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春季皇居乾通り一般公開へ行ってみた

2023年4月に春季皇居乾通り一般公開へ行きましたのでご紹介します。


概要

皇居乾通り一般公開は、2015年から3~4月の春季(桜の時期)11~12月秋季(紅葉の時期)に実施されています。通常は立ち入りできない坂下門から乾門まで入ることができます。新型コロナウイルスの影響で中止されていましたが、令和4年(2022)秋季から実施を再開されています。

今回は令和5年(2023年)春季の一般公開に行ってみました。

出典: 宮内庁

行ってみた

4月1日(土)に皇居外苑近くの日比谷駅に着きました。

日比谷駅

皇居外苑を散歩していましたが、桜田門からの桜も綺麗に咲いていました。

桜田門から見た桜

特に桜が綺麗というわけではないですが、皇居といえば二重橋と伏見櫓です。

二重橋と伏見櫓

二重橋を北に進むと、坂下門のあたりに人だかりがありました。この坂下門から乾通りへ入ります。

坂下門へ集まる皇居乾通り一般公開の観光客
皇居乾通り一般公開の入口

坂下門への道は特に並んでいるわけでもなく、観光客が写真を撮ったりしていました。特に外国人観光客が多かった印象でした。立派な櫓門です。

坂下門

坂下門へ入って左手には宮殿の表示が。皇居乾通り一般公開では立ち入れませんが、一般参賀では長和殿まで入れるんでしょうか。

皇居宮殿

皇居宮殿を過ぎると左手に宮内庁庁舎がありました。こちらも特に入れはしませんが立派な建物です。

宮内庁庁舎

また、右手には富士見櫓がありました。江戸城天守の焼失後の代用櫓でした。富士見櫓の方へ行くと皇居東御苑に出ますが、今回は通れません。

富士見櫓

皇居乾通りは、土曜日で天気も良かったので多くの人で賑わっていました(観光客の解像度を下げています)

皇居乾通りの賑わい

普段立ち入りできない乾通りからは、普段なかなか見られない乾通りからの景色が見られました。

乾通りから見た富士見櫓と桜

皇居東御苑から見学できる富士見多聞櫓は、乾通りからだと石垣の上にある外側からの景色が見られます。

乾通りから見た富士見多聞櫓
皇居東御苑からの富士見多聞櫓

他にも、江戸城を築城した太田道灌おおたどうかんの名を冠した「道灌濠」は乾通りからしか見られず、美しい景色でした。

道灌濠

西桔橋にしはねばしを過ぎると乾濠があり、北桔橋門きたはねばしもんから観光客が皇居東御苑へ入る様子が見られました。

西桔橋

乾通りの東側が江戸城本丸跡なわけですが、乾通りから見る石垣は本当に高く、本丸が高台にあったのがよくわかります。

乾濠と奥に北桔橋門

乾通りから乾濠まで行くと、そろそろゴールの乾門に近づきます。

そろそろ乾門

乾通りのゴールである乾門に着きました。

乾門

乾門を出ると北の丸公園や、北桔橋門へ入って皇居東御苑へ行けます。

北の丸公園も桜が綺麗でした
北桔橋門から見た乾通り

まとめ

今回は令和5年(2023)春季皇居乾通り一般公開についてご紹介しました。

  • 一般公開:春季(桜の時期)と秋季(紅葉の時期)

  • 坂下門から乾門までの乾通りを無料見学可能

  • 富士見多門櫓や道灌濠などレアな景色あり

チャンスは春と秋の2回あり、そろそろ令和5年秋季の一般公開があるかと思うので、機会があれば見学してみるのも良いかと思います。

令和5年秋季の一般公開は11/25(土)~12/3(日)のようです。
https://www.kunaicho.go.jp/event/inui-r05aki.html

楠木正成公像近くの楠木茶房で休憩
特選宇治抹茶ソフト

他にも皇居(江戸城)に関する記事を投稿していますのでよろしければどうぞ。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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