シャニマス 6.5thで見たグッバイの真の姿の話
はじめまして。
283プロダクション ノクチル担当 樋口円香Pのファルと申します。
初めてnoteを書きますので拙い文書ですが、最後までお付き合い頂けますと幸いです。
まずは、遅くなりましたがシャニマス6.5thライブChapter283、皆様お疲れ様でした。
私は現地参戦はDay2のみでしたが、いや、ほんと最高でしたね!!!
ノクチルPとして個人的に一番印象に残ったのは、やはり本編ラストに披露された「グッバイ」、今回はこれについて語りたいと思います。
個人的な解釈の話なのであしからず…
シャニソンで初めて見たグッバイの印象
正直に言うと、今までのノクチルの曲の中では少し、なんというかチープさを感じました。
私は曲を聴く時に一番歌詞に注目するのですが、全体を通してよくある別れの曲なのかなという印象でした。
昔から仲の良かった「僕」と「君」の関係性が成長するにつれて変化していったのかな?「君」は成長していって、「僕」はずっと「君」を想っていて、それで最後は失恋したのかな?なにかあって「グッバイ」、お別れして終わる。
こんな感じの印象でした。
まぁ、よくある話、この「グッバイ」は「君」に向けて言ってるセリフなんだろうな…と…
これが違った!!!!!!!!!
以下、2番以降の歌詞に触れていきます!
現地でフルを聴いた後の「グッバイ」について
まず2番Aメロで新たな登場人物が現れます。
「君」の視線の先にいる「あの子」です。
ここでシャニソンの尺ではあまり触れられていなかった失恋というテーマがハッキリします。
あぁ、「君」は「あの子」に恋をして変わっていったのだな…と。
「僕」は誰より「君」の近くに居て、「あの子」恋して変わっていく変化に気付いているけど、「君」は「僕」の気持ちには気付いてくれない、本心では気付いて欲しい、そんな気持ちが切実に歌われててなんとも切ない気持ちになります。
はい、もうすでにシャニソンだけ聴いていた時からはだいぶ印象が変わっているのではないでしょうか??
ここからサビです!!
「そんな風に笑うんだね あの子の前だと ねぇ」
切ねぇ!!!
ずっと、一緒にいたのにそんな顔を「僕」は知りません。
そして、その笑顔は「僕」には向けられておらず、「あの子」に向けられているのです。
ずっと側に居た「僕」ではなく「あの子」です…
そして、その笑顔が眩しくて焼きついて頭から離れない…切なすぎます…
ずっと好きだった「君」はもう「あの子」に恋をして成長して変わってしまって「僕」が知らない一面を持つようになっています。
そんな「君」をみて「僕」はどうなるのか??
その真相はラスサビで判明するのです。
ラスサビでわかる、「グッバイ」の本当の意味
2番までで「あの子」に恋をして変わった「君」をみた僕はどうなるのか…
この気持ちを心にしまって鍵をかけるのです。
なぜか!?
この気持ちを言葉にして伝えてしまったら、「君」との関係は音を立てて崩れてしまうから!!
たがら、鍵をかけてしまったままにしておくのです!!
だって、そうしたら、綺麗なままで記憶を残しておけるから!
「僕」は「君」のことが大好きで大好きで仕方がなくて、ずっと昔から思い続けていて、誰より近くにいて、「君」のことは誰よりもわかる、だから、今「君」の気持ちは「僕」に向いていなくて、この気持ちを伝えても実らないし、そうなってしまったら、もう2度と今までみたいな関係には戻れない。
なら、このまま自分の気持ちは心の奥にしまっておいて、綺麗な思い出のまま残しておこう…そうしたら、今まで通りの「僕」と「君」でいられる…
「君」のことを本当に想っている「僕」の気持ちが痛い程伝わってきて、本当に辛くなってしまいます…
大好きだよ 大好きだよ
と繰り返されるように、今でもずっと「僕」は「君」が大好きなんです!
それでも、自分の気持ちには鍵をかけてしまっておく、じゃあ、「君」のことが大好きな「僕」とは…?
そう!!
このタイトルの「グッバイ」とは…
「君」のことが大好きな「僕」自身へ向けた言葉だったんです!!
1番サビでこの歌詞を使わず、最後の最後にこの歌詞を使ってくる、そうすることでこの歌詞の本当の意味がわかるなんて…脱帽です…すごすぎる…最後に持ってくることで歌詞の意味が全然違うものに変わりました…
6.5th現地でこの曲を聴いた時に今までの印象が全て吹き飛んで、意味を理解した瞬間に号泣しました…
最後に後ろを向いて振り返らない演出も、今までの「僕」とは「グッバイ」したから、もう振り返らない、そんな風にさえ感じてしまいます…
若かりし頃に誰しもが経験したような淡い恋の物語でしたが、これを現役JKで幼馴染のノクチルが歌うのも完璧な采配…
シャニソンで使用されている1番サビ〜ラスサビだけの部分では正直失恋の曲なのかな?程度の理解でしたが、フルで聴くことによってこんなにも顔を変えるのか!?
今までのノクチルは爽快な青春曲が多かったですが、同じ青春でも切なさを含んだ新しいノクチルが生まれた…そう感じる1曲に仕上がっているなと感じました。
最後に
ここまで長々とお付き合い頂きありがとうございました。
重ねてになりますが、これは私個人の解釈なので、皆様それぞれの解釈があると思います。
自分の思うそれぞれのノクチル、それぞれの「グッバイ」でこれからも推しを応援していきましょう!!
やっぱり、
アイマス最高!!
シャニマス最高!!
ノクチル最高!!
2ndシーズンライブ、7th青森、現地参戦予定なので、いつかお会いできたら、ぜひあなたの「グッバイ」についてを聞かせてください。
ありがとうございました!!