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初訓練①

 ハリスホークのベル、初の野外訓練に行ってまいりました。

 外出するときは、移動箱に入れて連れていきます。

 箱へは、餌を食べさせながら入れるのですが、先週は尾羽がかかって失敗。入ってくれませんでした。

 試行錯誤の上、今回は、止まり木に餌を置いて入っていただきました。。

 準備が整ったところで、いざ出発。妻子も一緒です。皆、ベルが飛ぶのを楽しみにしていました。訓練場には10分ほどで到着。

 晴れ時々曇り。沖縄の夏は長いですが、流石に11月ともなると、外も過ごしやすく、気持ち良かったです。(鷹はどうなんだろう?)

 早速、ファルコンブロックを地面にぶっ刺し、鷹の止まる場所を確保。

 そして、ベルを移動箱から出す。慣れない場所なので、最初はパニックを起こし、左手の上で翼をバタバタさせてしまう。慣れもらうためしばらく腕に乗せて辺りをお散歩し、ファルコンブロックの上に乗せてみたが、辺りをキョロキョロ、まだ落ち着かない様子だ。

 そんな中、この辺りをナワバリとしている野鳥たちは、すぐに侵入者に気が付き、やってきた。まず、カラス。ゆくゆくは餌と認識させる予定の鳥である。約20羽ほどの群れでこちらの動きを見物している。ベルは少し怖がっているようである。

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 そして冬に渡鳥としてやってくる、猛禽類のチョウゲンボウもやってきた。人のいるところには、滅多に近づかないのに、ベルがいると分かると近くの建物の屋根に止まってじーーっと観察。威嚇したりすることはなかったが、よっぽど気になるようである。

 たくさんの観客が集まってきたが、ベルは場所に慣れてきたのか落ち着いたようだ。少し羽を逆立たせて、羽ぶるいをしていた。

 ここらへんで、訓練に移っていくこととする。


                               続く


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