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2024/4/9 小旅行小噺

・桜の花弁がタイヤに轢かれてゆく、そんなしづ心もない花の散るらんなわけです。しっかしとて雲一片もない晴天やで!


・さて………………(昨日はお暇を貰っていたから、書くことがなんにもないぞ)


・日記にならずにネタ帳の肥やしになっていた文言を掘り返してみますか!

 貝殻とガラス片を踏むパリパリという音。
 江ノ島鎌倉付近は外国人のシアバターの香り。
 イソヒヨドリ飛んでた!海へ行ってしまわれた
 淡島以来の乗船。波の形がわかるようになっている。視覚の情報処理能力が上がった?
 トンビの影が頭にかかるたび、少し恐怖する。近くでトンビと目が合った

・江ノ島に訪れた際のネタですね。順を追って話していきましょう。

・砂浜を歩くイベントスチル(ソロ)があった。私はスニーカーを履いていたので、砂を踏み締めるのがやや億劫であったが「パキパキ」という小気味良い音が足元から聞こえてきて砂場の上の上を歩けた。踏めば時期に沈んでいく、マリオのちくわブロックみたいだ。

・香りに詳しくないが、鼻が人より鋭敏である自負はある。シアバターを“外国人”と括るのは差別的に思われるかもしれないが、事実清涼と甘めが3:7の比率の匂いがする人が多かった。もしかしたらシアバターという名前じゃなかったかもしれない。雰囲気で香りと言葉を結びつけている。

・イソヒヨドリは、肉眼で観測すると思いのほかビビッドな見た目をしていた。常日頃人工物の前に座って絵を描いていると忘れがちだが、原初色彩というのは地球のテリトリーだったのだと思い知らされる。

・波は、たしかに様々な絵で見かける形をしていた。波形というのは、浮世絵より以前から現在と同様の表現をなされていて、時代を問わない形で連綿と認識されてきたのだろう。時の移ろいによって急激に変化する美的センスとはまったく異なる。

・精悍な相貌でこちらを睨め付ける彼に、自分が怖がってることを悟られないように振る舞う。僅か2m上空にて滑空する、横幅が1mを越える猛禽類に人間は徒手空拳で立ち向かえるのだろうか。どだい無理だろうから、食物とケータイをしまってそそくさと目を逸らした。


・あまり面白いものではなかったけれど、文字は埋まりましたね。平凡な感想でも思考することこそ大事なのだから、マターリしましょう。また明日に。

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