【日本100名城スタンプ】50.彦根城
日本100名城スタンプを押しに、2023年12月に滋賀県彦根市の彦根城へ行きましたのでご紹介します。
※ 本記事は訪問当時の情報を記載しておりますので、最新情報は公式サイトやお問い合わせなどで確認をお願いします。
スタンプ設置場所の情報
彦根城の日本100名城スタンプは開国記念館に設置してあり、入館料は無料です。
アクセス
彦根駅から徒歩15分
入館料
無料
開館時間
8:30 ~ 17:00
休館日
12/25 ~ 12/31
スタンプまでの道のり
今回はJR東海道本線の彦根駅から彦根城へ向かいました。
改札を出ると大きなひこにゃんが彦根城へは西口コースだと教えてくれました。一方の東口コースは石田三成で有名な佐和山城跡です。またの機会に行きたいですが今回は西口です。
彦根駅を出るとロータリーがあり、彦根城へはまっすぐです。
彦根駅西口には、徳川四天王で彦根藩初代藩主の井伊直政公之像がありました。2023年の大河ドラマでは板垣李光人さんが演じていました。
彦根駅から彦根城までの通りは、そのまんま「駅前お城通り」というようです。わかりやすいです。
駅前お城通りをまっすぐ行くと、滋賀縣護國神社にあたりますので、左へ曲がります。
護国神社を曲がって道なりに進むと、彦根城の水堀と奥に櫓が見えてきました。右手にはいろは松観光駐車場があります。
二の丸佐和口多聞櫓までは、昔47本の松が植えられており、いろは47文字からいろは松と呼ばれたとのことです。
いろは松を歩いていくと、二の丸佐和口多聞櫓が見えました。枡形虎口となっており、かつては外側に高麗門、内側に櫓門が築かれていたそうです。
スタンプ設置場所の紹介
彦根城の二の丸佐和口多聞櫓は日本100名城スタンプが設置してある「開国記念館」となっており、内側に入口がありました。
ただし、訪問時は12月25日~12月31日の休館日にあたり、開国記念館でスタンプが押せませんでした。特例として、表門券売所にスタンプがあるようなので行ってみました。
表門は、佐和口多聞櫓を抜けて左にあります。
表門へ向かって左手には、重要文化財の馬屋があります。城内に残る馬屋は彦根城にしかない珍しい建物だそうです。
馬屋には、馬が21頭つなげられたとされ、実物大のお馬さんが置かれています。
馬屋を左手に見ながら進むと、表門へ行くための表門橋があります。
表門橋を渡ったところに表門券売所があります。
表門券売所の改札に日本100名城スタンプ台があり、係員に尋ねて出してもらいました。
スタンプのデザインはもちろん彦根城天守です。
彦根城について
スタンプが押せたので彦根城を巡ってみました。表門券売所を抜けると山道になり、彦根城が山の上にあるのを思い知らされます。
ちなみに藩主の住まいである表御殿は表門の隣にあり、今は彦根城博物館として復元されています。当日は休館日だったので入りませんでしたが、外見だけでも立派です。
表門山道の先には、橋がかかった天秤櫓があります。天秤櫓は本丸へと続いており、左手の鐘の丸からでないと本丸へ辿り着けないようになっています。
天秤櫓は左右で石垣の積み方が違っており、右側が築城当時の打ち込み接ぎ積みで石がまんべんなく整形されております。左側は江戸時代後期の落とし積みとなっており、石が気持ち斜めに積まれています。
天秤櫓を抜けると太鼓門櫓があり、やっときらびやかな天守が見えてきました。
それにしても攻め手に対する多くの防御に対する工夫があり、実践的にも有用な城だったとわかります。
太鼓門櫓を抜けるといよいよ本丸、天守があります。
天守もそうですが、天秤櫓も太鼓門櫓も内部を見学できます。これほど多くの建造物遺構を内部まで見学できる城はなかなかないかと思います。
彦根城は現存天守のため、他の現存天守と同様に階段が非常に急でした。敵の侵入を防ぐには有効ですが、観光客の往来にはしんどいです。
彦根城天守は他にも附櫓と多聞櫓が構成されており、黒門山道からは多聞櫓と高い石垣が見えます。
本丸の東には庭園「玄宮園」があり、彦根城の入城券で見学できます。玄宮園から彦根城天守がきれいに見えました。
まとめ
今回は滋賀県彦根市の彦根城と日本100名城スタンプについてご紹介しました。
最寄駅:JR東海道本線 彦根駅
移動:彦根駅から徒歩15分
スタンプ設置場所:開国記念館(休館日は表門券売所)
城跡:彦根城(スタンプ設置場所)
彦根城は彦根駅からのアプローチが良く、多くの櫓や天守で見どころが多い城でした。ゆるキャラで有名ですが、徳川四天王の名に違わぬ強力な城に感じました。
昼食に「献上伊吹そば つる亀庵」で年越しそばをいただきました。私は関ケ原の戦い後に石田三成が隠れたのでしか知りませんでしたが、伊吹山で育ったそばを「伊吹在来そば」のブランドにしているのだそうです。とても美味しかったです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。