【駅メモ】上中駅BIGパネルに見る名所に行ってみた(若狭熊川宿)
駅メモ!と小浜線のコラボイベント『「駅メモ!&アワメモ」で 行こう!小浜線キャンペーン』の上中駅で展示のBIGパネルに掲載されている「若狭熊川宿」に行きましたのでご紹介します。
コラボイベントについて
上中駅のBIGパネル
駅メモ!コラボイベントにより、小浜線の一部対象駅にBIGパネルが設置されています。BIGパネルには対象駅にまつわる名所写真が載っています。BIGパネルと名所写真については下記の記事にまとめております。
上中駅にもパネルが設置されており、今回は写真の名所と見られる「若狭熊川宿」に行ってみました。
若狭熊川宿へ行くには
若狭熊川宿は、小浜から京都までの若狭街道に位置する宿場町です。小浜で陸揚げされた鯖などの海産物を京都へ運ぶ「鯖街道」の要所として、若狭領主の浅野長政により、天正17年(1589)に諸役免除され、大いに栄えました。
若狭熊川宿へは、最寄駅から「JRバス若江線」で「若狭熊川」バス停下車で行けます。
JR小浜線 上中駅からバス10分
JR小浜線 小浜駅からバス30分
JR湖西線 近江今津駅からバス30分
小浜駅から若狭熊川宿へ
小浜駅から若狭熊川宿までバスで行きました。
小浜駅前のバスロータリーからJRバスに乗りました。
小浜駅から30分ほどで「若狭熊川」バス停に着きました。
自動車で来た方のために、国道303号沿いに若狭熊川宿の案内がありました。
若狭熊川宿について
「若狭熊川」バス停から歩いてすぐ、若狭熊川宿のメインストリートに着きました。BIGパネルの写真はこの風景のようです。
若狭熊川宿の中心地に、若狭鯖街道熊川宿資料館「宿場館」がありました。昭和15年(1940)に熊川村役場として建てられ、鯖街道や熊川宿に関する資料などが展示されていました。
宿場館の裏は「熊川城」という山城がありました。細川幽斎の正室・麝香の実家である沼田氏の居城だったようです。主郭への登山は時間がかかりそうだったので、登山は辞めておきました。
3月の飛び石連休でしたが、観光客はそれほど多くなく、散策しやすい雰囲気でした。
若狭熊川宿の端には「熊川番所」がありました。小浜藩主酒井忠勝が設けたとされ、明治時代の廃止後は民家として利用されていましたが、復元整備され、公開されています。
熊川番所の先には「道の駅 若狭熊川宿」があり、食事や土産目的の観光客で賑わっていました。
せっかくなので昼食に名物の「鯖寿司」をいただきました。若狭湾で獲れた鯖を昆布でしめた鯖寿司で鯖街道の思いを馳せました。
また、若狭熊川宿は「葛」が特産品であり、くず餅や葛まんじゅうが食べられる喫茶店が各所にありました。「旧逸見勘兵衛家」は安政5年(1858)に建てられた町屋で、茶屋として葛まんじゅうがいただけました。
まとめ
駅メモ!と小浜線のコラボイベント『「駅メモ!&アワメモ」で 行こう!小浜線キャンペーン』の上中駅で展示のBIGパネルに掲載されている「若狭熊川宿」についてご紹介しました。
小浜駅・上中駅・近江今津駅からバスで「若狭熊川」バス停下車
最寄駅からは離れていますが、若狭熊川宿は穴場の観光地として楽しく散策できました。駅メモ!対象スポットではありませんが、歴史的な街並みが楽しめて良かったです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。