『新しい体験に消極的な人』と『新しい体験に積極的な人』
今の時代は体験こそが重要であり、価値があると叫ばれている。
僕もとてもそう思うので、共感する。
ではどうして体験が大事になってくるのか考えてみたいと思う。
そもそも体験とは宇宙に行くことや、食べたことのないものを食べること、行ったことのない地へ出かけることなどさまざまなことがあるが、もっと身近な体験も山ほどある。
例えばUberを使うとか、キャッシュレスで支払いをするとか、EVを運転してみるとか、Kindleで電子書籍を読むとかこのような身近な体験もとても大事だろう。
例えばUberを使ったことがない人はその便利さを想像することしかできない。体験して初めて、良いところ悪いところが見えるし、Uberを使った体験を使ってもっといいアイデアが生まれる可能性もある。
キャッシュレスもそうで使ったことがない人や積極的に使わない人はキャッシュレスによって生まれる産業や新しいサービスの形を想像すらできない。
EV反対な人はEVに乗ったことがあるのだろうか?乗らずに、体験せずに否定してる人の方が多い気がする。
Kindleも、紙の本の方が良いと言っている人ほど使ったことがない気がするし、普段ネット記事やニュースをスマホで読むのとKindleの“本”を読むのとでは何が違うのだろうか?
紙の方が良いのであれば“紙の新聞”でニュースを読んだ方がいいのではないだろうか?
話しは少しずれたが、身近で出来る体験からするべきだし体験したことがないなら否定するべきではない。少なくとも一度体験してみてから意見を言うべきだ。
体験の重要性は今後はどんどん増すので、『新しい体験に消極的な人』と『新しい体験に積極的な人』とでは大変大きな格差がうまれる。
これは前者がとても不利で後者の方が話しは面白いし、いろいろ考える機会があるのでビジネス的にも良い方向に向かう可能性は高いだろう。
大金を使って宇宙へ行けとは現在は言わないが、せめて簡単に出来る身近な体験から積極的にしその体験に対して思考する習慣をつけるべきではないかと思う。