【続日本100名城スタンプ】139.佐柿国吉城
続日本100名城のスタンプを押しに、2023年3月に福井県三方郡美浜町の佐柿国吉城に行きましたのでご紹介します。
※ 本記事は訪問当時の情報を記載しておりますので、最新情報は公式サイトやお問い合わせなどで確認をお願いします。
スタンプ設置場所の情報
佐柿国吉城の続日本100名城スタンプは、若狭国吉城歴史資料館内に設置されているため、入館料が必要です。なお、休館日は館外に設置されるため、その場合は入館料が不要と推測します。
アクセス
JR小浜線 美浜駅より徒歩35分
JR小浜線 美浜駅よりレンタサイクル15分
開館時間
4月 ~ 11月:9:00 ~ 17:00
12月 ~ 3月:10:00 ~ 16:30
休館日
毎週月曜日 ※休日の場合はその翌日
祝日の翌日
12月29日 ~ 1月3日
入館料
100円
スタンプまでの道のり
今回はJR小浜線の美浜駅から佐柿国吉城へ向かいました。
美浜駅から佐柿国吉城へは約3kmほどで徒歩だと時間がかかるため、今回は駅でレンタサイクルを借りました。
レンタサイクルは改札を出て右の「若狭美浜観光協会」で借りました。美浜駅から若狭国吉城歴史資料館までは電動自転車を使用するほどの傾斜はなかったため、ママチャリを借りました。
美浜駅から国道27号線を東へまっすぐ進むと、10分ほどで右手に佐柿国吉城の案内が見えました。
案内にしたがって進むと、佐柿国吉城の城下町だったのか、情緒ある町並みのあるエリアがありました。
佐柿国吉城までのメインストリートは緩やかな坂道になっていました。登っていくと若狭国吉城歴史資料館が「開館中」の案内。ホッとしながら先に進みました。
スタンプ設置場所の紹介
美浜駅からレンタサイクルで「若狭国吉城歴史資料館」に着きました。
若狭国吉城歴史資料館の立地には、元々「小浜藩 佐柿町奉行所跡」があったようです。
入口の右側には、続日本100名城スタンプのスタンプ台がありました。ただし、この台は資料館の休館日に設置されるようで、資料館の開館中は館内に設置されていました。
今回は資料館に入館してスタンプを押しました。スタンプは受付の横にありました。
若狭国吉城歴史資料館は、佐柿国吉城の歴史が模型やパネルで紹介されていました。個人的に、廃城となった山城の当時の模型を見ると結構テンションが上がります。
佐柿国吉城について
スタンプが押せたので、登山口から佐柿国吉城の本丸まで登城してみました。若狭国吉城歴史資料館から先が登山口です。
佐柿国吉城は、若狭武田氏の家臣である粟屋勝久により、戦国時代の弘治2年(1556)に築城されたと伝わります。越前朝倉氏を相手に約10年の籠城戦を耐え抜き、「難攻不落」を誇りました。登山道には佐柿国吉城の案内板があり、至るところで「難攻不落」の旗が立っていました。
登山道を進むと、佐柿国吉城へ登城するための柵・扉がありました。どうやら熊が出るようで怖いです。
若狭国吉城歴史資料館から佐柿国吉城本丸跡まで、健脚で20~30分と案内されました。いざ登ってみると、かなりの傾斜がありました。距離は500mほどですが、一気に登っていくイメージです。
登山道は100mごとに道標があり、どれくらい登るかの目安になりました。
本丸跡まで200m手前には、伝二ノ丸跡の分岐がありました。登山道から一回下ったところに曲輪がありました。
伝二ノ丸跡は土塁があり、喰違虎口になっていました。特に建物はありませんが、人工的に築かれたものであるのは感じました。
更に登り、本丸跡まで100mまで行くとかなり開けてきました。
100m道標付近から右は本丸跡、左は連郭曲輪群の案内がありました。
連郭曲輪群は、段々に5つの曲輪が連なっており、それぞれかなりの段差があるようでした。
また、連郭曲輪群の一番上は若狭湾が一望でき、気持ちがいい眺めでした。山城の醍醐味です。
戻って本丸へ向かうと石垣跡や虎口跡があり、遺構がちらほらありました。
20分ほどで山頂の本丸跡まで登り切りました。開けており、山麓と同様の案内板がありました。
本丸跡からは佐柿の街並みと若狭湾が一望できました。
まとめ
今回は、福井県三方郡美浜町の佐柿国吉城と続日本100名城スタンプについてご紹介しました。
最寄駅:JR小浜線 美浜駅
移動:美浜駅よりレンタサイクル15分
スタンプ設置:若狭国吉城歴史資料館
城跡:資料館(登山口)から本丸跡まで徒歩20~30分
佐柿国吉城のスタンプは山麓の資料館にあるので、本丸跡まで登山する必要はないですが、本丸跡からの眺めは最高でした。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。