リーチ40
こんにちは。ふぁるこです。春ですね。あれやこれやも一段落です。
今日はこちらの問題集をご紹介。
先日の授業で、生徒の一人が突然英語を前からすらすら日本語に訳してきました。驚いて何があったか聞いたところ、学校の宿題で上記の美誠社のリーチ40を一冊集中してやったとのこと。
何度言っても後ろから訳すのをやめなかったのに、この問題集すごい! そう思って調べたら、一般には販売していない学校専用の書籍でした。そして・・・その後2週間もしないうちにその生徒の英語は元通り「後ろから訳す」パターンに。
担当講師として悲しみに暮れている暇はないので、この出来事から得られる教訓を記録しておこうと思います。
① 学校の宿題は真面目にやろう:英語に限らず、学校の宿題っていうのは自分のレベルに合っていれば、本当に有効です。この生徒さんにはこのレベルがドンピシャだったんですね。英語の長文のレベルは、少し易しいかな、と感じるくらいで十分です。長文の宿題が難しすぎて歯が立たないと思ったら、まず解説の和訳をしっかり読みましょう。それから英文を読むと英語への抵抗感が激減します。「日本語読んじゃ意味ないじゃん」って思いますか? 私は英語の勉強にはとても有効と思っています。
② 多読は前から理解する癖を付けるのにも有効:多読+締切で後ろから訳す時間がなかったのか、自然に前から訳が身についていました。人間の能力は無限大です。こういう事があるから英語講師はヤメられない。
③ 続けないと英語力は落ちる:これね。私自身も経験があります。生徒さんたちにもよく起こっています。使わないと忘れます。できる人も油断大敵。受験生は歯磨きくらい毎日英語を読もう。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。