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そこでしか出来ない仕事。

弟子屈町というところは移住者も多いのですが、結構な確率で定年を迎えた人が地方への憧れでご夫婦二人で移住してくるというパターンが多いようです。
で、そうしたパターンの場合、ある程度身体の自由が効かなくなって来たり、地域に馴染めなかったりしたりすると都会に戻っていくというパターンが多いです。
よく観るTVは「人生の楽園」。購読している雑誌は「田舎暮らしの本」。
地方に移住さえしてしまえば文字通り楽園のような生活が待っている。
ん~、まぁ、そういう場合もあるにはあるけれど、必ずしもそうとは限らないですし、実際に「人生の楽園」をたまに見る限りではそう簡単なもんじゃないと思います。
古民家カフェをやりたいという人はここでも多いですが、7~8割は数年で店をたたまざるを得ないということからも、そう簡単なものではありませんよ。とだけ・・・。

もうひとつのパターンはまだまだ働ける段階での移住というパターンです。
こちらに私も入る訳ですが、まだまだ働ける(働かなくてはいけない)状態での移住者の間で問題となるのが仕事の問題。
地方には仕事が無いので移住をためらっているという人も多いですし、実際に仕事の選択肢が都会並みにあるのかと聞かれれば、NOとしか答えようがありません。

そりゃあ音楽業界で働きたいとか、出版業界で編集の仕事したいとか、芸能界で稼ぎたいとか言う場合は地方には選択肢はおろかそうした仕事自体がゼロに近いので無理です。
当たり前です。
ですが、私のように手に職を持っていたり、オンリーワンの仕事をしているのであれば殆どの場合は地方だからと言って仕事がなくなるということはありません。
まぁ、これもまた当然ではありますが・・・。

まだまだ働ける人の中で長く住んでいる人の中で割と多いパターンは、株や仮想通貨、不動産等への投資をしている人でしょう。
私などは額に汗して働くことでしかお金を稼げないので、羨ましいと思う反面で、投資に失敗したりというリスクが無い分これでも良いかなと思ったり・・・。

でも投資って別に地方じゃなくて都会でも良いんですよね。
それどころかほぼ全世界どこでも可能な訳です。
であるならば、何も不便な地方でやる必要もない訳ですから、イケハヤ氏は単に地方に住みたかっただけとも言えますね。

その地方でしか出来ない仕事。

そう、私がまだまだ働ける皆さんにお勧めするのは、投資でも古民家カフェでもなくて、「その地方でしか出来ない仕事をしよう!」ということです。
その地方でしか出来ない仕事って、農業とか漁業とか観光業とかだけじゃなくて、工業やサービス業など多くの業種に渡ります。
例えば農業の中でも、様々な種類の作物がありますが、その土地、その地方にもっとも適している作物であれば、それはその地方でしか出来ない農業になります。
私の場合はゴルフクラブということになるのですが、この写真のゴルフクラブは弟子屈でなければ絶対に創ることが出来なかったと言えるんです。

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だから「Teshikaga,HKD」(←Hokkaidoと入れると長すぎたのでHKDにしています)と刻印をしているという訳です。
実はこれ、ホントもの凄いんですよ。ウチの会社は社長の私一人の超極小の会社ですが、弟子屈だからこそ以下の感想を頂けるようなゴルフクラブが出来ました。
という事で、ちょっと自慢させてくださいね(笑)

「HAYABUSA Iron、芝の上で打ってきました!
もうサイコーです!!
これ、マッスルバックですよね?(笑)
ミスに強いし、ボールは上がるし、なのに打感は気持ち良いし。不思議な感じです。
中空マッスルも使ってますが、打感や上がりやすさは同じくらいで、ミスの許容はHAYABUSA Ironの方が良いですね。

ただ、決定的に違うのがソールと見た目!
このソールはスゴい!
よく抜ける、というか、ターフが取れない。(単に「下手」とも言いますが)
ここ数年、ターフが取れにくいスイングだったんですが、HAYABUSA Ironを打つとより一層取れない。
ヘッドが潜らない感じというんでしょうか。
気持ちよく振り抜けます。

そして見た目!
HAYABUSA Ironの窪み、うん、カッコいい。
トップブレードの薄さ、すごくカッコいい。この薄さ、超好み。
そしてまたバックフェースを見る、やばい...超カッコいい!
おもむろに構えてみる、見惚れる。
これだけでも満足です(笑)
やっぱりクラブの見た目って大事だな、と改めて思いました。

スゴいものを作っていただき、ありがとうございました。
これから大事に使いまくります!
買い替える時が来ても、その時はまたHAYABUSA Ironを注文します!」

(気になる方はHAYABUSA Iron特設ページへ)


私の場合はこうしたゴルフクラブを創るために弟子屈という町に移住してきたんですね。
だからこそオンリーワンの製品を創ることが出来た訳です。

皆さんがもし地方への移住を考えているのでしたら、その地方でしか出来ない仕事を考えてみる事をお勧めします。
実際に行ってみて、現地での生きた情報をしっかりと仕入れてから出ないとなかなか難しいですけれどもね。

もちろんそれはご自身で起業するということだけとは限りません。
その地方で頑張って成功している人や会社は必ずありますから、そうした会社で働いたりそうした人に仕事のヒントを貰ったりするというのもアリです。
それを見つけることが出来たら、ご自身の収入にもなりますし、その地方にとってももの凄い資産になるのですから。

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