奈良県高校サッカー新人大会1回戦~フットボールセンター会場~
2024年の幕開けは例年通りの新人大会となりました!
1回戦はフットボールセンター会場に行ったら強風吹く極寒の中で凍え震える観戦となりましたので、ライト版ではありますが今回も観戦記を残しておきます。
高田商業高校vs香芝高校
この2校は昨秋の高校サッカー選手権奈良大会でBest4に入った高田商業と、優勝した奈良育英をあと一歩まで追い込んだ香芝高校ということで、2024年の動向も気になるチームだったので観戦を楽しみにしていました。
しかし両校とも新チームで仕方ないですが、まだまだこれからの状態でした。
ゲームの流れは前半10分に香芝のセットプレーからの空中戦で高田商業の選手がゴール前にクリアしてしまい、そのこぼれ球を香芝が拾ってゴールに突き刺し先制しました。
その後は膠着状態となり香芝が逃げ切るかと思った後半36分に、高田商業SH6番が左サイドからドリブルでカットインして、起死回生のドリブルシュートを決めて同点とし土壇場でPK戦に持ち込みました!
PK戦も先に高田商業2人目の6番が香芝GKに止められて追い込まれる展開となるも、香芝4人目の11番も高田商業GKに止められサドンデスに持ち込まれれ、最後は香芝6人目の7番が枠外でジュース外したあと高田商業2番がきっちり決めて高田商業が2回戦に勝ち上がりました!
観戦時のポストを確認してみると香芝に対しては…
…と書いていました。
対して高田商業には…
…と書いていて高田商業の両SHの左6番と右10番には、もっともっと中へのドリブルだけでなく、サイドを真っ直ぐ縦にも深さを取るドリブルをしてほしかったし、もし両SHが中へ絞るのなら両SBの左2番と右3番には積極的にオーバーラップを仕掛けて、SBが深さを取ってほしかったと思いました。
高田商業には『オール高田プロジェクト』の受け口として2024年シーズンも頑張ってほしいと思いました!
法隆寺国際高校vs奈良女子大学附属中等教育学校
この試合は法隆寺国際高校の新チームを観ておきたくての観戦となりました。
法隆寺国際のWボランチ5番と7番のお互いの距離感と、DFラインからのボール受け渡しから前進も良かった!
右サイドは7番と11番と9番のトライアングル、左サイドは5番と8番と10番のトライアングルによる、小気味良いパス交換からのサイドアタックは気持ち良かったです。
試合は法隆寺国際がボール支配しながら押し気味に進め後半に2得点しての快勝でした!
ハーフタイムでのポストは下記の様な感じでした。
試合終了後のポストはかなり満足してましたね!
女子大附属に対しては法隆寺国際の決定力不足もあったとは言え、堅実に守っていたな…という印象でした。
畝傍高校vs高田高校
高校サッカー選手権奈良大会で観戦した畝傍は既に新チームと言っても過言ではなく、2ヶ月経過してどんなサッカーするのかな?と興味を持って観戦しました。
正直なところ高田相手だと前半で勝負決まるだろうな…て考えていたので、軽く序盤だけ観て帰ろうと思っていたら畝傍が圧倒的に押し込んでも、最後まで高田のゴールを割ることができず結局PK戦まで観てしまいました。
メモを取ってなかったので記憶を辿る事になりますが、パススピードのあるボール循環から繰り出す縦パスからのビルドアップが、前の試合で観た法隆寺国際以上に小気味良く驚きました。
順当に勝ち上がれば準々決勝の奈良育英相手に、どんなゲームをするのか観てみたくなりました。
そう思うと高田が終了間際のカウンターチャンスを決めていたら、このクオリティを魅せた畝傍も初戦敗退やっただけに、畝傍CB10番とSB2番のプレスバックが土壇場で勝利の女神を引き寄せたんだと思います。
こうきさん、情報ありがとうございました!
最後に1回戦全12試合の結果は下記ポスト通りです。
そして、2回戦の対戦カードと会場は下記ポスト通りです。
2回戦はナラディーア会場に行って県1部リーグ所属の山辺、一条、生駒、天理の4校を観てきます!
また今回の様なライト版になりますが観戦記をアップしますね!
最後まで読んで頂いてありがとうございました。