自分の首を絞めながら生きるのはやめよう
『余裕がある』という事は生きるうえでかなり重要な要素だ。
余裕がないと遠くで起きていることはもちろん、近くのことすら気付けない。
そして気づいた時には致命傷を負っている場合もある。
いっぱいいっぱいだと、何もいいことはないのだ。
そのくらい生きる上で『余裕がある』と言うのは重要なのだが、多くの人がそれに気づいていないだけではなく、余裕がない方へ進んで行ってしまう。
例えば、通勤時間が長かったり、背伸びして車や服などを買ったり、1番余裕がなくなるのは住宅ローンだろう。
家を買ってしまうとそこに住まなくてはいけないし、毎月ローン返済しなくてはいけない。
それも35年間もだ。
僕は今ちょうど35歳なので、両親が僕が生まれた時に家を建てていたら今までずっと払い続けていたことになる。
そして、今僕が住宅ローンを組んだら35年間、すなわち70歳になるまで払い続けるのだ。
今から35年後の世界なんてどうなっているか、見当もつかないどころかたった5年後すらどうなっているかわからない。
それなのに昔の方法(高度経済成長)を引き継いで今の人たちも当たり前のように住宅ローンを組む。
この住宅ローンを組んだ人たちはほとんどと言っていいほど、ケチになる。
それは簡単なことで、お金に余裕がなくなるからだ。
お金だけじゃなく、これらの人は時間にも余裕がない人が多い。
なぜなら彼らの仕事は労働者が多いのだ。
労働者は自分の時間と引き換えに賃金を得ているので、多く稼ぎたければ長く働くしかない。
そして、働いたお金は生活費やローン返済へ消えていくのだ。
これでは余裕もないし、いい循環にはなれない。
少しでも時間もお金も余裕が有れば良い循環が生まれ更に時間にもお金に余裕が生まれる。
この方が人生が豊かだと思う。
『余裕がある』ことは本当に大事なのである。
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