【日本100名城スタンプ】7.多賀城
日本100名城のスタンプを押しに、2023年7月に宮城県多賀城市の多賀城へ行きましたのでご紹介します。
※ 本記事は訪問当時の情報を記載しておりますので、最新情報は公式サイトやお問い合わせなどで確認をお願いします。
スタンプ設置場所の情報
日本100名城スタンプが設置されている多賀城跡管理事務所は、スタンプ台が屋外に設置されており、常時スタンプを利用できます。特に入場料も不要です。
アクセス
JR東北本線 国府多賀城駅から徒歩20分
利用時間
常時(閉所時も押印可能)
入場料
無料(屋外設置)
スタンプまでの道のり
今回は最寄駅の国府多賀城駅から多賀城を目指しました。
国府多賀城駅構内には、多賀城跡までの案内図が掲示されていました。駅から多賀城碑(壺碑)まで徒歩10分、多賀城碑から政庁跡まで徒歩6分のようです。
観光案内所が駅1Fにありますが、今回は早朝だったので閉所中でした。左の観光協会キャラクターは多賀城外郭南門をイメージした「たがもん」だそうです。
国府多賀城駅の北口から多賀城跡まで歩きました。ロータリーには多賀城外郭南門をイメージした時計がありました。
駅構内地図で「砂利道」と記載があった道は、昨日の雨でかなり水を含んだ湿地となっており、私の靴をずぶ濡れにしましたのでおすすめしません。
砂利道を過ぎて、舗装された道をまっすぐ行くと駐車場がありますので左に曲がります。
左へ曲がった後にすぐ右へ曲がります。すると多賀城跡の外郭南東隅のあたりに入ります。
このあたりが多賀城跡の外郭南東隅のようです。歩道が充実してきましたので進みます。
多賀城跡の外郭線を進みます。手前の池の奥にある青緑がかった盛り上がりが築地塀跡の展示となっています。築地塀の向こう側が多賀城外郭の中というわけです。築地塀に沿って進んでいきます。
築地塀に沿って進み、信号から北に進むと工事中の建物が見えてきました。こちらが2024年公開予定の「多賀城南門」だそうです。見た目はかなり出来上がっていました。
多賀城南門を過ぎて信号を右に曲がると多賀城跡の石碑がありました。階段を登ると、南門を通って政庁跡までまっすぐ続く「南大路」のあたりです。多賀城政庁跡入口の案内に沿って進みます。
南大路は舗装されており、途中で階段状に整備されていました。多賀城跡のメインストリートということで、現在進行形で綺麗にしているようでした。
南大路を抜けると、多賀城跡のメインである政庁跡がありました。正殿跡は舞台のようになっており、礎石が見えるように展示されていました。
スタンプ設置場所の紹介
多賀城政庁跡を北へ過ぎると、「多賀城跡管理事務所」がありました。
9時から開所と情報を見ましたが、土日だったからか、特に開所していませんでした。地元の公民館としても使われているようです。
日本100名城スタンプは多賀城跡管理事務所の前に設置されていました。
スタンプのデザインは多賀城政庁正殿跡と多賀城址の石碑です。黒地が古代城柵っぽさを感じます。
多賀城について
スタンプが押せたので、多賀城跡を巡ってみました。
多賀城は、神亀元年(724)に大野東人によって創建された古代城柵です。「多賀城の位置」「大野東人による724年の創建」などは、多賀城南門北東にある「多賀城碑」に刻まれています。多賀城碑は歌枕にある「壺碑」とみなされ、松尾芭蕉も訪れたことが「おくのほそ道」に記されています。
多賀城は四方を「築地」という土を積み上げて屋根をかけた塀で囲われ、南・東・西に門がありました。前述の通り、2024年の公開に向けて南門の復元工事を実施しています。
まとめ
今回は宮城県多賀城市の多賀城と日本100名城スタンプについてご紹介しました。
最寄駅:JR東北本線 国府多賀城駅
移動:国府多賀城駅より徒歩20分
スタンプ設置:多賀城跡管理事務所
城跡:多賀城跡(スタンプ設置場所)
多賀城は最寄駅から徒歩で行け、スタンプも入場料なしで常時押すことができました。城跡全体は一つの街のように広いので隈なく見ると時間がかかるように感じました。
また、国府多賀城駅南口に「東北歴史博物館」があり、多賀城碑のレプリカや多賀城政庁跡の模型など、多賀城跡にまつわるものが多く展示されていました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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