元マネージャーが語るFAKY 前編
みなさん、はじめまして。
元マネージャーです。
このたび2017年6月14日にリリースされたFAKYのメジャーデビュー作品「Unwrapped」のリテイク「Re:wrapped」が6月17日にリリースされることになったということで、その元となる「Unwrapped」に関連した4人体制時代のお話を書かせていただきたいと思います。
◆FAKY「Re:wrapped」※プレオーダー期間とのことなので、是非ご予約くださいm(_ _)m
https://itunes.apple.com/jp/album/id1512393091?app=itunes&ls=1
僕が彼女たちのマネージャーをしていたのは、グループ発足当初~2018年中頃までなのですが、Anna, Lil’ Fang, Mikako, Akinaの4人で活動していた時期が一番長かったかと思います。
現在は別のプロジェクトのスタッフをしているのですが、当時の経験は今でも自分の糧になっていて、僕自身にとっても大きな財産です。今回はそんな時期の話をいくつかご紹介できればと思いますので、よろしければお時間がある時にでも読んでみていただけると幸いです。
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さて、時は遡ること2014年末、詳しくはおかっぱさんの記事を参考にしていただければと思いますが、FAKYは発足当初の5人体制からDianeとTinaがグループを抜け、新しくAkinaをメンバーとして迎えて4人体制で再始動することが決まり、僕たちはその準備を進めていました。そして、実際彼女が来日したのが、2015年の1月でした。来日当初はAkinaはまだ日本語がほとんど出来なかったのと、日本の携帯も持っていなかったので、連絡は英語を使ってメールでやりとりしていたように思います(ちなみにAkinaが来日した時に英語ができないとマズイと思い、昔見ていた海外ドラマやアニメの映像をひたすら見て勉強をしてました)。
最初のAkinaの仕事はFAKYの当初の5人時代の楽曲のレコーディングだったと思います。ライブに来ていただいているみなさんは聴いたことがあるであろう「Better Without You」や、「P.O.V.」という楽曲のレコーディングをすることからグループのメンバーとして活動をはじめ、ちょうど同じ頃に4人体制で初となる楽曲「Candy」のレコーディングをしたように思います。
「Candy」についてはよく覚えていて、新しい体制ではじめてレコーディングをするにあたり、avexのオフィスにメンバーみんなで集まって、未来への意気込みを話した気がします(なお、このタイミングはFAKYは活動休止中です)。
「Candy」のMVは2015年の年末に撮影しました。撮影前日にAkina以外の3人は都内で深夜のクラブイベントにFEMMさんと一緒に出演していて、そのままイベント終わりで横浜まで移動して、朝から撮影に臨みました。「Candy」はおかげさまでFAKYとしてははじめてYouTubeで100万回再生を超える代表作になりました。ちなみに、本編にはありませんが、実は撮影したシーンの中でメンバーがピニャータを割るというシーンがありました。最終的にカットになってしまったんだと思いますが、、、写真を見るとこんなシーンもあったんだなぁと思いますね(笑)個人的にはぜひ本編で使ってほしかったなぁ、、、なんて思っていたり。。。
話は前後しますが、2015年春には「Who We Are」、「You」、「Afterglow」と3曲まとめてレコーディングをしました。2018年にリリースされた「Who We Are」は実はこんなに前に録音していたんですね。
そして余談なんですが、以前AkinaがInstagramで海外の方からの「What’s your favorite FAKY’s song? (FAKYのどの曲が好き?)」という質問に対して「A song not released yet (まだリリースされていない曲だよ)」みたいなやりとりをしていたのを見て、多分この曲のことを言ってるんじゃないかなぁと思ったことがあります(勘違いだったらすみません)。
なお、お気づきの方もいるかと思いますが、MVは2017年のワンマンライブの直前に撮影していまして、その一部を使ってワンマンライブの転換映像を制作しています。というのも、このワンマンライブ自体のテーマが「Who We Are」をメインに据えたものになったからです。2018年にリリースされたシングル「four」にこのライブ映像が収録されていますので、是非ご覧になってもらえるとうれしいです。
Single「four」▶https://shop.mu-mo.net/avx/sv/item1?jsiteid=ANMS&seq_exhibit_id=236012&categ_id=30682
話は戻りますが、2015年5月くらいには、4人ではじめてとなるアーティスト写真の撮影をし、その後大沢伸一さんにプロデュースしていただいた「Keep Out」も制作して、いよいよ10月にFAKYは再始動します。この時もグループ発足当初のオマージュでメンバー1人ずつのティザー映像を作って1日ずつ公開する形にしましたが、あえて新加入のAkinaを1番目にしたのを覚えています。ちなみに、なぜAkinaが来日してから再始動までに10カ月もかかったかというと、当時FAKYのメルマガに登録してくださっていた方を対象に開催した「FAKY新曲試聴会」というイベントに来ていただいた方はご存知かと思いますが、Annaが春にレッスンで足をケガしてしまい、その影響でFAKYの再始動が遅れることを余儀なくされたためでした。
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こうして歴史をたどっていくと散らかりそうなので、ある程度絞って話を書いていこうと思いますが、タイムラインでいくとこの後は「Are You OK?」が個人的に印象深いかなと思います。確認したところ2016年1月に完成していたようです。この曲はMVと言いますか、この曲をテーマにした選択式のドラマのビデオがYouTubeに公開されています。Mikako主演でかの著名な李闘士男監督にメガホンをとっていただいた作品です。
彼女は当時演技の経験がほとんどなかったように思いますが、持ち前の負けず嫌いを発揮して、かなりタイトなスケジュールの撮影を消化していっていたように思います。
ちなみにそのサイトはコチラです。▶https://areyouok.jp/
その後ライブ等でもたびたび披露することになるこの楽曲ですが、このドラマのこともありMikako本人の思い入れが特に強いんじゃないかなと思います。
そして、「Surrender」の制作がはじまります。
つづく
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