雰囲気、クラシカルでお洒落な衣装、独特な撮り方(構図)が素敵です。最初と最後に出てくる紅葉の湖のシーンや、鏡の部屋のシーン、図書館のシーンが特に美しいです。
よくある話ですが、この映画も製作中に映画会社からケチがつき、監督は追いやられ、撮り直しになったようで。。。若干、ラストがありきたりな感じになってしまったのは、そのせいかもしれません😞 それでも、Mr. Darkと戦う、主演の少年2人&(おじいちゃんにしか見えない)お父さん役の方の好演もあって、なかなか感動できる映画でした。(日本版のDVDは残念ながらないみたいですが、映画はYouTubeで鑑賞できます)
★「夢見る頃を過ぎても」(Unconditional Love / 2002)
こちらは毛色が変わって、ラブコメディ。でも、ただのラブコメと違って、あれこれいっぱい詰め込まれたドタバタ劇なのですが、登場人物がチャーミングで、ハートウォーミングで、とにかく面白かったです💗 主演のおばちゃん(キャシー・ベイツ)、歌も上手くてめっちゃ可愛いです。
カメオ出演の方々もやたら豪華で、👇の予告編に出てこない有名人も出てくるので、見てのお楽しみ。。。♪
ジョナサンおじいちゃんは、世界中のマダムを虜にする🇬🇧のスーパースター、Victor Fox役で登場🎤 スパンコールが眩いキラキラのスーツでシャンパン片手に美しい歌声を披露。50's 〜70'sの甘いポップソングを歌います。ミュージカル仕込みのダンスも披露してて、ウィンクに投げキッスにファンサービス(?)たっぷりでした💘 監督さんもきっとファンなんだろうな〜と思います😉
Victor、早々に連続殺人の被害者で殺されます。。。が、そこから、Victorの大ファンの主婦Grace🇺🇸の冒険が始まり、🇬🇧からやってきたVictorのゲイの恋人と共に、そこへハンディキャップをものともしない強烈な個性の息子の嫁Maudeyも加わって、犯人探し&リベンジ。。。基本ドタバタですが、マイノリティの問題もさらっと描いていたり、英米のカルチャーネタも出てきて面白いです。(「イギリスではパブで皆で合唱するって本当?」「ガイドブックの中だけの話さ」)VictorのCDにDusty Springfieldのカヴァーアルバムがあったり、お葬式のシーンのサプライズも。。。👑🌈 Grace & Maudeyの女子らしい「きゃー!」が楽しくて元気が出ます😸
全編を通して、懐かしのポップソングが満載で、音楽映画としても楽しめます♫(IMDbのサイトにソングリストが載ってます)
☆ミュージカルといえば。。。
ミス・サイゴン、初めて見ましたが、こんなだったんですね〜。凄い!怪しい!(笑)