スタッフが見たHistory of FAKY - Part 5

2019年8月に発表した「GIRLS GOTTA LIVE」を皮切りに、ダンスシングル3部作でFAKYのサードシーズンが幕を開けました。
このタイミングからTakiとHinaの2名が新メンバーとして加入。ここからの彼女たちの勢いはみなさんもご存知の通りです。
改めて、5人の最初のMVをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Um0Yk3ahDCA


そしてこれに先駆け2018年末、Annaの卒業ライブとなった恵比寿リキッドルームでのワンマンライブ。
新加入の2名が、新曲の発表を待たずして初めてフェイマニのみなさんの前にお披露目となりました。

ライブの終盤、アンコールで数曲披露した後に、4人のメンバーに呼び込まれる形でTakiとHinaがステージに登場。Annaが2人を紹介し、全員で「CANDY」をパフォーマンスしました。

Annaも含め、最初で最後の"6人のFAKY"でのステージ。
とても力強いパフォーマンスでした。


この”初登場"は、事前告知なしの完全サプライズ。Annaの卒業というメモリアルな公演でありながらも、「FAKYは止まらない」というメッセージを込めた演出でした。

そして、この演出についても、実はメンバーの意見が色濃く反映されています。


もともとは、この"6人でのパフォーマンス”でライブを終える方が良いのでは、との意見が一部スタッフの間で出ていました。一番華やかで、”今まで”と”未来”が両立する形でライブが終えられるのでは、と。

ですがオリジナルメンバーは、「CANDY」を6人でパフォーマンスをした後、TakiとHinaはみなさんにご挨拶し、ステージからそこで送り出す。そして最後は4人で「SUGA SWEET」で終わる、という演出を提案。
最終的にこの流れでライブを終えることになりました。

「フェイマニのみなさんは、新メンバーの加入自体がサプライズ。中には新メンバー加入をどう受け止めて良いか戸惑う方もいるはず」
「そしてそんな中、初めてFAKYとしてステージに立つTakiとHinaにとってはパフォーマンスの後ステージにそのまま残ると、ともすれば窮屈な思いをするのでは。パフォーマンスで熱が最も高まったタイミングでステージから出る方がやりやすいはず」
「フェイマニのみなさんとコミュニケーションを取るのは、新曲のMVを観てもらい、2人のことを知ってもらってからの方が良い」
FAKYとしてフェイマニの気持ち、そして新しい仲間の気持ちを考えた、ステージに立つ人にしか出来ない良い判断だったと思っています。


新メンバーとして加入した2人について。

Takiは、もともとフィリピンで有名人でした。15歳の頃から映画やドラマ、バラエティ番組に多数出演。日本で言うところの「笑っていいとも」のような帯番組にもレギュラーで出演しており、大活躍をしていました。
スタッフもFAKY加入前のTakiに会うためフィリピンに行きましたが、レストランで食事をしていると中高生くらいと思われる女子たちにたくさん声をかけられ、一緒に写真を撮ったりと、その人気を肌で実感しました。
女優・タレントとして既に成功を収めていた彼女ですが、当時からダンスの才能もピカイチ。著名なダンサーのワークショップに参加するために日本に来ることもあり、既に界隈では話題になっていました。
そして、FAKYへの参加が決定。

当時フィリピンでは映画の最新作の撮影が終わったばかり。実は加入当初は、フィリピンでの仕事との関係で行き来をすることもありました。
フィリピンでの成功の最中、ある意味ゼロからのスタートとなるFAKYとしての挑戦を選んだTaki。天真爛漫な性格で、フィリピンではファンの方々はもちろん業界関係者からとても愛されていて、そのポテンシャルは既に証明されています。
これから、世界中の方々にその魅力が伝わっていくと確信しています。


もう1人がHina。
彼女は、あの小室哲哉さんが最後にプロデュースしたグループ・Def Willで、小室哲哉さんが最後にセンターに選んだ才能です。当然のことながらデビュー前から大きな話題となっていましたし、音楽業界以外の方からも「あの可愛い子誰!?」と良く聞かれたのを覚えています。
そしてDef Willが突然の解散を迎えたタイミングが、ちょうどFAKYも新メンバーを入れて再スタートをしよう、と動いていた時期でした。これも運命だったんだなと思います。

いつもFAKYを応援してくれていたり「オオカミちゃん」を見ていた方は既にご存知かも知れませんが笑、Hinaはとにかくまっすぐな、何事にも真摯に向き合い、しっかり取り組む性格の持ち主です。
FAKYとDef Willは同じ事務所だったこともあり、お互いの事はもちろん知っていましたが、歌もダンスのスタイルも違っていました。そんな中、Hinaは少しでも早くFAKYにアジャストしようと、マネージャーに頼んでレッスンや自主練を、とにかくたくさん入れていました。そして実際に、彼女は驚くほど短期間でグループに自分のスタイルを合わせ、FAKYに新しい一面をもたらしてくれました。
もしかしたら小室哲哉さんも、そんな彼女の内面こそが、彼女の最大のポテンシャルだと思っていたのかも知れないなと思っています。


ここまで簡単に(?)、FAKYの歴史を振り返ってきましたが、本当に全員ソロでも活躍出来る、尖った個性が集まってグループを形成しています。

そしてこの5人で作り上げているサードシーズンからのFAKYの大活躍は、すでにみなさんご存知の通りかと思います。
この時代に、まさに”NEW AGE"代表として世のみなさまに受け入れられていくのは、長くこのプロジェクトに携わってきたスタッフとして、本当に嬉しい限りです。

最後に。


ファーストシーズン、セカンドシーズンから応援してくださっているみなさん。
いつもありがとうございます。グループの形が変わっても、いつも変わらぬエールを頂けて。。。みなさんがいてくれたから、このプロジェクトがこうして続けてこれました。


FAKYのことを最近知って、好きになってくれたみなさん。
安心してください。
「今」のFAKYが、間違いなくFAKY史上一番かっこいいです。一番魅力的です。
そしてそれをいつも、更新してくれています。
もちろん今までのFAKYも、それぞれのタイミングで最高でした。ですが、「今」が間違いなく一番で、最高です。
そして、みなさんは将来、立派な「古参フェイマニ」となっているでしょう笑


FAKYの旅は、まだ始まったばかりです。
これからたくさんの素敵な思い出を、メンバーとフェイマニで作っていくでしょう。
この先どんな景色が待っているのか、今から楽しみでなりません。

スタッフが見たHistory of FAKY - おわり

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